97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「新橋鶴八分店」、常連送別会の夜
まだ大相撲九月場所が開催中だった先週。「新橋鶴八分店」の五十嵐親方から携帯にメッセージが。

なんでも店の常連さんが転勤するので送別に飲み会をやるので、参加しないかとのこと。14日目が終わった土曜日の7時に新橋集合との事だったので、大相撲をTV観戦してから十分参加できる。

ご当人とは店で直接話はした事が無かったのだが、何度も店で顔を合わせている。大相撲で言うと、井筒三兄弟を育てた元関脇鶴ヶ峰の先代井筒親方に似ている(笑) せっかくなので参加することにした。

新橋駅SL広場に来てバイト女性と合流。ほどなく本日の主役「井筒親方」がやってきた。「分店」のカウンタでは静かな印象だったが、陽気で快活な人柄。

「分店」はまだ最後の客が居て営業中との事だったので、先に新橋の「鳥繁」に。一階はいかにも新橋らしいカウンタの焼き鳥屋だが、別の入り口から入る二階があり、こちらはテーブル中心の綺麗な店構え。

最初は3人だけだったので、井筒親方とあれこれ雑談。某地方都市に転勤されるのだが、大相撲地方場所が開催される所で私も何度も行っている。

そもそも「新橋本店」に通っていた由であるが、五十嵐親方の独立で「分店」に顔を出すようになったところ、いつもトグロを巻いている大常連O氏に捕まって、一緒にカラオケなど行くようになり、すっかり「分店」中心の客となったらしい。そういえば本店でも「最近来ないな」と心配してましたよと伝えると、転勤前に顔だけは出しておかねばとの事であった。

この所「分店」にはあまり顔を出していない。「空いていると聞いて入店すると、だいたい大常連O氏がいるからなあ」と言うと、「客席が空いた日だからOさんが居るので、満席の時はOさんも入れないんですよ」とバイト女性が。だから入店できる時はいつも居るのか(笑)

最近の予約状況を聞くと、O氏以外は全員女性客という夜がこの前あったとの事。「本店」ではまずあり得ない光景だ。ほお。

最近、「分店」では、ホテルのコンシェルジェから予約の電話がかかって来る事も多いのだが、英語しかしゃべれない客はお断りしているとの事。しかし、断っても、「おまかせで出すだけで大丈夫ですから」と熱心に押してくる場合もあるとか。この前はいきなり英語の電話が直接掛かってきたのだが、「英語しゃべれない」と言って切ったとのこと。外国人アンフレンドリーな店だなあ(笑)

この点、「新橋鶴八本店」には、英語をしゃべれるバイト女性が居た。ここのバイトは代々受け継がれており、東大や医学部の女子学生もいるとか聞いた事があったっけ。

陽気な井筒親方も一緒にあれこれ雑談していると、ほどなく大常連O氏が登場。「分店」でよく会う大常連O氏の友人氏も登場。何度かO氏に連れて行かれた、新橋のタイムトンネルをくぐって行くが如き昭和の場末のスナックを仕切る年配のママも来る予定だったのだが体調不良で不参加になったとか。タイムトンネルを潜って、平成と昭和の時空を行き来し過ぎると、やはり身体に無理が相当かかるのかもしれぬ(笑)

その後、店の営業を終えた五十嵐親方ともう一人のバイト女性も参加して、賑やかな宴会に。インスタには見事に、ウニと鉄火巻ばかり掲載されているねと言うと、「あれは客を引き付ける餌なんです」との事であったが。撒き餌ばかり売れても困ると思うのだが(笑)。

焼酎のロック飲んで喋って結構酩酊した。井筒親方の転勤地でのご活躍を祈念して散会。向こうにはあまり江戸前寿司は無いかな。

井筒親方も、通っている寿司屋に送別会をしてもらうというのは、相当な「寿司馬鹿」の位に達したと言えるのでは。そういえば、私も2回目のアメリカ赴任の前は、「新ばし しみづ」に「笹田」で送別会をしてもらい、すっかりご馳走になってしまったが、今では良い思い出である。

気に入った店に碇を下し、腰を据えた常連客になった者だけが到達できる妙な境地とでも言うか(笑)。グルメ雑誌読んで、また新しい店ができた、次はこっちだ、今度はこっちだと渡り歩いている客には結局は到達できない境地でもあるのだった。また東京に来られた時には一緒に飲みたいものだ。






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