97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
W杯ブラジル大会、日本代表の敗戦
W杯ブラジル大会はまだまだこれから決勝リーグだが、日本はグループリーグ敗退。やはり残念だった。コートジボワール戦は全部観て、ギリシャ選は前半だけ見て会社に、そして第三戦も早起きしてTV観戦。

考えてみると前回の南ア大会の時はまだアメリカに住んでたので、むこうでTV観戦してたのだった。過去ログに観戦記録が残ってたので読み返すと、あの大会を観てた時の記憶が蘇る。アメリカのアナウンサーは日本を応援する義理はないから、どちらにも寄らない公平な放送。もっともNBCのオリンピック中継見ても、アメリカの試合になると露骨な応援放送するけどねえ(笑)

カメルーン戦を前半だけ見た
土曜早朝に日本-オランダ戦をTV観戦
岡ちゃんよ、悪かった(笑)
運命のペナルティ・キック

当時、岡田ジャパンは3連敗するというのがもっぱらの下馬評。前方からプレスをかけてボールを奪うという戦略が強豪に通用しない事が分かり、直前で守りを固めてカウンター蹴る戦略に変更という迷走のドタバタぶり。岡田監督はフランス大会で3連敗しているから、この大会初戦を落とすと本大会4連敗。

今までワールドカップ本大会で4連敗した代表監督は誰もおらず、ひょっとして岡田監督は偉大な世界記録を打ち立てるのではと、一部では揶揄されていたのだが、最初のカメルーン線に勝利。大味な試合だったがゴール前でこぼれたボールを本田が蹴りこんでゴール。この一点で勝った。世界記録というのはやはりなかなか出ない(笑)

オランダには負けたけれども最小失点。決勝リーグ進出を賭けた第三戦のデンマーク戦では、相手のデンマークに、「勝たねばグループリーグ突破できない」というプレッシャーあった所に、FKで、本田のあの無回転シュートがドカンと決まり相手の度肝を抜く。そして今度は遠藤のFKが決まって2-0に。この時点でデンマークは3点以上取らねば敗退が決定的になり、向こうの選手達は目の前が暗くなっただろう。今回、コロンビア戦で日本に起こったことのちょうど逆だ。

サッカーというのはあまり点が入らない競技だけに、ラッキーなシュートでも入れば大きい。あっけない事で勝敗の帰趨が変わる、何が起きるか分からないゲーム。

今回は敗退となったが、日本代表が前回よりもそんなに弱かったとは思わない。ただ、本田は第一戦ではワールドクラスのシュートを決めたものの、前回の大活躍に比べれば精彩を欠いた。体調もだいぶ悪かったのでは。敗退の後のインタビューは、あの本田が、と驚くほど意気消沈して悲痛だったが、週刊誌の報道通り首には手術痕が。体調戻してまた頑張ってほしい。

まあ誰のせいと敗戦の後で語っても詮無いことだが、大久保の位置にワールドクラスのFWがいたら3点は取っていただろうという気がせんでもないよねえ(笑) 大久保はそう思ってないと思うが(笑) しかし彼はワールドクラスのFWではないし、そもそも日本にはそんな選手はいないのだから、それを前提にチームを編成しないといけないのだろう。

コロンビア戦、民放の中継では、名物「松木さん」の解説が面白かった。コーフンすると解説者から居酒屋で観戦しているオッサンの視点に。レフェリーがペナルティ取らないと、「今の反則だろう! 反則だ!」、「オイ! オイ!」と怒鳴る。マイクの前であんた一体、誰に怒鳴ってますの(笑)

日本の敗退は残念だがお祭りは続く。残りの決勝リーグは勝ち残った強豪のゲームを楽しみたい。まだまだ悲喜こもごもの番狂わせやスーパー・プレイは観客の眼前で起こり続けるだろう。それがサッカーだ。

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スーパーボウル、デンバーvsシアトルを観た
帰宅してから録画しておいたスーパーボウルを観戦。

結果を知ってはいけないと、NFL.JAPANのtwitterアカウントのフォローも外していたのだが、ひょんなtweetで結果を知ってしまった。まあこちらが録画で見るといえ、現地でライブで見てる人にtweetするなとは言えないしなあ(笑)

49ersを破った宿敵、シーホークスをデンバーに完膚なきまでに叩き潰してもらいたかったのだが、まったく逆の結果になってしまったのには驚きを禁じえない。シーズンMVP受賞したQBを擁する、NFL攻撃1位のデンバーが、第3Q最後まで零点。シーホークスにボコボコにやられるサンドバッグ状態。

考えてみると、キックオフ後の最初のデンバーの最初のプレイ、センターのスナップが失敗して、ボールがコロコロとエンドゾーンに転がり、セーフティになった時から暗雲が漂っていた。スーパーボウルでは見たこと無い珍しい失敗。あれは明らかにQBとセンターのコミュニケーションが取れてなかったが、クラウド・ノイズも凄かった。

ペイトン・マニングはオーディブルを多用して自分でゲームを組み立てるから、あのノイズはだいぶ邪魔だったろう。スーパーボウルにシーホークスのファンばかりいるはずないが、明らかにシーホークスの声が何倍もでかかった。シアトルには声のデカいヤツが多いんだなあ。あれは反則の域だ(笑)

後半開始早々のキックオフリターンTD で試合はほぼ決着。結果的には、43-8というスーパーボウルではあまり見たことない大差でシーホークスが勝利。デンバーは2INTに2ファンブルロスト。アメリカンフットボールはディフェンスに優れたチームが勝つというのが定説だが、確かにシーホークスのディフェンスは素晴らしかった。アメフトでは防御が最大の攻撃だ。しかし、ペイトン・マニングに2つ目のスーパーボウル・リングを与えてやりたかったなあ。


久々に亀田興毅の試合を見た
興毅、6度目の防衛も悔し涙「申し訳ないです」

亀田興毅の試合は最近興味を失っており、あまり見てなかったが、本日はちょうど在宅してたのでライブ中継を。挑戦者のパノムルンレックは大健闘で、取ったラウンドも多かったと思うが、基本的に世界戦で挑戦者がチャンプを倒すには僅差の判定では無理。やはりダウンくらい取らないと。

亀親子は、弱い者とばかりマッチメイクしていると叩かれたが、ボクシング自体、プロモーターが介在して交渉し、一対一で試合を組む興行だけに、金になり、自分が得するマッチメイクで、できるだけ弱い相手を探すのは経済的合理性からいっても当然ではある。相撲のように番付編成会議が決める総当りではないのだから。

プロレスの場合も同様に、一対一のマッチメイクがプロモーターにより組まれるが、ボクシングと違うのは、勝敗も込みで「ディール」している事。これによってプロレスは、試合の意味と観客の熱狂をコントロールし、スターを作り上げることに成功した。しかしだからといってプロレス王者が弱かった訳ではない。

アメリカ・プロレスの全盛期に君臨した王者、ルー・テーズはプロレス機構に雇われたチャンプで、全米を巡業する際、試合に勝利することは既に個々の契約に入っていた。試合の前には入念に筋書きの打ち合わせも行われる。しかしそれでもなお、相手のレスラーには、本当にテーズが強いのか本番で試そうとする者がいる。試合の中でそれに気付くと、テーズは本気を出して、キッチリとそれを相手に「分からせる」。張子の虎ではプロレスのチャンプは張れないのだった。「1976年のアントニオ猪木」に書いてある印象的な話。

そしてボクシングの場合は、(昔々は大試合でも八百長があったらしいが)全てリアル・ファイト。筋書きなどなく、一発ラッキーパンチを食らえば、強いチャンプでも格下にあっけなく負けることだってある。プロレスのように結果を含めて事前に「ディール」できないので、マッチメイクに際して、より大きな安全係数を取って相手を選ばねばならないのは当然。勿論、対戦相手だって事情は同じで、より弱い者とやりたい。そこで、ファイトマネーを含めて経済原理が全面に出た事前交渉になる。その面では、日本でTBSがスポンサーについた亀一家が有利な条件で試合組めるのは、当たり前といえば当たり前で、あんまりそこを責めてもという気もする。

ただ、恵まれたマッチメイクの条件でありながら、今夜の薄氷の勝利はちょっとふがいなかった。亀一号が、厳しい練習を積んだ事は体型見ても分かる。最後まで攻める姿勢もあった。やはり一番悔しかったのは試合やった本人自身だったのだろう。


第47回スーパーボウル
今年のスーパーボウルはニューオーリンズで開催。対戦は、49ers vs レイブンズ。49ersがスティーブ・ヤングを擁してスーパーボウルを前回制覇した時は、最初の駐在でアメリカ、シリコンバレーにおり、地元チームの優勝を現地で興奮と共に体験したのだった。

今回は、途中までライブで観たのだが、帰宅後に最後までビデオでチェック。ドーム球場の停電で、30分ストップという大珍事が発生。30分以上再開を待ってたのではないか。アメリカはもともと日本よりずっと停電が多く、プロスポーツの試合でも停電が起こったなんてニュースは時折聞いたことがある。しかしスーパーボウルで停電は珍しいな。

ドームの中の照明が次第に消えて行くところを画面は映していたのだが、その時既にNHK放送席の電気が失われており音声が放送されてなかったので、しばらく何が起こったのか分からなかった。

49ersのQBは今期、エースQBの故障で後半から急に先発起用された新進のコリン・ケーパニック。しかしNFLで10試合しか先発してないというのは、やはりキャリア不足。第1Qの最初の攻撃からして、だいぶオタオタして、序盤はまったくよいところなし。ピストル・フォーメーションというのは、相手の反応を見て行うオプション・プレイなのだが、明らかにタイミングが合ってない時あり。本来、QBが自ら走る攻撃も得意なのだが、序盤はあまり使わずパスを多用するが、これが成功しない。

前半終わった時点で6-21と、レイブンズにいいようにやられて大劣勢。ハーフタイム・ショーのビヨンセは、なかなかよかったねえ。

第3Q始まりのキックオフリターンで、レイブンズがスーパーボウル記録の108ヤード・リターン・タッチダウンを決めて、6-28と49ersは大劣勢。こんな点差を跳ね返したスーパーボウルは聞いた事が無い。これはもう駄目だなと思ったら、停電で35分の中断。

しかし、このインターバルが何かのモメンタムを変えたのか、中断再開後は、49ers怒涛の反撃。第3Qは17点得点したのが凄かった。第4Qもディフェンスがよく踏ん張って、レイブンスの得点を最小に抑える。

ケーパニックの荷が重かったのは事実だが、最後の場頑張りは凄かった。ただ、最終2分を切った後、TD決まれば逆転という場面でのパス連発は疑問の攻撃。むしろケーパニックの足を活かして走らせるべきだったのでは。よくあそこまで追いついて、素晴らしい盛り上がりを生んだが、逆転まではできなかった。

ヘッドコーチが兄弟で、史上初の兄弟対決でも話題。NFLのエースQBだった弟よりも、NFL経験無く、早くからコーチ業に専念していた兄貴のほうが、やはり策士で老獪だったということだろうか。

アメフトの試合は「たられば」を言えばキリがない。最後のパスはホールディングにも見えたが、反則なくとも取れたかどうか。しかし、ひとつだけ残念なのは、やはり第3Q始まりのキックオフリターンTDかなあ。あれは余計だった。止める事が不可能なキックオフリターンTDは無い。きちんとやれば必ず止める事は可能。何かミスがあるから止められなかっただけなのだ。あの7点が無ければ49ersが奇跡の逆転劇で勝利を収めてたのだがなあ。

なでしこ決勝を観戦
なでしこ猛攻及ばず、初メダル「銀」…米3連覇

昨夜は会社帰りに「新ばし しみづ」に寄って一杯。帰宅してから、早めに仮眠。3時半に起床して、五輪サッカー、なでしこジャパン決勝を観戦。体格差があり、アメリカの突破を防ぐのは難しいが、日本はチームワークによる集散が早く善戦している。しかし、決められるときは決められてしまうなあ。

ただアメリカもかさにかかって攻める時は強いが、守備は脆いところあり。なでしこも攻め込んで何度も好機があった。後半大儀見が決めたシュートは、澤が執念でゴールへゴールへと蹴りこんだ流れ球。なんとかもう一点取れればよかったが、残念だった。

敗戦時は涙にくれていた選手達もしかし、表彰式に出てくる時は、一列になり前の選手の方に手を置いて全員が一面の笑顔で入場。よかった。そして素晴らしい銀メダルにおめでとうと言いたい。これが最後の代表戦という澤が得点し、金メダルを取って欲しかったが、戦いは次の世代に引き継がれて行くのだろう。

サッカー観戦の土曜日
金曜日夜は、「しみづ」に寄って飲んで帰宅したので、さすがに1時まで起きてオリンピック女子サッカー見る気力なし。録画をかけて就寝。土曜朝は6時に起床して、ネットにも接続せずTV番組も見ないようにして録画を再生。結果を知ったサッカーの試合を録画で見るほど退屈なことはないからなあ。

ブラジルは個人技に優れ、ボールもずっと支配していたが、なでしこジャパンは懸命に走り続けよく守った。そして数少ないチャンスをものにしたのも立派。ブラジルにとってはフラストレーション溜まる敗戦だったかもしれないが、日本の組織的守備力のほうが有効だったということだろう。

土曜日夜は、西大島「與兵衛」訪問。開始が夜7時からだから、これまた男子サッカーの時間と重なる。録画をセット。タクシー帰宅したのは9時半だったが、まだ試合中の時間。後半途中からサッカーの試合を見るのも興ざめなので、朝と同様、ネットにも接続せずTVも点けずに、しばし読書して録画完了時刻を待つ。

10時過ぎから録画再生スタート。永井のスピードを活かした先制ゴールが効いた。ブラジルは退場者によるディスアドバンテージも大きかったが、日本男子はボール回しも正確で、着実に加点。これまた素晴らしい勝利。録画見終わったのはちょうど真夜中。女子サッカーに始まり、男子サッカーに終わった土曜日だった。
柔道の審判にはびっくり
週末は時間が空くとオリンピック観戦。昨夜見た、柔道男子66キロ級準々決勝の判定にはびっくり。延長終了後の判定で、まず韓国選手の青旗が3本挙がったが、中央席の審判委員(ジュリー)が物言い(物言いっていうのかなw)。審判は審判委員に呼ばれてなにやら言われている。また位置に戻って再度旗を挙げたら、今度は白が3本で海老沼の勝利という前代未聞の迷走ぶり。中学生同士が練習で審判やらされてるんじゃないんだからさ。審判の権威はどこにも無く、ジュリーからストップがかかるたび、一体何事かと不安げに見守る選手が一番の被害者。

まあ今回のオリンピックに限らず、柔道国際大会の審判は今までも実にレベルが低く判定も不可解。国際競技柔道の判定や採点システムについては、日本もあれこれ意見言ってるようだが、日本側には国際派もいないし、英語で議論できるような人材もいない。あれこれ文句言っても「なんかまた日本が変な事言っとる」 としか認識されないと聞いたことがある。一応競技の元祖として、少しは敬意払われてるので、チョットだけ意見を容れてもらえるようだが。まあ柔道が国際化の道を歩み出した時に、柔道は既に日本の手を離れたのだ。


「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」には、戦前の日本にあった当て身や寝技を重視する実戦主体の柔道流派が衰退し、立ち技、投げ主体の講道館競技柔道が主流となってゆく歴史が描かれていた。

総合格闘技のグレイシー柔術は、戦前の実戦派柔術がブラジルに渡ってそのままに保存されたものだが、もしも日本柔道の保守本流があの流儀になってれば、今頃はオリンピックでもグラウンドが勝負。寝技主体で、締技や関節技を狙い続ける競技となっていたかも。

投げ技、立ち技主体の講道館柔道を基本に虚心に試合の勝敗だけ考えれば、力で相手を振り回し、小技で得点したら後は技を掛け捨てし、自護体で腰を引いて逃げ切るのが得策。外国選手はみんなそうやっている。日本流に背筋伸ばして自然体で、柔よく剛を制して一本で勝つという戦法は、なかなか通用が難しくなってるのだろう。


高校時代の思い出だが、同じ市内他校との運動部定期戦というのがあった。たまたま柔道部同士の対抗戦を観戦していたのだが、組み手争いでお互いに相手の引き手を嫌ってなかなか組みあえない。それを見ていた我が校柔道部の怖い顧問が、我が校の選手に「相手に引き手を取らせてやれ!」と一喝。選手はしばしためらったが、袖を相手の目の前に突き出して、敢えて相手に引き手を取らせた。

回りの観客からは、「オオ~ッ」と深いどよめきが起こる。わざと相手十分にして戦うとは男だ、とばかり大声援が。これでキレイに勝ったら一躍ヒーローだったのだが、さすがに相手十分の組手では分が悪い。たちまち相手の投げ一閃。彼は畳にぺターンと叩きつけられて負けた。ま、ヒーローになるのは実に難しいのですな。

ロンドン五輪開会式を見た
本日は朝5時に起床して、ロンドン五輪開会式をNHKの生中継で。

オリンピックの開会式というのは、その国がその歴史と文化を他国民に一種公式にプレゼンテーションする場であって、おのずから国民性も現れて興味が尽きない。例えばシドニー大会では、新たな大陸と先住民族との共生を歌いつつ、運営面では大雑把なオージー気質が出て、時間は大幅オーバーするわ聖火台は途中でストップするわ。北京大会では、クローンで増やされたかの如き同じ体型の男達の群舞にあの大国の底知れないポテンシャルを感じたなあ。

今回のロンドン大会は、しかし時差が厳しい。日本の民放があまり事前宣伝に力入れないのは、時差のせいで、ゴールデンタイムにあまり主力な番組組めないという商売上の理由もあるのでは。

開会式会場には、のどかな田園風景が作られ、やがて田園が一変して工業地帯に。産業革命を主導して文明社会を到来させた国の歴史を振り返る壮大な群集劇。これだけの人数に指示出してスタジアム内で動かすのも凄い。

女王陛下と007のシークェンスでは、本物のエリザベス女王が007俳優のダニエル・クレイグとビデオで競演。ヘリから会場に女王がパラシュートで降下するところはさすがに吹き替えだが、こんなところを真面目な顔でやるのが英国独特のユーモア。

炎のランナーのシーンにミスター・ビーンが絡み、更にオーケストラの演奏まで。英国は近代スポーツ発祥の地だし、ビーンもアメリカのコメディアンにはいない、いかにも英国と言う感じがある。

式典の全編に渡ってイギリス発の、ロック、ポップスが流れているのだが、ビートルズ、デヴィッド・ボウイ、クィーン ピンク・フロイド、クラプトンにパンク等々、ブリティッシュ・ミュージシャンの音楽が洪水の如く。まあ、ロックもポップスも、勿論一番商売になるマーケットはアメリカだが、広義にはアングロサクソンのもの。ポピュラリティがあるのはアメリカのミュージシャンでも、オリジナリティがあるのはブリティッシュのミュージシャンなのかもしれない。

途中で、「WWWの発明者」などと言う人が紹介されたが、そんな人がイギリス人だったのかとちょっとびっくり。

各国入場行進では、各国のお国柄が出てそれが面白い。地球上の人種も実に色々。そしてオリンピックにどれだけ人数が送れるかは国力の現われ。テコンドーに、実に多様な国から出場してるのには驚く。日本の空手よりもずっと国際化している印象。徴兵制度のある韓国では、若いうちに軍隊で教えるから、競技人口が多く、韓国人が世界に広がるのと同時にテコンドーも世界に広がってる。アメリカでもそういえばあちこちにテコンドー教室があったっけ。

聖火は下馬評に出たベッカムはハドソン川で次の走者にバトンタッチ。競技場に走りこんでゆく走者が、往年のボートの名選手だというのが、これまたいかにも英国的。そして聖火は若い世代のアスリート達に。

五輪旗入場では、アメリカ生まれのモハメド・アリが現れて不思議に思ったが、両輪の血筋にアイリッシュ、イングリッシュの血が流れてるとのことで、そのつながりか。

各国の入場行進も、隊列組むわけでもなし、選手も写真撮ったり肩組んだり、ずいぶんリラックスしたゆるい雰囲気。まるで閉会式のようだ。選手達にとっては本番の戦いはこれからだが、それでも世界で一握りの選ばれた者しか来れないこの場所まで来たという達成感があるだろう。どの笑顔も素晴らしい。

聖火点火後の大団円、ポール・マッカートニーが登場。ヘイジュードの歌い出しはちょっとトラブルあったような感じだった。口パク用の録音と合わなかったのか、あるいは中継に流すチャネルの間違いでエコーが入ったのかと思ったが、録音の声が流れたが、そのままライブで歌うことにして押し切ったようだ。さすがに声に往年の張りはないが70歳にしては元気だ。

早起きしたが、3時間ちょっと、飽きずにずっと見てしまった。

大相撲と全英オープンの日
日曜の夕方は、大相撲千秋楽をTV観戦。横綱白鵬と大関白馬富士が全勝同士で千秋楽決戦。全勝同士の千秋楽決戦は昭和58年以来。横綱と大関の全勝対決は15日制度になってから史上初という大一番。しかし全勝対決はちょくちょくあったような。人間の記憶というのもアテにならんな。

対決では、白馬富士が身体のキレよく、張り手から上手をガッチリ取り、白鵬の腰に食いついて投げからの寄りで勝利。白鵬も腰が伸びて残せなかった感があったが、あっけない。ひょっとして身体の故障でも。しかし白馬富士の全勝優勝はなかなか立派。日本人力士が優勝にからまないのが残念。若貴兄弟で沸いた大相撲人気は、今や昔の物語となった。

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夜は、ゴルフ全英オープンをTV観戦。タイガー・ウッズのメジャー復活優勝があるかどうかが焦点。今までのウッズは、最終日トップでスタートしないとメジャーでは優勝しないのがジンクス。今回は4位のスタート。果たして追いつけるか。

私が最初にアメリカ赴任した頃に、ちょうどスタンフォード大学にいたタイガー・ウッズが全米アマを連破して、プロ転向。直後の快進撃はアメリカで目の当たりに。その後、日本に帰国して、二度目にアメリカ赴任した際には、女性関係のスキャンダルと怪我でボロボロになるところも見た。実に印象深いプレイヤー。だんだんと衰えもきているが、なんとかもう一度復活してもらいたいのだが。

最終日トップでスタートするアダム・スコットは、世界ランクこそ13位なるもメジャー未勝利。全英オープンはどこも難コースで、最後の番狂わせが多発する。スコットも最初から若干出入りの激しい不安定なゴルフ。

ただウッズも辛抱のラウンドで、スコア伸ばすチャンスに恵まれない。届かないかなあ、と思っていたところに、ウッズは6番のバンカーで大トラブル。パターもミスしてトリプルボギー。この時点でトップと7打差。次の7番でグリーン外からの寄せをチップインさせてバーディー取ったのが凄かったが、9番でまたボギーを叩いた時点でもう届かないと判断して就寝。

翌朝早目に起床して結果をチェックすると、後半に辛抱強くスコアを伸ばしたアーニー・エルスが優勝だと知った。タイガーよりも前の組で回ってたのだが、やはりゴルフは最後まで分からない。

出勤前の時間で録画を早送りして、最後の顛末をチェック。アダム・スコットは最後の4ホールをなんと4連続ボギー。全英オープン最終日は今まで何名も、トップでスタートしたメジャー未勝利のプレイヤーが、リンクスの魔物の前に大崩れして無念にも倒れている。今回もまた同じ歴史の再現。

スコットは、最後のホールまでまだ逃げ切り勝利のチャンスがあったのだが、第一打をフェアウェイ・バンカーに。それでもなお、3打目がオンしてパー圏内。2位に並ばれたとはいえ、これをワンパットで沈めれば同点プレイオフだったのだが、無情にもこのパットを引っかけて外し、勝利を逃した。気の毒になあ。

タイガー・ウッズに関しては、まだ完全復活ではない。6番のトリプルボギーで優勝チャンスが実質的に無くなったのだが、あれはアンプレヤブルのルールを使って、バンカー内でリプレイスしたほうがよかったのかもしれない。とはいえこれは終わった後で言っても詮無い結果論。普通、プロはバンカー内でアンプレヤブルは宣言しないよなあ。

もっともアマチュアの場合でも、バンカーの顎に目玉になったボールを、プロの何十分の一以下の成功確率しかないのに打とうとして大叩きし、後から考えたらアンプレヤブルでバンカー内にリプレイスしておけばよかったと思うケースが多々あり。後知恵で思いつくんだが、その冷静な判断がなかなかできないのもまた素人のゴルフなんだよなあ。

US オープンゴルフをTV観戦
金曜の午後からどうも寒気がしてたのだが、夕刻から身体の節々が痛くなり、熱が出てきた。木曜日は9時過ぎまでセミナー出席でだいぶ疲れもあったのだが、どこかで風邪を貰ったか。金曜はそのまま飲まずに帰宅。土曜日はずっと部屋でダウン。夕刻からだいぶ楽になってきた。

本日は朝から一応平熱に。しかし用心のため外出予定をキャンセルして部屋で過ごすことに。全米オープンゴルフを観戦中。今年はサンフランシスコのOlympicという有名なプライベートコースで開催。

3日目首位でスタートしたタイガー・ウッズはボギー連発して順位を7位まで落としている。タイガーは、メジャーでは最終日一位でスタートしないと優勝できないというジンクスもあり、本日の調子は実に悪いから、明日は相当頑張らないと優勝は無理だろう。

ウッズがプロに転向したのは、私が最初のアメリカ駐在の頃で、転向後の快進撃を時差無しのTVで見ることができて実に興味深かったが、下半身スキャンダルで全米を騒然とさせる大トラブルになり離婚、身体の故障もあって、最近はすっかり没落。

聖人君子ではないけれど、素晴らしいゴルファーだけになんとか復活してもらいたいが。そうそう、明日の放送を忘れないように録画しておこう。

マスターズ最終日
月曜夜は帰宅後に録画しておいた、PGAマスターズ最終日を。時間がないので、最初のほうはドンドン飛ばしながら。ルイ・ウェストへーゼンの4番、ダブル・イーグルは凄かったなあ。一気に3打縮めて首位に。これは素晴らしかったが、ゴルフの女神は一度微笑んでも、最後まで微笑み続けるとは限らない。

直後にミケルソンがトリプル叩いたのも厳しかった。これで一気に両者は6打差。ゴルフでこんな瞬時に差がつくというのも珍しい。しかしその後はずっと形勢は一進一退。一位から3打差に7名がひしめき合うという混戦に。

全米ゴルフの人気者、フィル・ミケルソンは最後のほうまで頑張ったから米国TVの視聴率的にはよかっただろう。なにしろタイガー・ウッズがすっかり凋落してしまったからなあ。

16番で、トップを走るウェストへーゼンに追いついたレフティーのババ・ワトソン。17番、18番とどちらも一歩も引かず両者のプレイオフに。中継見てから会社に行っても間に合うかと思ってたが、プレイオフでは間に合わなかったので録画して正解。

マスターズの18番というのは、いつ見ても印象的だが、両者パーで引き分け。ここのルールではサドンデスは18番と10番を交代でプレイする。10番はワトソンが右のコース外に。しかし、あのリカバリーショットは凄かった。ウェストへーゼンは、ワトソンの失敗を見て3番で打って林に当って大きくロスしたから、まあどっちがよかったかだ。結局のところ、後から追いついたワトソンがウェストへーゼンを突き放して勝利。

TVの中継を見ていると、パトロンと呼ばれる観客は、本当に白人ばかり。オーガスタのあるアトランタは、まさしくアメリカの南部で白人天国だ。


スーパーボウルに出れないよ~(泣)
Ninersがスーパーボウル出れないよ~と泣いている少年。



「まあでも、ペイトリオッツとジャイアンツのスーパーボウルは見ようね、きっと楽しいよ」となぐさめる父親。

Ninersは9年ぶりのプレイオフ出場。この子は以前の黄金時代は知らないから、自分の目で見る初めての49ersスーパーボウル進出のチャンス。実に悲しかっただろう。

私も過去日記に書いたが、実に残念だった。

2回もターンオーバー食らったSpecial TeamのKyle Williamsに「殺すぞ」という脅迫があったのもニュースになった。まあ、確かにタコなプレイではあったのだが、本職のリターナーが前の試合で負傷欠場。急遽交代で出場したから、彼だけを責めるのはちょっと酷な話かもしれない。もっともこの動画へのコメントでは、「Williams! この子に謝れ!」というのもあり(笑)

NFLのチケットはプラチナ・チケットだが、小さな子供を連れてきて一家で観戦している親子も多い。親父が子供を小さな時から観戦に連れて行き、TVで一緒に応援して、地元スポーツチームへの愛を植えつけてゆく。いかにも古き良きアメリカを思い出す、心温まるビデオ。録画時間が49秒というのも、計算だとしたら凄い。

最後に親子で唱える、Who's Got It Better Than Us? Nobody! というのは新コーチ、ジム・ハーボーのスローガンなんですな。

49ersは出ないんだけど、今回のスーパーボウルはアメリカ時間、2月5日、日曜日の6:30p.m.ESTに開催。日本では月曜の朝8時半キックオフだから、ライブ観戦は無理だなあ。しかし忘れずに録画しておかないと。

49ersは、実に惜しかったなあ
月曜夜は帰宅してから、NHK BSで生中継されたNFLのConference Championship Gameを観戦。サンフランシスコ49ers vs NYジャイアンツ。アメリカでは日曜午後の試合なので、日本では月曜朝8時半からの中継。録画しておいたのだった。

前の試合で、第一シードのパっカーズを第四シードのジャイアンツが破り、第三シードを破った第二シードの49ersが、連続してホームで試合を開催できるという漁夫の利を得た。ジャイアンツにはレギュラー・シーズンに一度勝っている。スーパーボウル行きは万全だと思ったんだがなあ。

49ersは不振の時代が続き、なんと9年ぶりのプレイオフ出場。ウェストコースト・オフェンスで勝ち進んだ頃とはまったく毛色の違う、ディフェンス中心のチームになってしまったのだが、前回の試合に続き今回もディフェンスは相手に常に圧力をかけ、きちんと機能した。インターセプトやファンブル・リターンなど、派手なターンオーバーこそ無かったが、これはジャイアンツのオフェンスも大きなミスがなくしっかり機能していたから。

一進一退の攻防で延長戦に突入するという拮抗したゲームはなかなか見ごたえがあった。49ersの敗北を直接決定づけたのは、パント・リターンを担当した、カイル・ウィリアムズの第4Qとオーバータイム2つの大きなミス。

しかしウィリアムスは専任のリターナーではなく、2年間プレイして5回しかパント・リターンをしたことがない。レギュラーの選手が前回の試合で怪我をしたための代理出場。あまり責めるのも酷だろう。一番大きな敗因はむしろ、13-1とほとんど成功しなかった3rd Down Conversionと、ワイドレシーバーへ1本もパスを通すことができなかった、オフェンスの弱さなんだよなあ。

残念ながら力及ばずスーパーボウル出場は逃したが、久々に実によい夢を見させてもらった。もう少しオフェンスを強化すれば、来シーズンは久々のスーパー制覇も夢ではないのでは。

久々に、行け! ナイナーズ!
このページは、ブログ化前にもずっとweb日記そして書いてたので、かれこれ10数年になるのだけど、アメリカン・フットボールのことを書くと、ガクンとアクセスが下がる。アメリカでは人気一番のプロスポーツが、こんなにもアメリカナイズされた日本人に人気無いというのも、実に不思議な気がするのだが。

逆にアメリカの一般大衆は、サッカーやラグビーにはほとんど興味が無い。まあ、世界大会になると米国チームがそれなりに強いのは、スポーツ大国かつ移民大国であるアメリカの底力なのだが。

で、何を言いたいかというと、本日、日曜早朝にNHK BSで放送された、NFL Divisional Playoffゲーム、San Fransisco 49ers v.s. New Orleans Saintsが凄かったから。

元々はSF 49ersの大ファンであった私だが、200年代に入っての長い低迷にすっかり興味が薄れて、二度目のアメリカ駐在中もあまり試合も見ていなかった。しかし、今年はヘッド・コーチが往年の名選手ジム・ハーボーに替わって急に大躍進。13勝もして地区優勝を決め、プレイオフ出場。駐在からの帰国が一年後だと`SFベイエリアの現地で観れたんだがなあ(笑)

で、その試合を、日本時間では日曜朝6時半からNHK BSで中継するということで、楽しみにしてたのだった。

しかし、起きて観る予定だったのだが寝坊<あかんがな。まあ、録画してあったので、午後にビデオ観戦。

元々、ウエスト・コースト・オフェンスの代名詞だった49ersが、いまや守備のチームになってるのにはビックリ。スペシャル・チーム、キッカーも素晴らしい。アメフトでは、相手の攻撃を守備で潰すのが、ある意味攻撃。

そして、前半の49ersの守備陣は下馬評どおり実に素晴らしく、相手の攻撃権を奪い、自軍の攻撃へとそのまま繋げた。点数を取れたのはディフェンスがよかったから。中盤は若干停滞して心配したが、あの第4Q、最後の2分間に収斂してゆく、目まぐるしい攻守所を変えてのシーソーゲームには、久しぶりに血液が沸騰するようなスポーツ観戦の素晴らしさを堪能したのだった。アレック・スミスも、やればできるじゃないか!

復活した49ersには、スーパーボウルまで行ってもらいたいなあ。

Go! Niners Go!


北朝鮮は、本当に仕返ししたのか
先日のサッカーW杯3次予選、北朝鮮戦では、日本チームの入国審査に4時間かかり、携行品もずいぶん没収。観客席での応援も規制され、北朝鮮の嫌がらせであると言われた。

しかし、今週号の週刊新潮では、「嫌がらせが倍になって返ってきた」という記事で、これは北朝鮮の仕返しだと述べている。

なんでも、9月の日本での北朝鮮戦の際、民主党が代表戦や組閣でバタバタしており、北朝鮮代表をどう遇するか警察庁に具体的指示を出さなかったため、北朝鮮チームは、ホテルの出入りも裏口から、近隣公園での散歩も禁じるなどされ、その怨嗟から仕返しされたのだと言うのだが。

ニュースソースに「日本政府関係者が苦々しく語る」というところに、どうも民主党叩きの胡散臭い政治臭がプンプンするが、これは本当だろうか。しかし、ビザ取っていったん入国した後での行動を、日本の警察が本当にそこまで制限してたのか、ちょっと疑問に感じる点。

まあ、政府の方針どうのこうのは若干疑わしいが、本来は、世界でももっとも貧しい部類の自由の無い国からせっかく来日したのであるから、日本サッカー協会を外務省が後援して、チームを大歓待し、北朝鮮チームに日本の豊かな暮らしをあれこれ見せつけ、飲めや歌えの酒池肉林の大宴会を開催し、山ほどお土産持たせ、最終的には日本への亡命者が出るくらいアテンドすべきであったとは思うがなあ。

もっとも、そんな接待を申し出ても、向こうが断るに決まってるが。

なでしこの快挙
本日は通常勤務だったので、なでしこジャパンの試合は観戦できず実に残念。

しかし、ニュースでハイライトをチェック。実力で勝るアメリカに執念で追いすがり、追いすがり、最後に引きずり倒したような快挙。

これを契機に、サッカーに全てを賭けている日本の女性達が、日本でもプロ・サッカーで生きて行けるようになればよいのだが。まあ、しかし、女子プロスポーツの世界で、ちゃんと食えているというと、ゴルフ、そしてテニスくらいだろうか。アメリカではバスケットボールもプロリーグはあるが、待遇はどうなんだろう。

それにしても、昨今、暗いニュースばかりの日本に、一筋の光明が差し込むような素晴らしいニュースだった。

ゴジラがベイエリアにやってくる!
松井秀がアスレチックスと契約

ゴジラ松井が、オークランド・アスレチックスと1年契約を結ぶ。NY、LAと巡って、次はサンフランシスコ・ベイエリアにやって来ることに。アスレチックスのスタジアムは私のアパートメントからもBART1本で行けるので、観戦には実に便利なのだが、残念なことに来シーズンが始まる前にアメリカを離れてしまうのだった。

スタジアムのあるオークランドは港湾都市だが、あまり治安がよろしくない。BARTの駅でも年に何回か発砲事件や殺人が起こる。オフィスのアメリカ人に言わすと、「あそこの球場は荒くれでガラの悪い客が多い」ということであるが、松井は果たして受け入れられるだろうか。

オークランド・アスレチックスというと、その独特な選手発掘方法を描いた「マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男」で有名。

アメリカは、スポーツの詳細な記録を取るのが好きである。その膨大な試合データから、どの指標が勝利との相関が高いかを統計的手法で分析する。そして、アスレチックスが重視するのは、打者であれば打率よりも出塁率と長打力。守備力や足の早さは勝利に関係しないので考慮しない。投手で重要視するのは、被本塁打と奪三振。被安打率には意味がない。フィールド内に飛んだ打球がヒットになるかアウトになるかは偶然の産物だから。

チームの戦術についても独特。バントはアウト・カウントの無駄使いで勝利には貢献度無し。盗塁も勝利への貢献度なしとして勝手な盗塁は罰金の対象。初球を打つより相手に多く投げさせ四球を選ぶ者が評価される。

もちろん、これらの考えは、他のチームのスカウティングとはまったく違うのだが、アスレチックスはこのような観点で、チームの勝利に貢献する選手を安い金で集め、実績を残したのだった。

松井は打率よりも出塁率と長打が特長。守備と盗塁には期待できない。しかし、このアスレチックスの指標で選手を選択するなら、おそらく、イチローよりも松井こそがチーム勝利への貢献度が高い選手ということになるだろう。チームの戦術にピタリとはまる印象なので、活躍を期待したい。

しかし、せっかく地元に来てローカルTVで試合中継が見れるのに、来シーズンを見ることなくこの地を離れなければならないのが、なんとも残念だ。
栄光が消え去ったチームの敗北を見る
前回のアメリカ駐在時には、NFL(アメリカン・フットボール)San Francisco 49ersのファンで熱心に試合も見てたのだが、既に当時のNFLのスター・プレイヤー達は、(鉄人ブレット・ファーヴを唯一の例外として)、全員既にフィードを去ってしまった。

ナイナーズも、昔の栄光はすっかり消え去り、ずいぶんと弱いチームに。栄枯盛衰は世の習いだなあ。西海岸に住んでるのだが、負け試合ばかり見るのも嫌なので、試合を見る機会もすっかり減った。

しかし、昨日のサンフランシスコvsフィラデルフィアはサンデー・ナイト・ゲームで、夕方5時半キックオフ。たまにはビールでも飲みながらTV観戦するかとTVをつけた。

ナイナーズはこの時まで開幕4連敗。最初は先行して、これはと思わせたが、あっさり逆転され、結果的には27対24で、フィラデルフィア・イーグルスに敗北して5連敗。イーグルスもエースQBの故障で控えQBが先発しており、決して万全の状態ではなかったのだが、それより更にナイナーズが弱いとは。

ナイナーズの開幕5連敗は、1979年以来なのだとか。

試合後半には、サイドラインで、先発QBのアレックス・スミスとヘッド・コーチのマイク・シングルテリーが言い争いをするという、信じられないありさま。QBとヘッドコーチが試合中に諍いを起こすようでは、チームの不振も末期的病状だ。

マイク・シングルテリーも、カリスマ性がなく、どうにも小粒なコーチという印象。アレックス・スミスは2005年のドラフト一巡目の第1位でサンフランシスコに指名された大注目株だったはずだが、プロ入り後伸び悩んでおり、現在では並み以下のクォーターバックとしか言えない。歴史に残る素晴らしいQBになるのは、選ばれた中でも更に選ばれたほんの一握り。一流になるには、おそらく何かが決定的に足りないのだ。

スミスの昨日のプレイは、よいドライブもあったが、完全にオープンだったWRに投げないなど、どうもフィールド・ヴィジョンと判断力に疑問符がつく。機動力もあまり見るものなし。特にブリッツに逃げ惑って結局ファンブルしてしまった、第4Q、13分のプレイはQBとしては絶対にやってはいけない実にタコな失敗で、あれには脱力した。このファンブル・ロストからのイーグルスTDが結局試合を決定づけてしまった。

もっとも、スミスだけを責める訳には行かない。前半のFGのミスも実にお粗末。試合の最後の最後、どうしようもなくなって狙う長い距離のFG失敗でキッカーを責めてはいけないが、試合前半のあのFGは十分入る距離。

オフェンス・ラインもディフェンスも、チーム全体として満遍なく力が落ちている印象。今度の日曜はオークランド・レイダースとベイエリア対決なのだが、サンフランシスコ・ナイナーズがこのテイタラクではあまり盛り上がらないかもしれない。

もしも6連敗したら、コーチもQBも更迭して、一からチームを立て直したほうがよいのではないだろうか。もう今シーズンには期待できないのだし。過去の栄光が消え去ったチームの敗北を見るというのは、実に哀しいものなのであった。

ハイネケン飲んでオランダを応援
一昨日の夜は、会社の部下達とイタリアン・レストランで会食。

日本人の部下が頼んだビールの注文がちゃんと通じなかったのがきっかけで、そういえば、アメリカのビールの名前は、日本人にとっては、結構発音するのに難しいブランドが多いのだとアメリカ人に解説。

アメリカのビールの名前は、Coors、Miller、Michelobなど、なぜか知らないが、日本人が不得意な「L」や「R」の音を含むブランドが多くて、正確に発音しないとウェイターになかなか通じない。

だから私はいつも発音しやすい「ハイネケン」を頼むか、あるいはチャイニーズなら「チンタオ」しか頼まないのだとオチつけてジョークに(笑)。もっとも、その時は、ドラフトだというイタリアのビールを飲んでたのだが。

アメリカ人のマネジャーが、その「ハイネケン」はどこの国のビールだったかと聞くので、「It's from Holland」と答えて、アレ? これはオランダのはずだが、さっきワールドカップの話題で話してた「Nederland」と何が違うのかなと急に不安に。ハイネケンのビンには、確かに「Holland」と書いてあるから、それだけが脳内にインプットされてたのだが。

ただ、アメリカ人には、どちらでも通じた模様。後で調べたWikiによると、Hollandは、そもそもオランダ一地域(州)の名前なのだが、俗称としてそれで国を表すこともあるのだとか。なるほど。

アメリカでは、今度の日曜日のお昼がワールドカップ決勝戦。スペインvsオランダ。グループ・リーグで日本を撃破したオランダを、ハイネケン飲んで応援するかなあ。

運命のペナルティ・キック
ワールドカップ、日本vsパラグアイ戦は、アメリカ西海岸では朝7時から生中継。ちょっと出社時間を遅らせてTV観戦。中継に映る南アのスタンドには結構日本人観客もいて熱心な応援。

なんでも決勝T進出が決まってから追加でツアーに申し込む人も多く、およそ日本から300人。南アの在留邦人も200人程度スタジアムにいるとか。南アにも結構日本人が住んでるのですなあ。

試合のほうは実に接戦で、どちらも守備的で守りは堅いが、相手のゴールをこじ開けるほどの攻撃力に欠けるという印象。90分終わったところで0-0。こうなったら延長戦も見たいのだが、9時から社内で打ち合わせがあるので、残念ながら出社することに。 社内の打ち合わせが終わりWebをチェックしたら、延長戦も0-0で終了。PKで日本が負けたとアップデイトされたところ。残念ながらダメだったか。

帰宅後にESPN3のサイトにアップされた動画でPK戦をチェック。外した駒野は、チームメイトと肩を組んで出番を待つ時から自信なさげに見えたが、これは結果を知ってから見ているせいかもしれない。この選手は、ゲーム中も、いつも人一倍悲壮な顔して走り回ってるのだよなあ。

まあ、PKは運もあるし、誰かが外すまで続ける訳であるから、必ず誰かが外すことになる。外した選手をあまり責めるのも酷である。やはり試合時間内に点を取らないと勝てない。

アメリカン・フットボールでは、最後に僅少差を追い上げてるチームが、タッチダウンできず、時間切れ間際まで攻め込むも駄目だった場合、最後に長いフィールド・ゴールを蹴る。失敗した場合、そこで試合が終わるので、キッカーが批判されがちだが、本当はそうではない。タッチダウンで点取れなかったチーム全体の責任なのである。

まあ、この試合でも、試合を決める攻撃力が日本には無かったということなのだろう。

しかし、下馬評ではグループリーグ3連敗で敗退という評価がもっぱらだったことを思えば、グループリーグを勝ち抜いて決勝Tに出場しただけで素晴らしい達成だったのではないか。選手はモティベーション高く実によく頑張っていたと思う。

Yahoo! SportsのKomano luck ends with penalty miss for Japanという記事を興味深く読む。

記者は、日本vsパラグアイ戦について、どちらのチームも局面を打開する気配のなかった、もっとも退屈な試合のひとつと評価。しかし駒野については、怪我や病気と戦いながらそれに打ち勝ってワールドカップ代表にまでたどり着いた経歴を賞賛とともに紹介。

そして、駒野のPK失敗は今大会最初の失敗だが最後ではなく、敗戦の夜に涙を残す運命のペナルティキックは、きっとまた再現されるだろうと結んでいる。

ワールドカップでも、今まで何度も有名選手がPK外すところを見た。まあ、それがサッカーという競技なんだなあ。

岡ちゃんよ、悪かった(笑)
ワールドカップ、日本がデンマークに大勝してグループリーグ突破。しかし凄かったなあ。

開始早々から序盤は、デンマークが明らかにボールを支配していたが、17分の本田のFK一発でムードが変る。そして30分に今度は遠藤のFKがネットに突き刺さった時点で試合の流れは明らかに日本に。FK2発が次々決まるというのも珍しいが。

デンマークは引き分けでもGL敗退が決まる。この時点で、あと60分で3点取らねばならないことになり、デンマーク選手は目の前が暗くなったろう。

あまり点が入らない競技で先制点がいかに重要かということを再確認。デンマークはすっかり浮き足立ち、日本の選手は逆に波に乗って押せ押せムードでフィールドを縦横に走り回る。PKで一点返されたが、更に1点追加して、欧州勢相手に3-1のまさに大勝利。

実は私も、日本は最初のカメルーン戦に敗北して、岡田監督がワールドカップ4連敗という世界的大記録を樹立するのではと思ってたクチであるから、この結果を見れば我が不明を恥じなければならない。岡ちゃんよ、悪かった(笑)

ただ、勝ったのは素晴らしいのだが、中4日で次のパラグアイ戦が待っている。今回は序盤から既に勝利への道が見えて、モティベーション高く、選手たちも興奮してたから最後まで走りきったが、その疲れは大変なものがあるだろう。本田も最後は明らかにバテバテ。

88分に今野、91分に稲本投入という采配見て思ったのは、次も同じ先発メンバーで挑むのなら、もっと前に交代枠使って、主力選手の疲れをセーブしたほうがよかったのではということ。勝利は既に確定的であったのだから。まあ、勿論、emergencyのために交代枠は1つ最後まで残すというのもポリシーかもしれないが。

とはいえ、スポーツの世界では結果が全て。勝てば官軍であって、岡田監督は稀代の名将と称えられることになるだろう。週刊誌も大会前まではずいぶん叩いてたが、来週の記事が大変だ。そしてパラグアイ戦にも勝利したら、どこかに銅像でも建つのでは(笑)

しかし、誠に申し訳ないが、見てくれがどうも「名将」と呼ぶにはちょっと違う気がするんだよなあ。<オイ。


ぺブルビーチでの全米オープン
土曜の午後、ゴルフから帰宅してTVで全米オープンを見た段階では、石川遼はまだ上位におり、ホールごとにずいぶん画面に映っていた。予定があったのでそれ以上見れずに外出したが、後でスコアをチェックすると、ずいぶんスコアがダウン。あれまあ。

特に外出予定の無かった日曜は、午後から全米オープン最終日をTV観戦。

ぺブルビーチは、モントレー湾沿いの実に美しいコースだが、厳しいラフが多く、しかもそれがフェアウェイやグリーン周りに食い込むように配置されている。ミスをしたら厳しく罰せられ、果敢にチャレンジしても、それに見合う見返りもまた与えないタフなコース。4日間通算の優勝スコアがイーブン・パーなのだから、実に難しいコースである。

最終日スタートの時点で3打差の首位だったダスティン・ジョンソンは、第2ホールから、トリプルボギー、ダブル・ボギー、ボギーと3連続でトラブルに巻き込まれ、あれよあれよという間にスコアを落とし、ゲームは混戦に。

ジョンソンはその後もバーディー無し、ボギーを5つ追加。土曜日に66で回った翌日に82も叩くという、本人にとっては悪夢としか思えない最終日となった。ぺブルビーチにも魔物が住んでるのだなあ。

石川遼も最終日は9オーバー。どんどん順位を下げ、最終日のTV放映ではまったく映らなかった。過去のメジャーでは予選落ちもあったが、今回の全米では予選終了の段階で2位という好成績。確かに進歩はしているのだが、アメリカで勝ち切る実力にまではまだ到達していないのが実情ではないか。日本の賞金王がアメリカに通じないというのは、やはりまだ日米の力の差が大いにあるということ。しかし日本では屈指の若いゴルファーなのだから、アメリカ挑戦を続けて頑張ってもらいたいもんである。

タイガー・ウッズは最終日不発でスコアを伸ばせず、メジャーでは、一位で最終日をスタートしなければ優勝できないというジンクスをまた証明。しかし終わってみれば4位タイであるから、強いプレイヤーであることには違いない。復活優勝にはもう少しかかりそうだなあ。
大げさにウソついて引っくり返る
昨日の疲れがあったのか、本日は目が覚めるとすでに8時半。4マイル外を走ってからシャワー浴びて食料の買出しなど。戻ってきてからTVで、ブラジルvsアイボリー・コースト戦。日本では、「コート・ジボワール」と言うが、アメリカの放送では英語名で。

前半から既にリードしており、ブラジルの勝利はごく順当。しかし、後半、カカが貰った2枚目のイエロー・カードにはちょっとビックリ。明らかに先方の選手から、他所の方向を見ているカカにぶつかって来たように見えた。

たまたまキャメラはこの一部始終を捉えていた。ESPNでは、アイボリー・コーストの選手が自分から当たってきて、顔に何のダメージも無いのに、大げさに顔に手を当て、引っくり返ってるところが何度もスローで再生される。

サッカーを観戦して、いつも気になるのはこの"Diving"。ラグビーやアメフトを見慣れてると、あの程度の肉体的接触で大げさに引っくり返って痛がってるのが実に奇妙に見える。いや、もちろん痛いには違いないが、本当に引っくり返ってプレイを中断するほどだったら、そもそもラグビーやアメフトの競技は1分ごとに中断することになり、最初から競技として成り立たないのだが。

まあ、実際のところ、あの大げさな引っくり返り方は、サッカー特有の審判にペナルティを貰うためのある意味「ウソ」なのだ。スポーツに常に明らかな「ウソ」がある。サッカーを見て、そこがいつも釈然としないところ。今回のカカは、相手の悪意あるウソによってレッドカード貰った訳だが、あれは、実に気の毒だったなあ。

土曜早朝に日本-オランダ戦をTV観戦
土曜日は、朝4時15分に起床。サッカー・ワールドカップ、日本ーオランダ戦は米国西海岸時間では朝の4時半に試合開始。

サッカーはアメリカではポピュラーな競技ではなく、アメリカでワールドカップをやった時ですら各所で会場はガラガラ。中継もあまりなかった。しかし最近はさすがに知名度も上がっており、今回のワールドカップは、ESPNで全試合をライブで中継。

ESPN3のサイトにはビデオもアップロードされている。

土曜の早朝というのはさすがに厳しいがTV観戦。

前半の日本は実に運動量多く、相手にプレッシャーかけてよく守り、オランダにフラストレーションを与えていた。ただボールを支配しているのは圧倒的にオランダで、日本が得点する空気はあまり感じられない。

後半開始直後、52分のオランダのシュートは、一応キーパー川島の手に当たってはいたので、物理的に防げなかったかというと、違うかもしれないが、あの勢いのシュートに飛びつく場合には、キーパーを責められないという気がする。他の場面ではむしろ川島は好セーブを連発しており、最小失点に抑えたというべきか。

オランダは、一点取った後、これを守りきれば終わりとばかり、すっかり余裕で引いてしまったように思ったが、日本のほうは攻撃に転じざるを得ない。しかし日本のシュートも枠に飛ばないよなあ。

日本の後半の選手交代は、あまり機能しなかったのが残念。まあ、しかしグループ最強国に最小失点の負けなのだから、想定の範囲内というか善戦。

その後の試合では、デンマークがカメルーンに勝利したため、第三戦のデンマークに引き分けでグループリーグ突破になるのだとか。もちろん、実力からゆけばデンマークのほうが上ではあるが、サッカーはそもそも点があまり入らない競技で引き分けも多いから、意外にチャンスがあるかもしれない。

ただ攻守が随時入れ替わるスポーツ競技では何でもそうだが、最初から引き分け狙いで守備に徹すると、相手に攻撃の主導権を渡してしまい、好きなように攻め込まれ、逆に失点するリスクが増える。このあたりの試合の組み立てが難しいところではないか。

守りに守って、両者無得点で最後の数分、これでグループリーグ突破かと思ったら、一瞬の隙に日本が失点。慌てて攻撃に転じるが、時既に遅し。なんとなくそんな結末になるような気もするのだが。

デンマーク戦はアメリカでは木曜の午前中。ちょっとライブでは観戦できないなあ。休むか。<オイ。
カメルーン戦を前半だけ見た
ワールドカップ、日本の緒戦である対カメルーンは、アメリカ西部時間では月曜の朝7時から。本当なら出勤を遅らせて全部観戦したかったが、本日は朝から重要な会議があるので、そんな訳にゆかない。

途中までしか見れないが、6時半に起きて、シャワーを浴びて出勤の支度をしてから、ESPNでのライブ中継を観戦。会社まで車で10分なので、その点は助かる。

どちらのチームもボールのキープはあまり続かず、ボールを奪っては、縦に長いパスを蹴り込み、ラインを割るという、なんだか大味な展開が続く。

下馬評を信じる限りは、カメルーンはもっと威圧感があるかと思ったが、結構バタバタして、雑なプレイが多い印象。ゴールに迫り得点する気配に関しては、日本よりも若干濃い気もしたのだが。

アメリカ人アナウンサの中継では、日本選手の中では「マツイ」の名前がやたらに連呼されていた。確かに前半はずいぶんボールに絡んでいた印象。

そして前半終盤、クロスに本田が合わせて、ゴールネットを揺らす。突然の得点にちょっとびっくりしたが(←びっくりするなよ)しかし嬉しい驚きでもある。

TV画面に映る日本の選手達の眼は本当に真剣だった。監督のためでもなく、国のためでもない。自分達の勝利の為に、全ての力を注いで走り続けていることがはっきりと分かる。

後半も見たかったが、会議前の準備もあって、どうしても出勤せねばならぬ。日本のリードでハーフタイムに突入したところで心を残して部屋を出る。その後、会議開始の直前に、ネットで日本が虎の子の1点を守りきって勝利したことを知る。後半のカメルーンの猛攻も是非見たかったがなあ。サッカーというのは、なかなか点が入らない競技で、ワンチャンスで先行されると、それはあせるだろう。

中継では時折、日本のサポーターも画面に写ったが、南アフリカまで出かけて、しかも、日本のワールドカップでの海外初勝利に立ち会えたのだから、その歓喜はとてつもなく、人生の貴重な記憶として残り続けるだろう。遠路遥遥出かけた価値があったのだ。実にうらやましい話。

岡田監督は、前回のワールドカップで3戦全敗しており、このカメルーン戦に負けると、ワールドカップで4連敗という不名誉な世界記録(ワールドカップで3連敗して同じ国の代表監督に再びなった例が今までない)を打ち立てるところだったのだそうだが、まあ、変な話、世界記録というのは、そうそう出るものでもないのだなあ。などと妙な感慨にふけったり。しかし、選手はベストを尽くして素晴らしかった。


亀親父はライセンス返上
「亀親父の日記」が久々に更新され、自ら資格停止中のトレーナー・ライセンスの返上について述べてたのでちょっとビックリ。

ボクシング・コミッションは、亀1号の試合の後で起こった亀親父の暴言事件に対して、13日に厳罰を下すとの話だったが、先に平謝りに降参したような格好。

まあ、人一倍の子供思いだからこそカッとなったのだろうが、やはり持って生まれた粗暴な性格が子供の足を引っ張った面があったのは否めない。視聴率が取れさえすればよいと一家を持ち上げ続け、すっかり増長させてしまったTBSの責任も大きいのでは。

亀田ジムの会長というのも、しかし、ずいぶん頼りなさげな人物で、単なる雇われのように思えるのだが、果たして亀田3兄弟は、これからどうするのだろうか。

親父の影響下から離れ、別のちゃんとしたジムに移籍し、一から修行し直したほうが長期的にはプラスになると思うがなあ。亀親父は息子達を溺愛してるのだが、息子達をもう一段成長させるにはやはり、他人の飯を食わせる必要がある。ボクサーの競技人生は短いからこそ、早めの決断が重要なのではとも思うのだが。


マスターズ2010 フィル・ミケルソンが優勝
日曜は雨との天気予報だったので、どうかなと思ってたが、目覚めてみると曇天ながら雨は降っていない。降る前に走っておくかと、4マイル。

11時からは、マスターズ最終日をTV観戦。

タイガー・ウッズは第一打からちょっと曲げてしまい、ボギー・スタート。プロのレベルだと、インパクトの瞬間にミス・ショットが分かるのだろう。ボールが飛んだ後では、手を離そうが、スイングを止めようが、物理的にはボールの行方には関係がない。

しかし、ウッズは他のプロと比べても、ティー・ショットが悪かった後、クラブから手を離したり、フォロースイングを止めたり、リアクションが実に極端。このあたりは、やはり短気な性格なんだなと思わせるところ。14番のミドルでは2オンしたのだが、バーディー・パットが外れ、不用意に打った返しの短いパー・パットがホールに蹴られるという素人のようなスリーパット。あんなタイガーのパットは見たことなかった。

今回、マスターズのコースでのウッズは、ショットの時には外すのだが、ショットが終わってフェアウェイを歩く時には常にサングラスをかけていた。これは今まで無かった珍しい習慣。やはり、まだ、対外的にはプロテクティヴで、心理的にも本調子には戻ってないのではと思うところ。

フレッド・カプルスは、前半は実に安定したゴルフで上位に食い込んできたので、これはと思わせたが、11番からのいわゆるアーメン・コーナーで大きくスコアを落とし後退。

ミケルソンは、前半7番までずっとパーという堅実なプレイだったが、8番のバーディー、12、13番の連続バーディーでほぼ処理を手中に。最終日にボギー無しというのも大きかった。首位でスタートしたリー・ウエストウッドは、最初のホールでもボギーだったが、ティーショットが若干乱れ、パットも昨日ほどの冴えがなかったようだ。

K.J.チョイは、鬼瓦のような怖い顔だが、実に沈着冷静で安定したプレイ。前半では着々とスコアを伸ばし、ひょっとしたら優勝ではとも思ったのだが、後半に崩れたのが残念。

結局のところ、ミケルソンが、最終ホールでもバーディーで有終の美を飾って勝利。考えてみると、ミケルソンは、実力に比べて、メジャーではあまり勝ってないとはいうものの、マスターズでは既に2勝。これで3勝目。一番好きな大会だったのだなあ。

ホールアウトして抱き合う奥さんは、長い金髪。なんでか知らないが、アメリカン・スポーツ(あるいは芸能)の世界で成功すると、奥さんは、旦那が白人であろうと黒人であろうと、大概、長い金髪の白人女性なのである。フィル・ミケルソンもそうなんだ。

あのような長い金髪の女性というのは、アメリカでも普通の仕事場なんかでは、あまり見たことないのだが、いわゆるセレブリティの奥さん専用の仕様ということであろうか。そういえば、ウッズの奥さんも北欧系の金髪だったなあ。





マスターズでタイガー・ウッズを観る
朝は結構肌寒かったが4マイルのラン。毎日早起きして走ればよいのだが、どうしても週末にまとめて運動することになってしまう。買い物等済ませてから、午後は部屋でビール飲みながら、PGA マスターズを観戦。

タイガー・ウッズは、パットの調子もあまりよくないようで、いまいち波に乗り切れない印象。ミケルソンの2連続イーグル(あわや3連続になるところだったが)という大爆発にはビックリ。

全ホールを終了して、リー・ウエストウッドが-12で一位。フィル・ミケルソンが-11で二位。タイガー・ウッズとK.J.チョイが共に-8で3位。

ウエストウッドは、パットがことごとく決まり、素晴らしい出来。しかし、メジャーの上位進出経験はあるが、アメリカの大会ではここ数年勝利がない。果たして最終日に一打差を守って勝ち切れるかどうか。もっとも2位のミケルソンも、実績ある素晴らしい選手だが、メジャーでは弱いという定評あり。

タイガー・ウッズは、一応仕上げてきているが、いまいち不安定。メジャーで14勝もしてるが、どれも最終日一位発進した時だけ。そうなってくると、明日はなかなかの混戦で、上位陣のフレッド・カプルスなどにもチャンスが出てくるのでは。これもまた見逃せない。

試合後、Yahoo!に、Tiger Woods' profanity aired live on CBSという記事が。CBSの中継でウッズが口汚い言葉を使ってる場面が流れたとの報道。

タイガー・ウッズは昔から、ショットに失敗するとクラブを放り投げたり、口汚く罵ったりして、コース上でのマナーが賞賛できるものではなかった。ゴルフ界の頂点に君臨して、聖人君子の如く崇められてた頃は、真剣に勝負に打ち込んでいる表れだとの擁護論も多かったのだが、今般のスキャンダルで、すっかり人格的なオーラが剥げ落ちてしまい、「結局のところ、自分の感情をコントロールできない人間ではないか」という疑念が世間に広がってるのであった。

2月の謝罪会見では、自らその話題にも触れ、ゴルフという競技に対する敬意に欠けていた、と謝罪しただけに、メディアは、コースでのウッズの一挙手一投足を興味津々で追っている。

マスターズは格式ある大会で、参加メディアの登録もウッズが復活を講評する前には締め切られていたので、会見でもゴシップ紙の記者などは来ていない。観客も「パトロン」と呼ばれる年季のいったゴルフ好きばかり。プラカード掲げたり、野次とばしたりする者を退場させる規則もあるそうで、ウッズも安心してゴルフだけに打ち込める環境。本日のラウンド後のインタビューでももちろんゴルフに関しての質問しかされない。

しかし、今後も、ゴルフ場での態度やマナーに関しては、ネットワークは注目して、ウッズの表情やつぶやきを捉えようとしてくるだろう。まあ、自ら撒いた種とはいえ、トップ・アスリートであり人気者であり続けることは、実に大変である。

亀親父の日記
誤字脱字や珍妙な文章が傑作で、愛読してた「亀親父の日記」であるが、亀1号が初防衛に失敗した2日後から更新がストップしている。

ジムでの食事も自分で作ってるし、子供の弁当も自分で作ったり、子供思いの父親であることは、ブログの記述見たら理解できるのだが、敗戦の後にコミッションの事務局長やレフェリーを「俺を怒らせたらどうなるか覚えとけ!」と怒鳴りつけるというのは、やはりやり過ぎ。

直情径行な単細胞で、極悪人だとも思わないが、やはり根っからガラが悪い。これは育ちの問題で、おそらく修正不可能である。息子達にとっても、ひいきの引き倒しにあったような災難なのでは、

亀田父、ライセンス取り消しへなどという報道もあり。息子達も、そろそろ親父から離れる潮時なのではないだろうか。


俺はそう考えてる!

タイガー・ウッズがマスターズで復帰
今週末のマスターズで、タイガー・ウッズがゴルフの世界に帰ってくる。

本日の記者会見でウッズは、Tiger says he's coming back to win at Augusta、「オーガスタで勝つために戻ってくるんだ」とコメント。

サンクスギビングの不可解な自損事故から5ヶ月が経って、今回が初めて記者の質問を受け付ける会見。

事故の夜に何があったのかについては、やはり質問が飛んだが、若干の怪我の具合以外には、ウッズは何も語らなかった。

しかし沈黙したら沈黙したで、世間では、「怒り狂った奥さんがアイアン振り回して追いかけてきたので、慌てて車を発進させ、運転をあやまって障害物に衝突した」と囁かれた噂を信じる人も多くなるだろう。ウッズも災難であるが、まあ、そもそも自分の撒いた種であるから、誰に文句言える筋合いでもないか。

ヒト成長ホルモンの使用など、ドーピングの噂についての質問も出たが、これについては明確に否定。野球のマクガイアやサミー・ソーサは、ステロイドによって大幅にホームランを増やした訳で、確かにゴルフでも筋肉増強剤を使えばショットの飛距離は大幅に伸びるのではないか。ただ、ゴルフは正確性を要求するゲームでもあるからして、変にドーピングして筋肉つけると、身体のバランスが崩れて逆効果の面もあるような。ゴルフにドーピング検査が導入されてないのは、そもそもステロイドなどは、ほとんど試してみる選手がいないからだとも思われるのだが。

まあ、しかし、タイガー・ウッズが本当に復調して、昔のタイガー・ウッズに戻っていたら、あっけなく優勝して華々しく復活するシナリオも十分ありうる。私生活では色々あったが、不世出のゴルファーだけに、またゴルフの世界で堂々と活躍してもらいたい。今週末はTVから目が離せないなあ。