FC2ブログ
97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
フル・フラット・シートで「ドラゴンボール」
先週の出張時、SFOからORDに向うフライトは、B767の新Configuration。マイレージを使ったアップグレイド・リクエストがクリアされ、フル・フラットになる新型ビジネス座席に。

この座席の前面には、15インチのモニターが設置され、オンデマンドで各種映画を見ることができる。B747やB777の古いファースト・クラスよりもずっとよい。ただ、座席の幅が狭く隣からの圧迫感あり。フルフラットもよいのだが、窓側座席を選択して、Aisle側がフルフラットに倒されると、通路に出るのは難儀するだろうなあ。

機内に持ち込んだPCで残った仕事を片付けても、まだだいぶフライト時間は残っている。

オンデマンド画面を検索するに、あんまり見たい映画は無いのだが、試みに「ドラゴンボール・エボリューション」を選択。鳥山明の漫画「ドラゴンボール」を、ハリウッドが実写化したと、どこかで読んだことがある。もっとも、原作漫画は一度も読んだことがないから、設定が原作と同じなのか違うのか、サッパリ分からない。まあ、悟空がアメリカの高校生というところが、そもそも原作とは大いに違ってると推測できるのだが。

しかし、アメリカの高校学園物みたいな設定から、急に武道大会やらファイター養成やらに舞台が移る具合がエラク急で、このあたりにどうも得心が行かない。まあ、そんな些細な設定に、目くじら立てるような映画ではないのだろう。

猿みたいな顔した化け物を、しきりに「オーサル」と呼ぶので、妙な名前だなあと思ってたら、これは原作にある「大猿」なんだとか。日本語なのか(笑)。しかし、英語の中に急に日本語が出てくると、意外に分からんものである。昔、O.J.シンプソン事件の際、邸宅で飼われていた犬が鳴いた時間が問題になった。TVのニュースで「アキータ・ドッグ」と連発するので、変わった種類の犬がいるねえ、などと思ってたら、これは「秋田犬」だった(笑)。

主人公の名前が、「ソンゴークウ」だし、「気」や、「カメハメ波」なども、原作を踏襲して、そのまま日本語を使っている。

そういえば以前、アメリカ人から、日本語の「キ(気)」というのは何だと聞かれたことがある。ちょっと答えに窮したが、「う~む、それはねえ、例えば、スター・ウォーズにでてくる、「フォース」みたいなもんなんだな」と回答したのだが、「おお、なるほど」となんだか分かったような反応だったのが面白かった。

日米中の俳優が入り乱れ、国際的なごった煮のような映画であるが、主人公も設定もまったく予備知識無いままに、ぼんやりと見てると、何がなにやら分からないうちに、あっけなく終わってしまった。最後のシーンは、どうも次回作への伏線となってるようだが、やはり原作を知らないと、サッパリ訳が分からんねえ。

もっとも、原作の大ファンは、おそらく文句をつけるところ満載の映画なのでは。漫画の実写化は、もともと難しいが、国境を越えて異文化で実写化というのも、まあ、更に困難だよなあ、と月並みな感想など。
スポンサーサイト