97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「アイアン・スカイ」を観た。
台風が関東にも上陸する雰囲気になってきたので、本日の外出予定は変更。しかし風雨が迫ってくるのは夕方だという。まだちょっと時間があるので、近くのシネコンで「アイアン・スカイ」鑑賞。

まったく予備知識なかったが、実に面白い、SF・ポリティカル・コメディー。

ヒトラードイツ第三帝国が崩壊した時、実は最後の精鋭部隊(ラスト・バタリオン)が北極あるいは南米に逃れており、いずれ第四帝国復活のために戻ってくるというのは、昔伝えられた荒唐無稽な都市伝説。そういえば、空飛ぶ円盤も旧ナチスの秘密兵器だったという都市伝説もあった。

この映画はこの手のお話を題材に、ナチスの部隊が1945年のドイツ第三帝国崩壊の際に月面に逃れており、2018年、地球逆侵攻に襲来するというお話。



アメリカで大統領再選の人気取り政策に月面着陸を企画する女性大統領は明らかにサラ・ペイリンがモデル。共和党の女性大統領が、オバマの「Yes We Can」をパクって、「Yes She Can」というスローガンで史上初の黒人飛行士の月面着陸を企画するというのは、風刺の効いたジョークだが、「任期中に戦争を始めたら再選は確実だ」とか、ヒトラー時代のスローガンが共和党の支持母体のひとつである保守系のキリスト教右派の主張と重なって浸透して行くような場面など、政治風刺コメディとして実によくできており、あちこちで大笑いして観た。

もうひとつ笑ったのは、SF映画の悪役には(ダース・ベイダーもそうだが)旧ナチスのイメージを投影したものが多く、それもパロディ化して笑いに変えているところ。悪ふざけといえばそれまでだが、これも面白い。

もともと大したことないB級映画としか思ってなかったので、なんだか拾い物した気分。DVD出たら買わないと。


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