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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
久々に「新ばし 笹田」訪問。
先週、月曜の夜は実に久々「新ばし 笹田」訪問。

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前の週に電話で予約。まだ在宅勤務は続いているのだが、緊急事態宣言も解除となって一月あまり。いずれ第六波が来るとしても、感染者も殆ど居なくなったこの時期に馴染みの店を訪ねて応援しておかないと。

風の噂で聞いていたが、一番弟子の「笹田の海老蔵」は3月で上がったのだとか。「鮨竹」で働いていた兄貴が3月で故郷に帰るので一緒に実家に戻ったとか。前に一度本人に「兄貴と一緒に帰るの」と聞いた時は「私はもう少し東京で頑張ります」と言っていた記憶があるけどなあ。

調理場は4月から沖縄出身の新人を一人入れ、焼き場は来年頃には独立して店を開くというもう一人前の職人が、最後の仕上げに手伝っている由。それを今になって知るほど来ていなかった。海老蔵にさよならも言えなかったのは残念。コロナ禍で残念な事はたくさんある。

九平次純米大吟醸を貰って始めてもらう。

最初はサバ寿司。押し寿司の酢飯は江戸前握りの具合とは違い、甘目で柔らかいのだが、〆たサバの脂と旨味に実によく合う。ごく小さな器でスッポンの茶碗蒸し。癖のない、旨味だけが凝縮したスッポン出汁の旨さは比類がない。

11月第2週に解禁になったという香箱蟹。外子と内子、蟹味噌に脚の身が綺麗に外されて本体の殻に詰まっている。外子の歯応えも内子とネットリした蟹味噌。蟹酢も酢が効いて実に美味い。

衣かつぎは香ばしい茶豆を添えて。ねっとりした甘味。考えなしに茹でて出す店では、客のほうがアチチ!と余計な我慢をして皮を剥くが、この店では皮は殆ど外してあって、ほんの少しつまんだらスルリと芋本体が出てくるように仕上げてある。ほんの一手間、大事な一手間。

イワシ鯨尾の身は、生姜醤油とゴマ油塩を両方添えて。ナガス鯨よりもアッサリしているが、雑味や癖の無い旨味。牛肉よりも美味い気がする。アイスランドから来るらしいが、最近ナガスの入荷が無いとか。何時も出る壬生菜と油揚げの煮物は、胡麻の香り高く、いつ食しても心なごむ味。京都ではどこにもあるおばんざいだが、自分で作ったら絶対にこんな美味にならない。

今日は部屋での会食も入っており、調理場は割とドタバタしている。笹田氏によると、海老蔵は都合7年居てなんでも心得ていたのだが、引き継ぎの期間が2週間しかなく、いまだに段取りなど以前よりも手間がかかるとのこと。

お造り。鯛は上品な脂と旨味。天然シマアジは独特のプルンとした舌触り。皮目を炙った戻りカツオは脂が乗って、ポン酢がまたよく合う。

鱧と松茸の土瓶蒸し。鱧も松茸も季節をすっ飛ばしてしまったかと思ったが、名残の組み合わせに出会えた。上品な出汁がまた実に良い。

焼き物は、カマス幽庵焼。茹で落花生を添えて。身肉は脂が乗ってふっくらした焼き具合。美味い。煮物は、カブ吹き寄せ。こっくりと炊いて出汁が染みた蕪に、銀杏、エビ、松茸の餡をかけて。和食の深みに思いを馳せてしみじみとする味。

こでほうじ茶が出て食事に。炊飯土鍋で炊きあがったばかりの新米。ちりめん山椒、お新香、わさび漬、牛肉時雨煮、赤出汁を添える。ご飯は軽めのお代わり一杯、お焦げを添えて。日本人はやはり炊き立てのご飯だなあと何時も思える幸せ。煎茶が出て、定番の冷製白玉あずきの甘味。

フォアグラ、トリュフ、キャビアなどの奇をてらう食材は使わないし、ケレン味の無い料理だが、何一つおろそかにしない、笹田氏の真面目で確かな仕事は昔から変わらない。

元寿司屋を居抜きで借りた狭い前の場所に、「しみづ」に紹介されて訪問したのはもう16年前。その頃はまだ空いている夜もあったが、色々なガイドにも取り上げられてあっという間に人気店に。店も広い所に移転し、今ではミシュランにも載っている。時の過ぎ去るのは早いけれど、素晴らしい店に出会えてよかった。笹田ご夫妻の見送りを受けてブラブラと家路に。

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久々に神保町「鶴八」訪問。
先週の木曜日、久々に出社したので、当日に電話して帰りに「神保町鶴八」。神保町に来るのも実に久しぶりだ。

入店して手指消毒。早い時間だったのでカウンタにはまだ誰もいない。親方や女将さんと、緊急事態宣言下の事などあれこれ雑談。宣言中はずっと店を閉めており、外出も限られていたのですっかり身体が鈍ったが、もう店を再開して一ヶ月以上経つので段々体調も戻って来た由。「しみづ」の遭った災難などの話も。まあそうなるのではと思っていたが。もっとも回復して幸い。

鶴八最後の弟子も休んでいたらしい。腕が落ちたんじゃないかと聞くと「いや、落ちてませんよ」と。店では巻物しか担当しないから確認するすべはないけれども(笑) 「神田鶴八鮨ばなし」の師岡親方は、まだご健在なのだが耳が遠くなって電話を貰うのを嫌がるので、最近はあまり音信が無いとの事。鶴橋30周年でお会いしたなあ。この店で、石丸親方に、本に書いてなかった事も色々教えてもらったっけ。時の経つのはあっという間だ。

お酒は愛媛の酒「石槌山」。なんでも蔵元の人が時々来るお客さんなので取ってみたと。淡麗ではあるが旨味も感じるよい酒。

まずつまみから。ヒラメは大型な身。活かった身肉の旨さあり。塩蒸しもつまみで。ブリも脂が乗ってきた。サヨリはもう結構大型だが、まだ閂と呼ぶには早いとか。引いた皮は串に巻いて炙ってくれる。

他の店でも良くお会いするK氏が入店してきたので、お酒を何時もより一杯多くもらって、またあれこれ雑談。漬け込みのハマグリもつまみで。

頃合いでお茶を貰って握りに。握りはまず中トロ2。コハダ2。いつも通りねっとりした旨味あり。酢飯と良く合う。アナゴ2。柔らかく煮上がった身を軽く炙る。トロトロの身がツメとよく合う。最後にカンピョウ巻を。何時ものように何時もの物を食して何時ものように美味い幸せ。勘定を済ませてほろ酔い気分で地下鉄の駅まで。

歌舞伎座、「吉例顔見世大歌舞伎」第一部
先週の土俵日は、歌舞伎座、「吉例顔見世大歌舞伎」第一部。

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最初の演目は、「神の鳥(こうのとり)」

兵庫県豊岡市出石にある近畿最古の芝居小屋「永楽館」での公演用に書かれた新作歌舞伎。永楽館は昭和39年には閉館になったが、平成20年から愛之助を座頭とした「永楽館歌舞伎」で復活。

地元ゆかりの演目をという事で、兵庫県の県鳥で豊岡で繁殖されている「こうのとり」を題材に平成26年に新作歌舞伎として永楽館で公演。今回、歌舞伎座に、愛之助主演で初めて登場。

「暫」や「道成寺物」の設定を拝借して、様々な歌舞伎の代表的な役柄やフォーマットがお得に詰合されたサービス定食のような一幕。地方の芝居小屋で掛けるとお客さんは大喜びだったろう。歌舞伎座の大きな舞台でも、拝借しているテンプレートは伝統あるものなので、きちんと成立するのが面白い所。

生け捕った「こうのとり」を生贄にしようとしている宴に、その子供「こうのとり」を助けに両親「こうのとり」が狂言師に化身して現れるという筋立て。この子供「こうのとり」を演じる子役はなかなか芸が達者だ。幸四郎一門の松本幸一郎というのか。

愛之助は座頭として、荒事も舞踊も奮闘。壱太郎も永楽館でも同じ役で愛之助と同座しているから息はぴったり。東蔵が国崩しの悪役というのは、まあちょっと本人にはお気の毒というか。

筋書きは分かりやすく気楽に見れて、歌舞伎らしい役が次々現れ、荒事も舞踊もある。小さな小屋で見ている気分で見物すると更に趣があった(笑)

次の演目は、「井伊大老(いいたいろう)」。千駄ヶ谷井伊家下屋敷の場。

近年、幸四郎は好んで吉右衛門の当たり役を演じているような印象あり。桜田門外の変の前日、井伊直弼と側妻のお静の方の情愛を描く。

歌六の仙英禅師は何度も演じているだけあって安定の出来。井伊直弼の娘の月命日にフラっと現れた直弼の禅師匠である雲水は、直弼が戯れに屏風に書いた一文に剣難の相を読み取り、「一期一会」と自分のの古笠に一筆したためて風のように去る。

白鸚演じる直弼は、下屋敷に戻り、捨扶持を与えられて郷里で清貧に暮らしていた時から井伊直弼を支え続けた側妻のお静の方と郷里の酒を飲みながら、仙英禅師の話をお静に聞き、禅師の一期一会と書かれた笠を見て、自らの運命を悟る。師は今生の別れを告げて去った。自分は変わりゆく日本のいしづえとして、死ななければならないのだと。

田舎でつましく暮らした埋木舎での思い出を語りながら、生まれ変わってもまた夫婦だ。しかし大老にはもうなるまいと語る井伊直弼の姿は実に人間くさく温かいもの。魁春のお静の方も親身に直弼を思いやる情愛、つい正妻に嫉妬するいじらしさも見せて実に良い出来。雛の節句に雪が降る、今生最後の一夜。上から静かに降りてくる緞帳の終わりも効果的。



銀座「鮨 み富」の10月。
10月中盤の土曜日は、歌舞伎座第二部を見た後、銀座「鮨み富」。検温の後、手指消毒してカウンタへ。席間は空いておりアクリル板設置。

「お酒置いてあるよね」と親方に聞くと「置いてあります」と。ここでお酒を飲むのは実に久々。ようやく緊急事態宣言が解除されて久々の寿司屋。酒は秋の酒。富久長「秋桜」は淡麗で旨味もある。お替りした「不動」のひやおろしは更に淡麗。カウンタはしばし私一人で貸し切り状態。お通しは白魚があるというのでそれを貰う。

酒屋も売上増大で儲かっているのかと思ったが、親方によるとまだ様子見で在庫を抱えないように酒蔵への発注は絞っているらしい。

まずつまみから。ヒラメは上品な脂。ブリは北海道。脂のある腹の身。最近は富山のほうまで下がって行かずとも、北海道でよいブリが揚がる漁獲体制が出来上がったらしい。赤貝は閖上産。名残の石垣貝はアクのない甘味。ミル貝もつまみで。紐は炙って酢橘を添えて供される。貝類も火を通すと甘味が増す。

カツオもつまみで。既に戻りカツオの時期。カツオは今年大漁なのだが、逆に取れ過ぎて船上での手当が追いつかないのか、身割れしたり身焼けしたりで必ずしも全ての質は良くないのだとか。この店は、ほぼ通年でカツオを入れているのだが、仕入れているカツオ好きの店主がやっている仲卸では、この日も「ちょっと選んどくから、もうひと回りしてから来て」とか言われたのだと。

お茶を貰ってそろそろ握りに。まず赤身と中トロ。あまりここでマグロは頼まないが、本日はカナダ産。しかしちゃんと旨味がある。酢締めした光り物では、イワシとアジ。コハダも本寸法の身になってきた。

アナゴも1貫。最後は新富の伝統を残すカンピョウ巻で〆。お酒を飲んだら握りはさほど食さないかな。しかし、久々に緊急事態宣言開けの外食を楽しんだ。




歌舞伎座「十月大歌舞伎」、備忘録
歌舞伎座「十月大歌舞伎」は三部とも見たのだが、なんだかバタバタして感想をすっかり書き忘れてしまった。はっきり覚えているのは、「太刀盗人」、「時平の七笑」、「松竹梅湯島掛額」のお七くらいなのだが、記憶をたどり、思い出せる所だけ備忘の為に。

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第一部は「天竺徳兵衛新噺(てんじくとくべえいまようばなし)小平次外伝」

「三代猿之助四十八撰」の天竺徳兵衛から小平次外伝の部分だけ取り出して更に内容を短くしたもの。コロナ禍の現在では、幕間を挟んで何時間もかかるような演目はかけづらくなっているし、アフター・コロナでもこの傾向は続いて行くのかもしれない。

江戸時代の芝居小屋では朝から夕方までずっとぶっ通しで一つの演目をやっており、客席はコロナ前の大相撲マス席のように酒を飲んだり弁当食べたりして、つまらない段は野次ったり見てなかったりしてらしいが、現代ではそうも行かない。

猿之助が小平次/女房おとわを二役で演じる。巳之助の馬士多九郎は、他人の女房と不義を働くだけでなく、戻った夫を殺すという悪漢であるが、なかなか印象的。猿之助演じる悪女、女房おとわが川端で、杭にしがみつく小平次の指を一本一本切り落としていく殺害の場面は、なかなか迫力あり。

小平次の幽霊は舞台上での宙乗りがあるのだが、怪談風の凄みには欠けるが、米吉のおまきに亡霊がとりつくなど、割と荒唐無稽なフォーマットの中で、なかなか面白かった。台本をかなり短くしているので、本来の鶴屋南北のグロテスクな凄みとは違った仕上がりになっているのかもしれない。

次の演目は「俄獅子(にわかじし)」

松也の鳶頭に新悟、笑也の芸者。綺羅びやかな吉原仲之町を背景に鳶頭と芸者が郭の風情を踊る。

第二部はまず、「天満宮菜種御供 時平の七笑(しへいのななわらい)」

この演目は以前、歌舞伎座で我當さんの時平で見た。讒言により都を追われる菅原道真に、いずれまた都へ戻れるように力になろうと同情心あふれる言葉をかける藤原時平が、道真が花道を去った後で急に邪悪な顔になり、「フッフー」と笑い、全ては自分の策略であったのだ、馬鹿めとあざ笑う豹変ぶりには初見だったので慄然とした。幕が閉まった後に、また時平の哄笑が高らかに幕内から響く演出も印象的。我當さんは声が立派だった。今はもうあれほどの声は出ないのでは。そういえばネットの歌舞伎評で「今は亡き片岡我當」と失礼な事を書いている記事があったなあ。ご健在である。

今回は白鸚が初役で藤原時平を演じる。最近の白鸚は積極的に初役に挑んでおり、この年令にして偉いものだと思う。今回は随所で竹本が入り、時平が正体を現した後に衣装のぶっ返りがあるわかりやすい演出。陰謀を手伝った唐使を口止めの為に手にかける場面もあるのだが、舞台の真ん中で、急に笑いだして「馬鹿め」とセリフによって正体を現す我當の時平のほうが、逆に背筋が寒くなるような衝撃があったよなあと懐かしく思い出した。歌六の道真は安定の出来。

次の演目は「太刀盗人(たちぬすびと)」

松緑がすっぱの九郎兵衛。松緑は最近何故か、泥棒役ばかりである。

賑わう市に来た田舎者と、彼から太刀を盗もうとする泥棒(すっぱ)のドタバタを軽妙に演じる舞踊劇。仲裁役の目代丁字左衛門の詮議に二人が踊りで答える。万兵衛の踊りを盗み見て真似して踊るすっぱの踊りが見もの。

田舎者万兵衛の鷹之資は、柔らかだが実直さを現す正確な踊り。親父さんはもう亡いが、歌舞伎の世界で頑張っていってほしいものである。すっぱの松緑は重厚さがあるが大きく、随所でも大げさな表情や軽妙な身振りでも客席を笑わせる。この二人のコンビネーションがよかった。彦三郎も爺さんの目代丁字左衛門を好演。松緑の息子、左近も従者で出演。肩の凝らない面白い演目。

第三部、最初の演目は、「松竹梅湯島掛額(しょうちくばいゆしまのかけがく)」

吉祥院お土砂の場と四ツ木戸火の見櫓の場。

八百屋お七を題材にした狂言。一度、七之助のお七で歌舞伎座に出たのを見た。

尾上右近がお七役。欄間の絵としてお七が現れる場面でも美しい。吉祥院お土砂の場では、振りかけると人がフニャフニャと倒れてしまう「お土砂」を、尾上菊五郎の紅屋長兵衛が機嫌よく振りまいて客席を沸かせる。寺嶋眞秀も丁稚役で出演。結構、音羽屋の舞台に出ているなあ。

火の見櫓の場のお七の人形振りは、人間としての動きを制限して人形浄瑠璃に似せているのだが、むしろ女の情念が現れてエモーショナルに見えるのが面白い所。「八百屋お七」という物語のテンプレートの強さもあるだろうが、右近のお七は胸をつかれるほど美しく成立していた。清元や立役、現代劇など忙しかろうが、女形でも一段の活躍を期待。

最後の演目は、「六歌仙容彩 喜撰(きせん)」

芝翫の喜撰法師。孝太郎の祇園のお梶。二世芝翫にして四世歌右衛門が初演した芝翫ゆかりの演目。以前三津五郎のインタビューで、喜撰法師は下半身は女形で上半身は立役で踊るのが口伝なのだと見たことがあるが、まあ踊りの事は分からないなあ。
8月末、夏の銀座「鮨 み富」
8月最後の日曜日は銀座に出る用事があったので、その後「鮨 み富」で夕食。早い時間で入店してもカウンタはまだ他の客おらず快適。

検温の後、手を洗い手指消毒して着席。席間は客ごとに1席空いてアクリル板設置。

お盆後の景気など聞きながらノンアルビールを。酒無しでも、まあつまみから。揃った種を確認しながらお好みで切ってもらう。

マコカレイは上品な脂。タイは皮目が美味い。石垣貝。フルーツのような甘酸っぱい風味。昔は東京湾でもよく取れたのだとか。置いてあるか問い合わせてくるお客もいる由。今は岩手産。夏は貝が少ないのでラインアップに入れていると。タイラギもつまみで。

カツオも切ってもらう。気仙沼産。7月辺りはよりも段々と脂が乗ってきた。今年は結構取れているようだ。光り物ではサンマも入れたのが、まだまだ脂が乗っていないと。新聞によるとこちらは今シーズンの出だしは不良だとか。松輪の〆サバをつまみで所望。ここのは夏場でも大丈夫と「鶴八」が言ってたなあ。

アワビは酒の提供が無くなってから仕入れていないのだとか。まあ、どちらかというとつまみ用の種だよねえ。煮物はタコを。シャコもつまみで。ノンアルビールをお代わりしようかと思ったが、酔わないのに2本目飲んでもしかたがない。途中から冷たい緑茶で。

親方によると、なんでも最近、アサヒビールの0.5%アルコールの「ビアリー」という飲み物があり、業務用で売れているのだとか。なんでも厚労省の定義では、ノンアルビールは1%以下となっているので出してもよいのではとのことだが。まあでも0.5%では飲んだ気がするかな。

ここから熱いお茶に切り替えて握り。比較的軽めの酢飯、形は小ぶり。カレイ昆布〆。シマアジ。ここの酢飯は昆布〆や光り物に合うと思う。新イカがあったのでこれも握りで。1匹丸づけ。しかしもうパキパキしたスミイカの食感が出てきている。スミイカは成長が早いと親方。

コハダは新子と大きいのと両方あるというので、3枚づけと大きいのと2種類。新子はやはり、旨味というより爽やかな季節感を楽しむ種。アジとイワシの酢〆。これまた夏場には脂が乗って酢〆が美味い。ハマグリとアナゴを1貫ずつ。これも「銀座新富寿し」伝来の煮物。なんだか小柱が食べたくなって軍艦巻で1貫。小柱は海苔に合うなあ。もう結構お腹一杯だったが、これまた新富伝来、客の8割が頼むというカンピョウ巻。濃い色に煮られた甘辛のカンピョウがたっぷり入って、これはこれで新富にしかない独特なもの。

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次の客が入ってきたタイミングで勘定を。開店2周年記念の手ぬぐいを貰った。そうかもう3年なんだ。こちらも年取るはずだよ(笑)


歌舞伎座、「九月大歌舞伎」を見た
9月最初の土曜日に、歌舞伎座「九月大歌舞伎」第一部に。

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第一部は、「六世中村歌右衛門 二十年祭」「七世中村芝翫 十年祭」と銘打つ。

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最初の演目は、川口松太郎作 「お江戸みやげ(おえどみやげ)」は、十七世勘三郎が初演したこの演目は、七世中村芝翫がお辻役を引き継いで何度も勤めた。お気に入りの役でこの演目がかかっている時は、家での夕食の時に七世芝翫は何時もご機嫌だったとイヤホンガイドで。役者にも好きな役と嫌いな役があるのだろう。

湯島天神の境内興行でかかっている江戸芝居を見た、田舎から来た堅実な結城紬行商人のお辻が、初めて見た江戸芝居の俳優に心奪われ、やめときなよと相棒のおゆうが諌めるのだが、その俳優の恋の成就に有り金全部出してやり、その幸せをそっと願うという人情噺。

茶屋冒頭の場面では常磐津文字福を、七世芝翫の長男、福助がリハビリ中にも関わらずなかなか堂々たる佇まいで演じて去り際には満場の拍手を得る。

お辻を七世芝翫の次男、当代の芝翫。その息子たち成駒屋も総出演。親戚の中村屋も、おゆうを勘九郎が付き合い、どちらも後家の商売人だが対象的な性格の二人をコミカルに演じ。阪東栄紫を七之助、お紺を莟玉が。当代芝翫は、前の身替座禅の奥方もなかなか面白かったが、このお辻も堅実な商売人から年甲斐もなく役者に惚れて、その幸せを祈って江戸で稼いだ金を全て渡してやる一途な女心の純情を演じて、これまた印象的であった。

六世歌右衛門も、七世芝翫も、現役には間に合わず、映像でしか見た事がないのが残念。

第二の演目は、「須磨の写絵(すまのうつしえ)」。行平名残の巻。

在原行平が罪を得て兵庫須磨の浦に蟄居していた時、地元に住む海女の姉妹のどちらとも深い仲となったが、許されて都に戻る際、姉妹と別れを惜しむ。松風、村雨という姉妹の名を取って「松風村雨物」と呼ばれる能の名曲を歌舞伎化。

六世歌右衛門の養子である梅玉、魁春が、在原行平、海女村雨を、福助の息子、児太郎が松風を演じる。梅玉は貴公子然として自分を巡って姉妹が恋の鞘当てをしても、置き去りにされる事を非遇に感じても、どこか呑気になだめる風などがニンに合ってよいな(笑)須磨の海岸風情がなかなか良い。昔、隣の塩屋に住んでいたから須磨浦海岸は良く行ったっけ。

歌舞伎座三階、「思い出の歌舞伎俳優」の写真。以前、酒田藤十郎丈が亡くなった時にはもう余白がなく、これ以上写真飾る場所がないのが逆に縁起が良いのではと思ったが、最近見ると、片岡秀太郎丈の逝去により、また、まるで追加を待っているかのような空白が2つ生まれてしまったのであった。なんだかなあ。

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歌舞伎座、「八月花形歌舞伎」
8月は夏休みとオリンピックがあり、歌舞伎座、「八月花形歌舞伎」は三部とも行ったのだが、これまたグータラしていたらすっかり記録を忘れてしまった。一応、備忘の為、記憶に残っているところのみ残しておこう。

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第一部は、河竹黙阿弥 作、三代猿之助四十八撰の内、「加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)」

三代猿之助の早変わりの原点と言われた作品との事だが、4時間以上の作品を石川耕士と猿之助が補綴・演出して2時間に編集。「市川猿之助六役早替り相勤め申し候」として上演。しか8月興行前の定期PCR検査で主役の猿之助が7/29にコロナ陽性が判明。8/3初日の公演だったが、巳之助が猿之助の代役をやる事で公演継続を決定したという経緯。巳之助の役は鷹之資が代役。

巳之助は、多賀大領、御台梅の方、奴伊達平、望月弾正、安田隼人、岩藤の霊を早替りで演じる。早替りは舞台から引っ込むとお弟子さんが何名も取り囲んで衣装や頭の変更を手伝うのだが、代役で演じるのはそれは大変だろう。しかも、この役の中には御台梅の方、岩藤の霊という、巳之助があまり演じた事の無い女形の役が含まれている。

しかし岩藤の亡霊はなかなか凄みのある台詞で見事に成立しているし、梅の方も無難に演じる。除幕の最後にはお局の姿での派手な宙乗りまで披露して大活躍。勿論、立役の多賀大領も望月弾正もきちんと成立しており、巳之助の対応力の高さに感心。

加賀藩のお家騒動を題材にした狂言。宝物の奪い合いや騙されての暗殺など、筋書きはやたらに転換が多く短く編集したせいか、あっという間にトントンと進んで行く。昔ながらのゆったりした演出というのは、やはり現代の上映ではスピード感に欠けるので、今回くらい展開が早いほうが飽きないかもしれない。まあ、早替りを、おおっと楽しむのが眼目でもある。白骨を使った怪談風の演出は夏芝居にふさわしい。次回は猿之助で見る機会があると良いな。

第二部は中村屋兄弟の公演。最初の演目は、「真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)」、豊志賀の死。

落語の怪談を明治に歌舞伎に脚色したもの。豊本節の師匠、豊志賀を七之助。その若い恋人新吉を鶴松。豊志賀は顔に腫れ物が出来る病に臥せっている。病を得て顔が醜くなった豊志賀は、新吉が自分を見捨てて近所の若い娘、お久と浮気して、良い仲になっているのではと疑心暗鬼となり、心を病んで更に追い詰められていく。

年増女の嫉妬と最初はその女に尽くしているのだが、その嫉妬に辟易して心が離れて行く若い男を、七之助と鶴松コンビが息も合ってなかなか印象的に演じる。怪談仕立てなのだがやはり元が落語だけあって怪談の凄みはあまり無く、どちらかというと軽妙な仕上がり、随所にくすぐりがあり場内でも笑いがこぼれる。

ただ、斜め後ろの席で、ガハハとやたらに大爆笑する親父がうるさい。暗闇から豊志賀が急に現れた時も、驚いてウァーと大音声。今まで歌舞伎座で会った客で一番やかましい。頭と口が直結したタイプの人類なんだな。しかし寄席やお化け屋敷じゃないんだし、あんな大声で笑ったり叫んだりしなくてもなあ。そもそも大向こうも禁止なのだから、馬鹿笑いや叫び声も禁止にしてほしいものだが。

扇雀の伯父勘蔵は、さすがにベテランの味があって物語をまとめる役。勘九郎の噺家さん蝶は、喋りが達者で確かに落語家に見える出来。

二部次の演目は、「仇ゆめ(あだゆめ)」

十七世勘三郎が初演した舞踊劇。中村屋代々に伝わった演目。狸が太夫に恋をして、踊りの師匠に化けて恋を成就させようとするが、そこへ本物が現れる。狸が勘九郎、太夫が七之助。

正体がバレて悲嘆にくれる狸と、それを思いやる太夫のやさしさを中村屋兄弟が軽妙にかつ情深く演じる。揚屋の亭主、扇雀も貫禄があって舞台に深みを与えている。

第三部は、源平布引滝「義賢最期(よしかたさいご)」

義賢を幸四郎が初役で務める。この演目は、もう随分前、まだ歌舞伎を見る習慣が無かった頃、アメリカから来た客を歌舞伎座に連れて行った、私が初めて見た演目の一つ。あれは仁左衛門だったか。

筋立てとしては、前半は、源平復興を願って正体を隠す人物同士の前半の駆け引き。後半では、兄義朝の髑髏を足蹴にして平家への忠誠を示せと迫られた義賢が、憤激のあまり使者を斬る。しかしその時には運命は決している。最早最後と観念した義賢が死を覚悟で暴れまわる立ち回りが見どころ。

襖がバターンと倒れると、大広間を背に血みどろの義賢が現れるのも歌舞伎の様式美。「戸板倒し」は上手くいった。仁王立ちのまま階段に倒れる「仏倒れ」は若干カクカクして息を飲むような迫力が若干欠けたろうか。まああれは難しいのでしょうな。以前、愛之助で見た時は大変な迫力であったが。

梅枝の九郎助娘小万はなかなか良く、このまま通しで「実盛物語」を見たいなと思う出来。

この後は、短い幕が2題。「伊達競曲輪鞘當(だてくらべくるわのさやあて)」は、歌昇、隼人、新悟。「三社祭(さんじゃまつり)」は染五郎、團子。

「鞘当」は絢爛たる桜の吉原を舞台に、伊達男二人が刀の鞘が当たった事で揉め事になるというお話だが、郭情緒に溢れた歌舞伎様式美の世界。ただ、前にも見たけれど伊達男2人が笠を取るまで延々と渡り台詞があって、この場面が長過ぎるような気がするのだが。「三社祭」は若手二人の元気ある舞踊。息も合っている。これからもずっとコンビで売って行くのだろうか。

八月花形歌舞伎は月の前半に見たのだが、コロナで休演していた猿之助は、20日から舞台復帰。まあしかし、緊急事態宣言の現況ではもう一度見に行くのは止めるかな。そうこうしているうちに九月大歌舞伎はチケットを取ってなかった事を今頃発見。まあ、今後の感染状況次第か。

歌舞伎座、七月大歌舞伎を見た
七月は大相撲名古屋場所やオリンピック開幕もあり、歌舞伎座にも間を縫って3部とも見たのだが、blogに残すのをすっかり忘れていた。一応、備忘のために思い出した所だけ。もう大分忘れているな(笑)

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歌舞伎座七月大歌舞伎 第一部

最初は、「あんまと泥棒(あんまとどろぼう)」

中車が歌舞伎界に入って、あんま役として最初の頃に出て、何度も再演を重ね当たり役となった演目。相手の泥棒役は松緑。最近は泥棒の役が多いな(笑)

中車が歌舞伎界にデビューして当初の頃は、時代物には出番が無く、出るというと世話物の汚い爺さんの役ばかりで、歌舞伎の配役もなかなかシビアだと思ったが、この演目はラジオドラマの歌舞伎化で、中車の引き出しにあるものだけで十分通用する。

ふとした出来心で泥棒に入ったが、強欲で図々しい按摩と酒を酌み交わすうち、人の良さが出てすっかり按摩に同情してしまい、金を与えて去る按摩を松緑が好演。中車も強欲で抜け目ない按摩を、松緑との丁々発止のやり取りでコミカルに演じている。

次の演目は、「再びのご熱望にお応えして」と添え書きがある、「蜘蛛の絲宿直噺(くものいとおよづめばなし)」。昨年11月の歌舞伎座でも同じ演目が出ている。土蜘蛛に由来する澤瀉屋がよく出す演目。去年の上演の際に整理して、45分程度に短くなった変化舞踊。猿之助は六役を早変わりで演じ分ける。

土蜘蛛は他の演目でも、源頼光が病に伏せている所に土蜘蛛の化身が現れるという段取り。猿之助は、途中で早変わりのケレンも随所に入れながら、女童熨斗美、小姓澤瀉、
番新八重里、太鼓持彦平、最後の土蜘蛛と演じる。

中車が渡辺綱、松緑が平井保昌を付き合う。立ち廻りでの蜘蛛の糸は今回の澤瀉屋のほうが、松緑が5月に歌舞伎座で演じた「土蜘」の音羽屋バージョンのよりも細くて派手に遠くまで広がるような気がした。一門によって作る弟子は固定されており伝承されているというが、ロットによる出来不出来もあるのかな。

コロナ禍を引き合いに出した台詞がうける。最後に松緑が押し戻しで出て、前回の音羽屋「土蜘」では猿之助と役が反対だったことを述べてまたうける。最後は舞台上からも蜘蛛の糸が下がり派手な切り。

歌舞伎座七月大歌舞伎 第二部

最初の演目は、新古演劇十種の内 「身替座禅(みがわりざぜん)」

恐妻家の山蔭右京を白鸚が初役で務める。この歳で初役に挑戦するのは偉いものであるが、さすがに分厚い経験があるだけに軽妙に演じる。これまた初役、芝翫の奥方玉の井はどうかと思ったが、これが意外に面白い。まあ元々頑強な立役がやるだけで面白い訳であるから、芝翫も顔が大きいので外見だけでも大丈夫。橋之助の太郎冠者はなかなか達者に務める。侍女の米吉と莟玉は他愛もないが可憐に賑やか。

次の演目は、四世鶴屋南北作、「御存 鈴ヶ森 (ごぞんじすずがもり)」

最初に演目発表があった時には、幡随院長兵衛を療養中の中村吉右衛門が錦之助と交代で演じる事になっており、復活を期待していたが、早い時期に休演が発表され、播磨屋の回復状態が心配に。実現していたら、菊之助が岳父と演じる舞台になったのだが。菊之助の白井権八は運命を背負った美しい若者の、怜悧で凄みのある立ち廻りを見せて印象的。錦之助も吉右衛門と比べられては大変だったろうが、無難にこなしている。コロナ禍で若干の配役交代あり。

歌舞伎座七月大歌舞伎 第三部

第三部は海老蔵の通し狂言、「雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)」

市川海老蔵五役並びに空中浮遊相勤め申し候とあり、鳴神上人、粂寺弾正、早雲王子、安倍清行、不動明王の五役を演じる。成田屋の家の芸、歌舞伎十八番のうち、「毛抜」「鳴神」「不動」が一気に見れるお得なパッケージ。海老蔵は何度も演じており、手慣れたもので「あらよっ」と演じる。鳴神上人も粂寺弾正も江戸荒事の伝統を体現した立派な出来。「鳴神」の後で大立ち回りがあり、最後は「蘭平物狂」を思わせるような花道で梯子を使った派手な演出。なかなか面白かった。

この演目だけ17日が千秋楽で第一部、第二部よりも早く公演が終了する。海老蔵がオリンピック開会式に登場するという噂は前からあり、その準備に当てるのかなと思っていたら、やはりその通りで、開会式に「暫」の派手な扮装で登場。しかしジャズピアノと共演するといっても何のコラボもなく、随分と雑な扱いをされて、ただ唐突に登場して去るだけ。あれなら出ないほうがよかった気がしたなあ。


歌舞伎前、銀座 鮨「み富」訪問。
7月4日の日曜は、歌舞伎座七月大歌舞伎初日。第三部のチケットを取った時は、名古屋場所が第一日曜に初日と、何時もより早くなっている事に気づかなかった。普通は第二日曜に初日なのだが。白鵬復活、照ノ富士綱取りの場所に初日をライブ中継で観戦できないのは残念。

歌舞伎座開演は5時40分であるからその前に食事を済ませておく必要あり。銀座「鮨 み富」を予約。入店するとカウンタには先客2人あり。

手を洗って手指消毒してカウンタ着席。前回来た時はまだ禁酒令下であったが、今回はアルコールの提供が復活している。アクリル板も新規に設置。親方に聞くと、前から準備はしていたのだが、アルコール提供にあたって都の検査があるかもしれないので念の為に設置したと。元々客間は1席空けてあるからディスタンスには配慮しているのだが。

一升瓶を並べてもらって酒を選定 夏吟醸「不動」を選択。この後行く歌舞伎の演目「雷神不動北山櫻」に引っ掛けてちょうど良い。ふくよかな旨味。その後で「富久長」に切り替え。こちらは淡麗な辛口。

せっかくお酒が飲めるのでつまみを切ってもらう。まずマコガレイ。そしてシマアジ。どちらも上品な脂。カツオは三重。生姜醤油で。爽やかな香りが良い。今年は気仙沼のカツオはあまり良くないのだとか。

北寄貝があるというのでこれもつまみで。赤貝もトリ貝もシーズンが終わり、貝の種類が揃わないので入れたのだとか。そういえば西大島「與兵衛」では甘酢に潜らせた北寄貝がいつも出ていたっけ。石垣貝が出たら入れるとの事。紐は炙って酢橘を添えて供される。つまみには好適。タイラギも切ってもらい、あとは塩蒸しのアワビ。なかなか大きな個体。

歌舞伎座開演が5時40分なので、あんまり長居する訳にも行かない。この辺りでそろそろ握りに。

カレイとイサキの昆布〆。スッキリした味のこの店の酢飯には、やはり昆布締めが合う気がする。アジとイワシも酢〆したものを握って。キスも昆布を当ててあるが、なかなか大きなもの。酢〆の稚鮎は2枚付。頭も珍味として供される。

親方と雑談しながらのんびりやっていたら、5時15分。歌舞伎座はすぐ近くだが、そろそろ行かないと。最後に干瓢巻で〆。

予約の電話でちょっと揉めていたので聞いてみると、5人で入店して酒が飲めるかという電話だったとか。蔓延防止で種類提供は2名までとなっているので飲めないよ(笑)交渉したら大丈夫と思う人間もいるんだなあ。だいたい寿司屋のカウンタに5名で座るという発想が野暮だ。居酒屋じゃないんだし。そんな事を話ししていると、更に時間が経過したので慌てて勘定して歌舞伎座へ。

久々に外食で酒を飲んで楽しかったが7月12日からまた緊急事態宣言で飲食店はアルコール提供禁止。また我慢の日々が続くな。