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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
銀座「鮨 み富」訪問。
日曜日は、暑さも去ったので朝は外をちょっとランニング。気持ち良い気温。午後は録画したラグビー・ワールドカップの日本―サモア戦など観戦。ラグビーを見ると不思議な事に負けているチームを応援したくなる。終盤はサモアに肩入れしていた(笑)Underdogを愛好するイギリス生まれのスポーツだからだろうか(笑)

この所行ってないなと思い立って電話で銀座「鮨 み富」を予約。5時に入店するとまだ他のお客さんはいない。何時もの席に案内される。ほどなく外国人を一人連れたアテンド系会社員のグループ入店。

お酒は白龍の冷おろし。あっさりスッキリした飲み口。二杯目からもう少し米のふくらみがあるものに変更。

昨今の店の景気など聞きながらつまみを切ってもらう。開店したのが去年の夏だから1年ちょっとで店は安定軌道に乗った。三橋親方によると、やはり修行店の「銀座新富寿し」が閉店になったのが一番大きく、元の新富の客がなんだかんだで探して、殆どこの店に来てくれるようになったとのこと。まあむこうは閉店してしまったから、別に修行先の客を盗った訳ではないものなあ。

つまみは、まずヒラメ。そして北海道のブリ。脂のある腹の部分だが、癖は無く軽く感じる良質な脂。ミル貝はまな板に叩きつけると丸まってしまうほどの鮮度。

ふらりと予約無しの爺さんが一人で入って来て握りを注文。空いてれば何時でも入れるのも良い所。ただ「新富寿し」は何時でも必ず入れたが、ここは席数が少ないから予約したほうが安全だが。

漬け込みのシャコ、煮たアワビは古式な仕事。なかなか立派なサイズ。肝も添えて。

この辺りで握りに移行。ヒラメ昆布〆、シマアジ、コハダ、イワシ、秋刀魚。どれも1貫ずつ。〆ものは新富伝来の技。自分の腹具合に合わせて自由に頼めるのが良い所。握りは若干小ぶり。酢飯も赤酢使用とのことだがそれほど酢は立っていないおとなしい物。

勘定を頼んだ爺さんが、「Dancyu」観て来たんだよと。兄弟子はどうしたかと尋ねる。「新富」の昔のお客さんなのだ。「三井さんは今日お休みですが、この店で仕込みをずっと手伝ってもらってるんですよ」と。

親方によると、「Dancyu」効果もまだ残っているという。ネット使う世代だとこの店もすぐ探せるのだが、紙媒体もなかなか重要。最近、仕込みの手伝いに未経験者を入れたのだが、三井さんはなかなかの理論家で、仕込みにもまず仕事の理由から教えているとのこと。もう見て覚えろの時代じゃないんだな。

予約の3名様がご来店になったので、そろそろ帰るかと勘定を済ませて店を出てる。扉を出てすぐのエレベータに乗り込むと、先ほど入店した中の一人の女性が店を出て来て、「すいませんすいません」とエレベータに乗り込んでくる。びっくりしたが、「お元気でしたか」と名前を呼ばれてまたビックリ。

とりあえず1階まで降りて会話すると、なんと以前頻繁に訪問していた築地本願寺裏「鮨 つかさ」で働いていた女性であった。黒縁眼鏡をかけていたので分からなかったよ(笑)

「つかさ」は、そもそもフジタ水産の藤田社長に紹介されて随分昔に訪問したが、良い物を置いてあるし、親方の人柄も良い。気に入って何年も通っていたのだが、高橋司親方が突然の病気で倒れて急な閉店。それからすっかり顔を合わせる事も無くなってしまったのだった。しかし高橋親方も、病気からなんとか快復したと教えてもらう。とても懐かしい再会。「この店にはよく来るんですか」と聞くと、今回初めてなのだと。実に奇遇だが、嬉しい再会であった。一度高橋親方にもどこかで会う機会があればよいのだが。



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