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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
今年最初の「新橋鶴八」訪問。
金曜日の夜は今年初めての「新橋鶴八」@ニュー新橋ビル。1月は大相撲観戦だの、なんだかんだあり、すっかり訪問が遅くなってしまった。

ブログをチェックしている五十嵐親方は「うちに来るのが毎年一番遅いじゃないですか」と言うのだが、そうだっけな。今年は確かに、巡回している寿司屋では一番最後の訪問。もう2月。でも去年は寿司納めで最後に訪問したからねえ。

裏から白衣来た若い男性が出て来たので、いよいよこの店も弟子を取ったとかとビックリ。いつも「儲けが減るから弟子は取らない」と言っていたのに。しかし、聞いて見ると、新進気鋭の銀座「H」の弟子が、短い間研修に来ているのだと。

この「H」という店は確か、先日「み富」訪問の時に雑誌の同じページに載ったと聞いたっけ。なんでも30貫出して3万円とか。「新橋鶴八」の大きさで握り30貫食うのは拷問だが、小ぶりの握りなのかね。この若者は、和食から入って寿司経験はまだ浅いとの事だが、寿司職人らしい面構えをしている。後でちょっと話をするとなかなか詳しく、修行中でもプロはプロだと感心。

カウンタには先客1名のみ。冷酒を所望すると、手伝いの女性は「今日は飲んでほしいものがあるんです」と磯自慢純米吟醸を出してきた。後で聞くとこれで瓶が空になったと(笑)しかし細かいスペックは忘れたが、磯自慢は、アメリカに住んでいる時、東京駅地下の「はせがわ酒店」で純米大吟醸四合瓶を持って帰り、その旨さに実に感心した良い酒蔵。あの酒は凄かったなあ。

その後は、加賀鳶の純米吟醸。芋焼酎水割りと。O氏も居ないし7時には満席になる模様なので早めに終わらないと。

お通しは酒盗。まずはつまみから。

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食べましたものは貰ったメモの通り。今回初めて知ったのだが、このメモは何を出すか最初から書いてある由。前回のようにつけ忘れがあるのは、つい他の客に出すはずみでメモに無いものを出すからだろうなあ。

勘定についてあれこれ聞くに、やはりお好みで頼む客の注文付け忘れは多いらしい。出してないものを付ける事はないものなあ。逆にキッチリつけてはいても無闇に沢山食べた客については、本当に全部請求して良いのかと気になって、ちょっと割り引く事もあるとのこと。大食いには優しい店(笑)もっとも、アワビ、大トロ、車海老など、高い種ばかり散々幾つも食べてから高いと文句を言う客も稀にはいるようで、物を知らずに厚かましいというのは実に怖い話。

ヒラメは大ぶりな身を肉厚に。当日締めたとの事で、個人的には熟成するよりこの具合のほうが好きだ。サバは旨味あり。醤油が要らないくらい塩が効いている。

つまみで出た煮ヤリイカは、いつも他の店で出す物より一回り大きく大味に感じるのだが、五十嵐親方によると小さいのは卵が入っていないのだと。どちらが本格かしばし議論したが、今度小さめなヤリイカ出す店で再確認しなければ(笑)

アナゴ一夜干しの炙りは実に肉厚で香ばしく脂が乗って美味い。握りにするアナゴとは元々違うものを仕入れている由。

握りはまずヒラメ昆布〆。昆布と白身の旨味が、ふっくらと米の甘味を含んで炊かれたこの店の酢飯とよく合う。酢飯については本家よりも具合が良い印象。サヨリも実に肉厚で大きい。コハダはネットリした鶴八伝来の旨さ。漬け込みのハマグリも良い。アナゴは珍しく塩とツメと2貫。良いものが無いのでしばしお休みするかもとのこと。アナゴが無いと江戸前の寿司屋として画竜点睛を欠く気がするけどなあ(笑) 

最後はカンピョウ巻で〆。満ち足りた気分でタクシー帰宅。


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