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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「ワールド・オブ・ライズ」
昨年の一時帰国時に購入したパスモカードは、地下鉄でもJRでも使えて実に移動に便利。東京都内は、車を運転せずとも公共交通機関でどこでも行けるから、実に便利である。お酒を飲んでも帰りの運転の心配をしないで済むのも最高。しかし、乗ってると残高は見る間に減ってゆく。

有楽町の映画館で、「ワールド・オブ・ライズ」を見た。

中東のテロリストを追うCIAのスパイ活動の内幕を描く、スパイ・サスペンス。レオナルド・ディカプリオが中東に詳しいCIA工作員を演じる。米国に居住したまま、子供の送り迎えやスポーツの大会に顔を出しながら、ヘッドセットで実に気軽に次々と秘密工作の指示を出してゆくCIAの上司を演ずるのがラッセル・クロウ。よくもああ簡単に携帯で秘密の会話を交わすものだなとある意味感心するが、サテライトからの映像を駆使した要人監視も含め、妙なリアリティを感じるのも事実。

ヨルダン情報部の局長役は、伊達男だが、ディカプリオに、「私にウソをつくことは絶対に許さない」と釘を刺す。西欧流のファッションの下に隠された、名誉と対面を何よりも重んじるイスラム世界の鎧を感じさせる、実に印象的な役。テロ組織の黒幕摘発に至るストーリーにおいても、実に重要な役割として見事に成立している。

ディカプリオの演技は達者なのだろうが、個人的に好きな俳優ではないので、あまり感慨はなし。ラッセル・クロウは役柄もあるが、ずいぶん歳を取って見える。

テロリストの描写やイスラム世界の描き方は若干類型的で、特段、たな驚きといったものはないが、監督の演出は手堅く、ストーリー進行も飽きさせない。なかなか面白かった。
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