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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
HonoluluでThanksgiving
水曜に年休を取得し、Thanksgivingは5連休。寒いのはかなわないので、どこか暖かいところへ行こうと、Honoluluまで。

フライトは国内線仕様の777。ファーストクラスとはいっても、座席は国際線ビジネスクラスよりも少々劣る。飛行時間が8時間程度だから、フットレストもパーソナルモニターもなし。もっとも、エコノミークラスだと、8時間のフライトでソフトドリンクしか提供されず、アルコール類、スナックはすべて有料という気の毒な扱い。United航空もずいぶんせちがらいな。

飛行前の機長挨拶の放送は、機長が操縦室からキャビンに出てきてマイクを持つ。その後の乗客との会話で、Thanksgivingに泊まりのフライトが入るのは初めてで、LondonとHonoluluの選択があったのだが、寒いのは嫌だからHonolulu行きを選んだと。明日はサブウェイでターキーサンドイッチでも食べますよとジョークを連発していた。

フライトは若干定刻より早く到着。今回はレンタカー止めてホテルまではタクシーで。

lanai

ホテルの部屋にチェックインして、荷物をおろし、やれやれとベッドに倒れこむ。窓を開けるとラナイからは潮風と波の音が聞こえる。何するということもなく,、無為な時間を過ごす至福。

sunset1

sunset2

去年のThanksgivingは、サンタモニカで綺麗な日没を見たのだが、今年はHonoluluで同じく太平洋に沈む夕陽を。 オレンジに輝く太陽は、そのままスポンと海に沈んで行き、その後には水平線が淡いオレンジに染まる。 潮風が凪いだ薄暮の砂浜を、打ち寄せる波の音を聞きながらそぞろ歩くのも実に気分がよい。

moon

ふと振り返ると、夕焼けと反対の空には、銀円に輝く月が静かに中空にかかっているのだった。

dawn.jpg


部屋の窓を開けたまま眠ると朝日と波の音で目が覚める。静かな朝焼けの海もまた素晴らしい。ラナイで朝からビール飲んで、波の音を聞くと、まるで身体が溶けてゆくかのよう。気が向けば砂浜に下りて昼寝したり、ホテルのプールサイドで読書したり。ゆったりとした時間が過ぎてゆく。

寄せてはかえす波の音は、いつ聞いても懐かしい響き。原初の生物はすべて海で生まれた。そんな太古の記憶が脳幹のどこかに残っているから、波の音を聞くとこんなに安らぐのではないだろうか。人類アクア説ってのもあったなあ、などと砂浜で目を閉じたそんな考え事すら、いつしか潮風の中に溶けてゆくのだった。

bird.jpg

窓の外に止まった鳥は、人をあまり恐れず、窓を開けてもしばらくそのままこちらをずっと見つめていた。

身体も心も海に溶けてゆくような、まったりした休日。しかし、明日のフライトでまた米国本土に帰らなければならない。向うの気温は摂氏3度だとか。ううむ。帰りたくないなあ。
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