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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
両国国技館で豪栄道の優勝を見た
大相撲九月場所14日目を観戦に両国国技館まで。元々はチケット大相撲で千秋楽を狙っていたのだが取れず14日目を選択。しかし豪栄道優勝決定の日となったから14日目で良かったなあ。

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本日も満員札止め。相撲人気も凄いねえ。 幕下以下の取組が大分終了してくるので、13日目から取組開始は10時40分から。前回よりものんびりと国技館に。

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たとえ今日優勝が決定しないとしても、この天皇賜杯と優勝旗は九分九厘豪栄道のものだろう。しかし場所前に誰が豪栄道が優勝すると予想したろうか。今場所の相撲なら、たとえ白鵬が出場していたとしても豪栄道が優勝していただろう。感慨深いなあ。

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一階売店で豪栄道Tシャツを記念に購入。琴奨菊の時も優勝したその日に琴奨菊Tシャツを購入したのでよい記念になった。問題はいつ着るのかという事だが、まあ通天閣の近くを歩く時くらいかなあ(笑)

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二階椅子席A。取組が始まる前の土俵は静謐で美しい。

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いつも通り「雷電」でちゃんこ定食で一杯。精算の時、いつも受付している着物姿の綺麗なお姉さんに「明日も来られるんですか」と聞かれたので「チケット取れなかったけど、豪栄道は今日多分優勝するからね」と雑談すると、お姉さんは「えっ、遠藤は優勝もう無理ですか?」と。遠藤推しなのであった。まあ来場所以降に期待だよねえ。

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場所入りする力士達を見物していたのだが雨足が強くなり館内へ。この場所はいつも雨が降っていた気がする。

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大輝、琴恵光、阿武咲全て勝利して十両の優勝争いは混沌としてきた。

今場所の宇良は動き回ると前に落ちるのではとヒヤヒヤする。この日も危なかったが阿夢露の体が先に落ちた。

安美錦は、怪力でセオリーに無い強引な攻めをしてくる大砂嵐を叩き、突き上げた上で渡し込み。物言いがついたが勝利。これで7-7まで成績を戻した。大怪我しているのに素晴らしい

隠岐の海は優勝の可能性さえ囁かれた序盤の大活躍から失速し、この日は幕内前半で相撲を取る。負け越しするのではと心配したが琴勇輝の押しをたぐりにたぐって土俵際で「逆とったり」で勝利。一場所で「逆とったり」二回というのは珍しいのでは。攻められた土俵際で懐の深さで逆転し、ケロっとする隠岐の海らしい勝利。

遠藤ー高安戦は観客の歓声が凄かった。しかし遠藤がどちらが関脇か分からない堂々たる相撲で素早く正面から寄り切る。遠藤が負けて豪栄道優勝では場所が締まらない。すばらしい勝利。高安は千秋楽にもう1勝積み上げて来場所の大関獲りを楽にしたいところ。

豪栄道は玉鷲の突っ張りをかいくぐり、右差し左前みつ取って一気の攻め。実質的には昨日優勝を決めたようなものだが、14連勝で優勝を正式に決めた。素晴らしかったねえ。

稀勢の里はもう身体に力が入らないのでは。日馬富士が厳しい喉輪で体勢を起し、左を差して寄ると呆気無く土俵を割る。意気消沈の場所だろうが、また一から出直しだ。

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打ち出しで跳ね太鼓が聞こえる外に出るともう外は暗い。千秋楽は残すものの、今場所はもう終わったようなものだ。豪栄道は素晴らしかった。優勝を称えたい。千秋楽は負けても良いよ← オイコラ!