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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「情熱大陸」 デイブ・スペクター
ちょっと前に録画していた「情熱大陸」、デイブ・スペクターの回を見る。液晶TV内蔵のHDD録画は実に便利ですな。内容的には、他局のドキュメンタリーでも昔、同じようなのを観たことあるような。

シカゴに生まれ、シカゴで少年時代を過ごしたスペクターは、小柄でやせっぽちなオタク系少年。同じ学校にいた日本人の同級生と親友になり、何かに憑依されたかのように、毎日、日本語の単語を手帳に書いて10語ずつ覚えてゆき、日本文化にどっぷりとつかってゆく。

最近でこそ、日本製アニメやオタク文化は欧米にも浸透してきており、シカゴ北西郊外の紀伊国屋書店には、アメリカのオタク系少年少女などが漫画を購入に来たりしてるのを見た。しかし失礼ながらスペクターの少年時代に、そんなに日本好きになるというのは、相当変わり者だったというか、アメリカで疎外されて友人がいなかったのではと思えるところ。

まあ、だいたいアメリカの白人で、学校のスポーツ・チームのスターとか、プロム・クィーンに選ばれるようなモテモテの美人とか、学業優秀な優等生などは、アメリカ白人でいるだけで幸せな訳で、あえてわざわざクラスの日本人と友達になったりしないからなあ。

アメリカは人種のメルティングポッドではなく、サラダ・ボウルだと言われるが、だいたいどんなコミュニティであっても人種ごとに固まる傾向はやはりあって、実は人種はあまり溶けあわない。アメリカ生まれの白人が日本を好きになって日本語を学び、日本にやってくるというのは結構珍しいことだ。モルモン教の布教の人やら、会社から派遣されて来る人はいるけれども。スペクターの場合、家族が亡命ロシア系のユダヤ人だったことも何か関連あるのかもしれないが。

スペクターは実は埼玉生まれだというジョークもあるくらいだが、twitterで飽きずに呟いている、あのダジャレには感嘆。母国語ではない言語で、ジョークを言うところまではある程度できる。しかし、韻を踏んだダジャレというのは相当の単語の引き出しが無いとできない。あれは凄い。

日本好きが高じて来日し、タレント業と日米をまたにかけたプロデューサー業で大成功。シカゴ育ちで日本が大好きだった変わったアメリカ人少年が、自らの力だけで掴み取った素晴らしい成功物語。

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