97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
取材拒否の店
「寺門ジモンの「取材拒否の店」」

ダチョウ倶楽部の寺門ジモンが、メディアの取材を拒否している、いわゆる「取材拒否の飲食店」を突撃取材してゆくTV番組をやっている。これはその放送で取り上げられた内容を書籍にしたもの。

このTV番組は深夜放送らしいが、日本ビデオ屋に置いてあったので、時折見たことがある。スタッフにバカにされながら寺門ジモンが取材するというのが番組のスタイルではあるのだが、このTV番組のスタッフが、食に対しては何の興味もないのに実に横柄で偉そうで態度悪い。これがちょっと不快なところ。あんな連中が来るのだったら、TVの取材はお断りという飲食店がたくさんあっても不思議ではない。

それにしても、様々なジャンルの店で寺門ジモンが「顔」であることには驚く。まあ芸能人であるから、覚えてもらいやすいし、チヤホヤもされるのだろうが、原則取材は断ってるのだが、「寺門ジモンさんが言うのなら」ということで取材させてくれる店が多いのであった。

紹介されている店の中には、いかにも店主が偏屈そうな店もあるのだが、偏屈な親父ほどお世辞に弱かったりするから、ジモンも飲食店の親父との押したり引いたりの駆け引きに巧みなのだろう。

「取材拒否」とはいっても「入店拒否」ではない。このネット時代に客の口に戸も立てられないから、この本で取り上げられた店は、ほとんど「食べログ」などでとっくに紹介されている。その点ではガイドとしての価値はあまりないのだが、寺門ジモンのコメントがなかなか面白い。収入のほとんどを食に使っているというのだが、あながち嘘でもなさそうだ。

雑誌やTVに取り上げられた店で話を聞くと、やはり取材を受けると急に客が増える、しかし、ドタキャンする「悪い客」が増えるのだというのが概ね共通した話。有名人の「紹介」といって来る客にもロクなのがいない、というのもよく聞く話。

寿司屋の場合カウンタの席が限られており、予約を取ったらその後の客を何件も断っている場合が多いので、当日ドタキャンされると実に厳しいのだよなあ。

昔、某人気寿司屋のカウンタに座っていたら、3名で予約した客が2人しか来ない。親方が、「あと1名さまは何時頃お越しですか」と問うと、「えっ?」「さあ~」「分からない」との返事。なんでそんな事を聞かれるのか、心底理解できないようなトンデモ客。「この席を確保するために、私は何名もお客さんを断ってるのです」と親方が言っても、「ふ~ん」という態度であった。まあメディアに露出すると、こんな客も多くなるのだろう。


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