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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
ブラジル出張の雑感
ブラジル出張は今回で3回目なのだが、気づいたことや思い出したことなど雑感を備忘のために。

(アメリカ出国)

シカゴ・オヘア空港からアメリカ外へ出るフライトは、普通の国内線と同じターミナルから出発。アメリカの場合、もともと出国審査というものがなく、I-94の回収も航空会社に委託している。入国審査は勿論あるのだが、国を出てゆくのはどうぞご自由にという鷹揚な感じがあるなあ(笑)。

ラウンジでしばし過ごしてから搭乗時間が近づいたのでゲートに。ボーディング・パスはすでにサンフランシスコで発行されてるから、後は乗り込むだけ。と思ったが、この時、前回出張の時は、事前にカウンタでパスポート見せたような事を思い出した。

念のためゲートのカウンタに立ち寄って、「パスポートか何か事前に見せなければいけないんだっけ?」と聞いてみると、「その通り」との回答。パスポートとビザをチェックして、ボーディング・パスに「VISA OK」というスタンプを押してくれる。このスタンプが無いと搭乗の際に、もう一度カウンタでチェックを受けろと追い返されてしまうのだった。思い出してよかった(笑)

(サンパウロ交通事情)

到着後に国際空港からパウリスタ方面に向かうが、前回同様に渋滞がやはりひどい。道路インフラが改善されてないまま、車の台数が急に増えたという印象。乗用車には新車も目立つのだが、走ってるトラックがどれも実に古い。この辺りは経済の発展に伴い、また大きな更新需要が出てくるのだろう。

渋滞の車列の間を縫って、バイクが疾走するのも実に危険。ピーピーとクラクション鳴らしながら走ってるとはいえ、こちらの車はちょっとした隙があればすぐに車線変更する。あれではバイクの事故が多いのでは。後でローカル・スタッフに聞くと、まさにその通りで、車線変更の車にぶち当たっての死亡事故が実に多いのだとか。まあ、走り抜ける勇気には感服するが、命あっての物だねですな。

(コーヒー)

こちらでコーヒーというと、いわゆるエスプレッソ。アメリカよりも欧州の影響のほうが大きいのだと感じる点。ローカル社員と昼飯の後、カフェに寄ってエスプレッソを注文すると、小さなグラスに炭酸水を入れたものが一緒に運ばれてくる。ローカル社員に言わせると、炭酸は胃によいからコーヒーの前に飲むと言う。まあ、習慣は国によって色々だ。そういえば、炭酸水も欧州では一般的だが、アメリカではあまり一般的ではない。

最近、スターバックスもブラジル進出したが、やはり値段が高いとのこと。もともとブラジルは、品質のよいコーヒーは外貨稼ぐために全て輸出してたのだが、最近ブラジル国内でもブラジルのよいコーヒーが出回るようになったのだとか。

(インターネット事情)

一泊したホテル、TRANSAMERICAは、必要最小限な設備がコンパクトにまとまった、なかなかよいホテルなのだが、サービス・ディレクトリには、インターネット接続に関する何の記載もなし。LANケーブルを接続できるようなポートもあるのだが、ケーブルは無い。時間がなかったのでホテルではネット無しで過ごした。

帰路のサンパウロ空港、UAのレッドカーペットラウンジでネット接続しようとすると、T-Mobileが出てこない。受付で聞くと、ここでは無料アクセスはないとの回答。困ったもんだよなあ。

Vexという会社が有料のアクセスを提供しているのだが、2時間のテンポラリーアクセス(5ドル程度)を購入するのに、住所や生年月日、はてはパスポートナンバーまで入れて登録しなければならないという複雑さ。しかもサイトがたびたび接続不能になる。

住所のstateのところがエラーになり、CAをCaliforniaに入力しなおしてようやくOKとなったのには笑ったが、接続するまで15分もかかってしまった。国際線のラウンジなのであるから、クレジットカード番号とZIP CODEだけでアクセスさせれば、もっと客も増えるだろうに。こんな複雑な入力を要求しては、アメリカ人でこのラウンジからわざわざネット接続を購入する人はいないだろう。

そしてようやく接続に成功したのだが、これがまた遅い。昔の電話線で接続してたインターネット、しかもテレホーダイの時間の如し。まあ、ブラジルのネット・インフラもまだまだだ改善の余地があるようだ。

(ブラジル出国手続き)

まず最初にセキュリティに関する質問をするブースに並ぶ。これを待つのが長蛇の列。前回出張時は、エコノミーのラインにバカ正直に30分以上並んだ後で、「お前は1Kだからプレミアのほうで並べばよかったのに」と言われて脱力したが、今回はちゃんと最初からプレミア窓口を探してそちらに並ぶ。前には数名しかいない。

担当がパスポートをチェックして、パッキングは自分でしたか、荷物はずっと持っていたか、誰かから物を預かっていないか、武器や刃物は持っていないかなどを質問する。これが終わったらなにやらカードをくれて、ようやく普通のいわゆるチェックイン窓口に行き荷物を預けることに。しかし、この手の質問はアメリカ国内の航空会社でも以前やってたものの、米国内ではもう行われていないのだが。

その後で出国手続きだが、これはスムースに終了。外国人よりもブラジル人の列のほうがずっと長い。ブラジル経済の好調をあらわしてるかのよう。

(航空会社ラウンジ)

第一ターミナルの出国手続きを出るとすぐに免税店がある。前回はここを通り抜けてから、United航空のラウンジを探してずいぶん時間を要した。そういえば確か免税店を通り過ぎてはいけなかったんだったよなと思い出して、ラウンジの場所を探す。案内が見当たらず不親切なのだが、出国審査を出た直後に、免税店のほうに行かず左に向かい、更に逆に戻ったところがエスカレータ。ここを2階に上がると各社のVIPラウンジが。これは、なるべく客が来ないように、目立たない場所をラウンジにしてるのではと邪推したり(笑)



日本とアメリカを往復してるだけでは当たり前のように思うことが、他の外国に行くとまた違う。やはり時折異文化に触れるというのも、実に新鮮でエキサイティングな経験。



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