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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「漢検」前理事長ら逮捕
日本漢字能力検定協会の前理事長親子が背任容疑で逮捕。まあ、私物化もここに極まれりといった、やりたい放題であったからなあ。

しかし、オーナー企業がやってるのであれば、儲かった金はオーナーがいくら懐に入れてもまったく問題無いはず。株式会社等の場合には、取締役に善管義務があるし、株主の利益を毀損すれば、株主代表訴訟の対象になったり、取締役の背任容疑でお縄になるのは、その昔、百貨店三越を私物化して私腹を肥やした岡田社長の例を見ても分かる。

しかし、公益法人の場合は、誰の利益を毀損して背任が成立するのだろうか。このあたりに興味がある。しかし、報道でも詳しい説明なし。前理事長ご本尊にすれば、「オレが育てた事業でオレが儲けて何が悪い」というのが本音だろうが。

そういえば、先々月の文藝春秋だったか、漢字検定に関する漢字学者、高島俊男の大批判が掲載されていた。漢字検定は、常識問題が多い二級、三級は別として、準一級、一級の問題になると、難しい問題を作るため、本来そんな風には決して使われない漢字の読みや意味を無理やり使用した難問奇問ばかり。あんなものを一所懸命覚えても、決して「美しい日本語」が使えるようにはならない、というのである。挙げられた例を見る限りでは、まさしくその通りと感じた。

この批判は、今回の背任問題発覚前の記事であるが、漢字検定も、一時のブームは去って行くのではないだろうか。まあ、真面目に受験してた人の信頼を、大きく損なった事件とはいえるだろう。

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