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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
あんた、ドアを、うちの車にぶつけたでしょ
月曜、火曜と仕事もあるので週末はこちら泊まり。空いた時間が西海岸であるのは久しぶり。土曜はレンタカーでウエスト・ベイに移動して、昔住んでいた懐かしい場所など巡ってみた。

El Camino沿いのSunnyvaleのアパートメントに住んでたのは、考えると10年以上も前のこと。隣にSAFEWAYスーパーのあるモール。懐かしの場所に車を乗り入れてみたが、はて、前からこんなに狭い場所だったっけ。駐車場も実に狭い。まるで子供の頃遊んだ町並みを、大人になって訪問したかのよう。まあ、中西部郊外に慣れたからそんな気がするのかもしれないが。

駐車場に車を停めて歩き出すと、前方にいた中国系と思しきオバちゃんが振り返り、「あんた今、ドアをうちの車にぶつけたでしょ」と難癖をつけてくるハプニングあり。ちょうど直前に左隣に停めた車のオーナーのようだ。「ぶつけてないよ」と言っても、「いや、音が聞こえた」と、しきりに自分の車の助手席ドアをチェックしている。確かにへこみが何箇所かあるので若干あせったが、よく考えるとうちの車のドアが当る位置ではない。

「斜めに停めてるのだから、こちらの運転席側のドアをたとえぶつけたとしても、左のあなた車の助手席ドアに当るはずがないでしょ」と、ドアを指差して位置関係を解説。オバちゃんはようやく納得したか、「ここは駐車場が狭いから困るのよ」と破顔一笑して去っていった。そっちから難癖つけといてそれかい(笑)。オバはんの行動は、言語や国境を越えて一致するものがあるなあ。

まあ、中西部に比べると、西海岸は普通に街を歩いてる人種にずいぶん多様性があって、アメリカでのマイノリティとしてはちょっと落ち着くのではあった。

夜は、西海岸オフィスの社内弁護士とイタリアンに。彼が行ったイタリア旅行の話などしながら。アメリカ人とイタリアの話をすると、フィレンツェがフローレンスなど、街の名前の英語読みが分からない時がある。

彼が頼んだ「Negroni(ネグローニ)」というカクテルを一緒に試したが、フィレンツェ生まれのカクテルなのだそうである。ジン、カンパリ、ベルモットを1/3でステアする。甘さと苦さが同居した、不思議な、しかし病みつきになるリッチな味。聞いたことなかったが、彼の言うには、ちゃんとしたバーテンなら必ず知ってるとのこと。

私自身は、最初はジン・トニックに決めてるのだが、食前酒のカクテルというのも、なかなか興味深い世界だ。
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