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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
人間の寿命の限界は、やはり120歳か
ちょっと古い話であるが、2月号の文藝春秋、「不老革命・アンチエイジングの衝撃」という座談会記事が面白かった。人間の寿命の限界、それを延ばす対策はあるか、若さと健康を保つ生活はどんなものか等、やがてやってくると言われる「寿命100歳社会」を見据え、立花隆や茂木健一郎が、加齢医学の専門化を招いて行った座談会。

ギネス記録に掲載された人間の最大寿命は、122歳なのだという。これはフランス、アルル出身の女性。戸籍の生年には疑問があったのだが、アルルの画材店で手伝いをしていた時、ゴッホに絵の具を売ったことがあるとの本人の記憶により、年齢が客観的に確認されたのだという。まったくの余談ながら、当時13歳のこの女性に、ゴッホがちょっかい出そうとして、本人は嫌だったとの発言があったそうで、まさかゴッホも、自分の名前がそんなところで後世に伝わるとは思ってなかっただろう。はは。

人間の寿命の限界算定についての話も面白い。DHEAという副腎由来の性ホルモンの体内濃度は、長寿の人間では平均値より高い。そして、この分泌は年齢とともに減少する。この低下具合を多数のサンプルから分析すると、限界値が120歳くらいになるのだとか。この結果から、おそらく人間の寿命の限界は120歳くらいではないかと推定されているということである。

このDHEAを体外から補充すれば長生きに役立つか、確固たる研究はまだないとか。まあ、細胞分裂のカウンタ、テロメアにも分裂回数を制限する限界があるとの説も聞いたことがあるし、単純にDHEAをサプリメントとして補充したからといって寿命が延びるものでもないだろうが。

以前、人間の寿命は120歳というエントリーで同じ話題について書いた。長寿の人でもだいたい120歳前後。人間の長寿の限界はそのあたりではないか。そしてそれは、旧約聖書、創世記の一節。第6章にある、主の言葉と不思議に一致していると。そこにはこう書いてある。
「わたしの霊は人の中に永久にとどまるべきではない。人は肉にすぎないのだから」 こうして、人の一生は百二十年となった

最新科学研究の結果とも一致する、まことに不思議な記述。キリスト教原理主義者は、出エジプトの痕跡を紅海の海底に探したり、キリストの棺桶を探すより、この記述こそ神の英知の表れであると宣伝したらよいのでは。ま、余計なお世話だが。はは。
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