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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
ヨセミテ訪問記録 その1
過去日記を確認すると、1997年5月が前回駐在最後の訪問として記録に残っていた。今回のヨセミテ訪問は、12年ぶりということになる。時の流れるのは実に早い。若干の写真つきで、訪問の備忘録を。

(ヨセミテ到着まで)

日本での車に搭載していたカーナビは旧型で、DVDを記憶装置として使っていたが、先日購入したポータブルGPSで、半導体デバイスの進化に驚嘆。ポケットに入るくらいの本体に、全米とカナダすべての道路データが搭載されているとは。音声によるナビも実に親切。

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土曜の朝に部屋を出てひたすら東に。前方の暗雲が、到着日のヨセミテの天候を暗示していたのだった。この時期は普通、あまり雨は降らないのだがなあ。

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入場料は車1台につき20ドルで7日間出入り自由。長期滞在を考えると実に安いもんである。ゲートを入ってしばらくすると、木々が立ち枯れたエリアが広がる。大気汚染と、時折起こる山火事によるダメージ。幸いヨセミテ・バレー内には、鬱蒼たる緑が広がっているのだが。

(ヨセミテ・ヴィレッジとヨセミテ・フォール)

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まず、ヨセミテ・ヴィレッジに立ち寄る。車を停めて外に出ると、遠くからヨセミテ・フォールの音が響き渡る。ここもまったく変わっていない。実に懐かしい気分。

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ヨセミテ・ヴィレッジにある氷の自動販売機も健在であったのにはビックリ。自動販売機というより、販売所というべき大きさ。人間が中に入って氷を手動で出し入れしてるのではないかという疑念がいつも沸くのであった(笑)

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公園内のキャンプ場やコテージで滞在する人のために、ビレッジ内にはスーパーあり。お酒の棚をよく見ると、日本酒も売っている。ヨセミテで飲む「松竹梅」というのは、どんなもんだろうか。

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ヨセミテは、そもそもインディアンの聖地。ヴィレッジ内に再現された、インディアンの住居やセレモニーのための建物も、昔からまったく同じ。この建屋は、狩りの前に使われた、一種のサウナのようなものらしいが。

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上下2段に分かれたヨセミテ・フォールは渓谷内の滝でも圧巻の規模。パーキングから歩くとすぐにその威容が眼前に。雪解けの水がこの滝を作るのだが、水量の全盛期は、若干過ぎているかもしれない。去年の冬は、シェラネバダあたりには結構雪が積もったと聞いたのだが。

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滝に近づくと、落差の大きい上の滝は見えなくなり、下の滝のみが眼前に広がる。しかしそれでもなかなか雄大なスケール。落下する雪解けの水は冷たく、それがまるで霧のようになって辺りに広がる。森林の香りと冷え冷えした空気。ヨセミテに戻ってきたなあ、と実感する瞬間。

(マセド川沿いのホテル)

直前になって急に予定を立てたので、ホテルの部屋があまり空いていない。昔は、Buck Meadows Lodgeという120号沿いのホテルをよく使ったのだが、公園入り口まで若干遠い。今回は、United.comのホテル予約で、マセド川沿い、公園入り口から2マイル程度の、Yosemite View Lodgeを予約。

マセド川沿いの140号を走るのは初めてだが、奇岩、巨岩があちこちに。ヨセミテ渓谷は、隆起した花崗岩が水や氷河に削られてできたそうだが、同じく花崗岩がゴロゴロする、木曽や飛騨の川にもどこか似ている。

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川底には、パカンと割れた巨岩。やはり水流の圧力だろうか。

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道路沿いにある巨岩。車と対比すると大きさが分かる。

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この巨岩もまた途中がパカンと割れているのだった。意外にあっけなく割れるもんですなあ。

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巨岩のアーチの下をくぐって走る140号。

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公園のゲートから2マイル。ホテルの裏は、すぐマセド川。ヨセミテ・フォールや、ブライダル・ヴェールから川にそそいだ、雪解けの清流が盛大に流れている。水の流れる音というのは、なんだか心を落ち着かせる気がする。

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妙にレートが高いと思ったら、この部屋は売れ残りのスィート・ルーム。ジャグジーとガス式の暖炉が設置されているという、なかなか豪華な部屋。とはいえ、ホテルというより、ロッジであるからして、まあ、やはり安普請なところあり。

バスタブに湯をため、窓をあけて、山々の緑を見て、マセド川の清流がたてる音を聞きながら、のんびりお湯につかる。実に落ち着くなあ。まるで、箱根や木曽の温泉旅館にでも来ている気分。ヨセミテでこんな気分になれる場所があるとは知らなかった。

(その2に続く)
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