97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
ハドソン川の奇跡
本日は、朝から会議の連続。午後の会議が始まる際、部屋に入ってきたアメリカ人が、NYで飛行機が事故にあって、不時着したのだと教えてくれた。その後もずっと会議続きだったのだが、夕方にようやく解放され、webでニュースをチェック。

NY ラガーディア空港から離陸したUS AirwaysのA320が、離陸直後、鳥を吸い込んだとかで、エンジンが2発ともストップ。ハドソン川に緊急不時着したのだが、155名の乗客乗員は全て救助されたのだとか。

エンジンや機体のコントロールは効かなかったろうに、よくハドソン川まで持って行けたものである。なんでも、パイロットは、軍隊で28年勤務してから民間に転じたベテランらしいが、沈着冷静、実に素晴らしい事故処理であった。

ちょうどミッドタウンの辺りらしいが、もしも途中でコントロールを失って、マンハッタンのビルに当ってたら、911同様に大惨事になってたのではないか。

写真を見るに、着水してしばらく浮いていたため、脱出した乗客は、主翼の上に立って救助を待っているのだが、足はもう水につかっている。本日のNYは氷点下の気温。 NYの寒空に、川に着水して救助される乗客も大変だが、まあ、それでもなお、地面へのクラッシュとは天地の差だ。たとえ水面であっても、着陸が悪ければずいぶん被害が出てたろう。

今までは、どうせ落ちたら一巻の終りだと思って、飛行機に乗る際の、脱出口の確認や、ライフジャケットの説明なんかもあまり気にしてなかったが、今度はやはり、ちょっと気にしたほうがよいかもしれない。

そういえば、Exit Row(脱出口のある列)に座る際も、「Exit Row Duty」というのがある。緊急の際は、乗務員の指示に従って、乗客の避難を助けなければならないことを説明される。今までは、「ハイハイ、大丈夫」なんて気軽に言ってたが、こんな事故は、稀にでもあるのだから、もっと真剣に考えねばいかんなと再認識。

本日は、ブッシュ大統領が記者相手に、最後の記者会見でFarewell Speechを行ったのだが、この「ハドソン川の奇跡」のおかげで、哀れにも、どこの局でもニュースは2番目扱い。

911で始まったテロとの戦争で人気が上がった大統領の最後の挨拶が、同じくNYで不時着した飛行機のニュースで霞んでしまう。これまた奇妙な因縁。
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