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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
日本滞在寿司日記 完結編
本日アメリカ初出勤。風邪のほうは、ほぼ回復したのだが、時差でやはり頭はドンヨリと霞がかかっている。どうもやる気が出ない。やはり6日まで休めばよかったか。とりあえず、日本滞在時の寿司日記 完結編を。

寿司日記番外編 DAY 10 「新ばし 久」

新年2日の夜は、ふたたび新橋「久」。30日の「しみづ」訪問時、同様に新年営業やってる「久」が空いてると聞いて、その場で予約したもの。

「しみづ」の姉妹店、寿司屋ではないカウンタ割烹として開店から1年ちょっと。最近は月曜を定休日にしたとか。常連客もずいぶんおられるようで、店をまかされた「しみず」の弟さんも、その奥さんも、一所懸命頑張っている。

正月の営業は、コース1本だけ。まず最初にビール。日本酒は、神亀の吟醸純米から、ひやおろしに切替。アンキモ煮付けは、濃い味付けながら、中心にはフレッシュな感じを残して酒によく合い美味い。コノワタ入り茶碗蒸し。刺身は、カジキマグロ赤身、タコ、皮目を炙ったクエ。

塩辛をもらった後で、アラ鍋。鍋とはいえ、調理場で作りつつ、お椀に取り分けてくれるもの。ポン酢もなかなか美味い。雑炊で軽く〆て、最後の甘味は冷製の白玉ぜんざい。

通常営業の場合は、おきまり5品の後であれこれアラカルトが注文でき、洋食がルーツである清水弟氏の腕が活きるフライ物やフライパン使ったものが美味い。しかし、正月特別営業のメニューは和食中心。もっとも、正月であるからして、これでちょうどよい。正月2日にちゃんとしたものが食せて実によかった。


寿司日記 DAY 11 「しみづ」で初寿司。

正月3日はお昼から通し営業の「しみづ」で本年の寿司初め。まずお屠蘇代わりに供されるのは、神亀のにごり酒。火入れしておらず、酸味があって口当たりよし。アメリカ帰国は本日午後のフライト。時間に余裕なく、12時半には店を出る必要あるのだが、やはり日本酒を常温で一杯。考えてみれば連日飲み続けの休暇だった。

正月メニューとして、まず、田作りと黒豆。コノワタの茶碗蒸しは、昨日の「久」と同じ趣向。コハダに生姜と山葵をかませて木の葉造りに。自家製カラスミを春雨にまぶしたカラサメ。刺身でヒラメ。熟成が進んで美味い。タコもよい。アラの蒸し物は柚子胡椒が合う。器も実に印象的。

平貝は炙り、サバは皮目を焼霜に。このあたりでお酒をフィニッシュして握りに移行。マグロは、ヅケ、中トロ、大トロと。カスゴを1貫。コハダも相変わらずの美味さ。アナゴは塩とツメで1貫づつ。カンピョウ巻半分とオボロ巻。やはり酢飯が素晴らしい。勘定終えて店を出たのがちょうど12時半。最初に店を出る時間を告げてあったのだが、全体の流れを阻害しないよう、ごく自然に1人だけ流れを変え、きっちりと1時間で終わらせてくれる清水親方の段取りに感謝。

JRで東京に。1時3分東京発の成田エクスプレスの第一ターミナル到着が1時57分。UAのチェックイン・カウンタについたのは出発の1時間5分前。1時間前にはチェックインしないと席は保障できないと言われてたが、トラブルなくちゃんと搭乗できた。知らなかったが両替窓口の奥にファーストクラス専用セキュリティ・ゲートがあり、ここはガラガラ。出国審査も行列無しでスイスイと。

マイレージで取ったファースト・クラスだが、めったにない機会だし、ちょっとだけでもと、UAのファースト・クラス・ラウンジに立ち寄り。ここも仕事の客がいないからか、実に空いている。設備は階下のレッドカーペットとあんまり変わりない。しばしの間、搭乗まで休息。

フライトは定刻通り出発。UAの機内食は和食を選択したが、本当に日本で積んだのか疑うほどのひどいシロモノ。ここで、「しみづ」出る時お土産にもらったばらちらしの出番。独特の酢飯に、コハダ、海老、玉子、オボロなど仕事した種が載る。日本を去る締めくくりとして飛行機内で食すると、これがまたひときわ美味いのであった。
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