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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
寿司日記も年末進行
いつの間にやらもう年の瀬。だんだん押し迫ってきて、本年の寿司屋訪問もそろそろ終盤。どの店もだんだん最後の訪問になってきた。備忘録を。

16日金曜日は会社帰りに「しみづ」。立て込むのは遅い時間からとのことで、カウンタはしばし私のみ。こんなのも珍しい。あれこれ親方と雑談しながら。年末年始の訪問をついでに予約。今年も年末は30日まで。新年は2日から営業する由。

つまみでは、ヒラメとタコ、サバ、白子ポン酢が実によかった。握りのほうも、酢飯と種にいつもながらの安定感あり。



ちょっと間隔が空いてしまったが、18日の日曜日に久々の「與兵衛」。

本日は8名でカウンタ満席のようだが、2組は若干遅れて始まる模様。到着済の皆さんはギネスを注文されるので、私も付和雷同して(笑)まずギネスビールを。クリーミーな泡が独特だ。

最初に供されるのは牡蠣のスープ。いろんな出汁が溶け込んでいる実に複雑な味わい。お酒に切り替えて最初に頼んだのは大吟醸「東一」。ふくよかな香りと味わいだが切れもよい。

まずお通しの一皿を。海老頭、ホタテ煮浸し、ヒラメエンガワの甘酢ヅケ、スミイカゲソのヅケ、タラ白子、シャコ漬け込み、中トロ炙りヅケは松前産。お酒に実によく合う。これが終わったら、おまかせの握りが始まる。

マグロ赤身のヅケは、いつもながらネットリした旨味。ヒラメは、一味をアクセントにした甘酢ヅケとゴマ醤油風味ヅケとを1貫ずつ。

スミイカも軽く醤油風味がついている。酢飯は他店より若干温度を低いように思うのだが、米の風味と仕事を施した寿司種が口中で混然一体となる美味さ。

甘酢に潜らせた巻海老の後で、この店のスぺシャリテである皮目を炙ったシマアジ。この店の北寄貝も、貝の甘みの引き出し方が独特で実に美味い。本日は珍しく小柱あり。軍艦ではなくヅケにしてから開いた大星を3個つけて握りに。

ここから光り物連発で。いつも4種あるのだが本日はひとつ札が裏返っており3種のみ。残念だなあ。何だったんだろうか。よいイワシがある時のあのネットリした脂の旨みというのは比類のしようがないのだが。

サヨリはだんだん大型になってきたとのことだが、かんぬきと呼ばれる大型のものはまだ出てないようだ。コハダ、サバと続く。光物は若干まだ脂が乗りきっておらず軽めの印象。これはこれで美味いのだが。

漬け込みのハマグリ、ふっくらと真っ白に煮上がった、これもこの店独特のアナゴも美味し。最後は小柱すりこんだしっとりした玉子焼きで終了。

「本年もお世話になりました、よいお年を」と挨拶して店を出ると、もうそんな頃かと、時の過ぎる速さをひしひしと感じるのだった。



21日の水曜日、会社帰りに「新橋鶴八」訪問。ここも、おそらく訪問は本年最後か。6時に入店すると既にカウンタはほぼ満席で、空いてたのは1席のみ。昼前に電話しておいてよかった。直前ならもう駄目だったかも。年末はやはり早い時間から混むなあ。

いつも通り菊正の冷酒を頼み、まずつまみを切ってもらう。ヒラメは脂が乗って旨み十分。複数名の客が多く、注文が若干立て込んでいたので注文のタイミングをしばし待っていると、親方のほうから、「塩蒸しですか?」と声がかかる。そうそう、白身の後に塩蒸しを頼むところまでは判で押したように毎回同じなのだ(笑)。

その後はブリをつまみで。「鮨12ヶ月」には、冬に脂のある腹の身しか使わないとあるが、確かに見ていると背の身は無い。脂がびっしりと入った白い腹の身を抉り取るように切りつける。マグロなら大トロ部分だが、嫌な癖がなく実に上品な脂が口中で溶ける。これまた旨みの乗ったサバもつまみで。

あとはいつも通り握りに。中トロはいつもより若干脂の多い部分。コハダ2、アナゴ2、最後はカンピョウ巻で〆。ふっくらと米の滋味を感じる独特の酢飯がまた美味い。握りに移る頃合いで出されるハマグリの出汁のお椀も、実に冬場はほっとする味。

また来年もよろしくと挨拶して店を出ると、外は実に寒かった。




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