97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
日本滞在寿司日記 DAY 1 「しみづ」
9月3日からの日本滞在中の寿司日記は備忘記録を取ってたので、遅ればせながらおいおいアップしてゆく予定。

日本に帰着した9月3日金曜の夜は「しみづ」。海外から帰った夜は、基本的にまずここに来ると決めている。NRT到着が4:30Pという微妙な時間だったため遅めの時間を予約したが、フライトは順調、バゲージクレームでもスーツケースが一番に出てくるなど幸運に恵まれ、NEXへの乗り継ぎもほとんど待ち時間無し。結果的にはホテルにチェックインしてシャワーを浴び、しばしTVを見て時間をもてあますくらいだった。

予約の時間に入店すると、ちょうど4名のお客が帰るところだったが、8時半から更に予約が入ってるとのこと。それからもひっきりなしに電話がかかってくるが、本日は満席と全部断っている。不況の影響で最近は築地も閑散としていると聞くが、この店は実に繁盛してますなあ。

清水親方はこのところ10キロ以上減量したそうで、確かに体型が若干すっきりしている。アメリカの寿司種のことなどあれこれ雑談しながら。お酒は冷たいのを。常温と燗酒は以前と同じ白鷹だが、冷酒は三重の酒「天遊林」を置きだしたとのこと。米の旨みを感じるお酒。

お通しは茶豆。香ばしい香りが素晴らしい。私が「しみづ」に定期的に通い出した頃にちょうどお通しで出てたのがこの茶豆で、この香りをかぐと、いつも「しみづ」を思い出す。刷り込みですな。ホタルイカ、きぬかつぎやざる豆腐など、季節によってまず最初に供される気の利いたお通しも実に懐かしい。

何も頼まずとも、お酒を飲んでるといつも通りつまみが見計らって供される。

ヒラメはごく上品な脂。そうかもう白身はヒラメになったか。前回の日本帰国は昨年末。今年のカレイは食べ損ねてしまったかもしれない。

実に立派なアワビは、いつも通り大きく切ってゴロンと3個。肝も共に。香りもよく実に馥郁たる旨み。ここのアワビも実に久々に食したがいつもながら美味し。ただあと1月くらいで終わりとのこと。

カツオは背の部分だが、脂よりもじんわりした旨みが勝る上質のもの。出始めは悪かったがだんだん良くなってきたとのこと。サバも〆具合よく美味い。赤貝は解禁になって間もないとのことだが、鮮烈な海の香りがよろしい。スミイカゲソは、さっと湯通しして。歯ごたえと仄かな甘みがよい。ミル貝の後は、新イクラと唐津のウニを盛り合わせて。イクラは小粒だが口中でそのまますっと溶ける。唐津のウニも脂肪分よりも濃い旨みを感じるもの。

もう少しつまみをということで、小柱とカスゴを軽く炙っったものを頂いてお酒フィニッシュ。

握りはいつも通り。マグロは脂の具合を変えて3貫。しみづの酢飯はやはり癖になる。コハダ若干小型で2枚つけ。しみづ本来の厳しく塩と酢を利かせた〆方には、この肉薄では本来の迫力は出ないが、やはり若いコハダだけあって身肉に爽やかな風味あり。アナゴは塩とツメで1貫ずつ。これまた鶴八系伝統の一品。最後は、これまたここの逸品である海苔の香り高いかんぴょう巻で〆。

今年正月以来のしみづだったが、いつもの寿司を堪能。タコとハマグリは置いてなかったのが残念だが、この店は種の旬に独特の厳格さを持ってるのでそれはしかたない。

しかしやはり寿司屋は馴染みの落ち着く店が一番。時差ボケもあって結構酒が回り、ホテルに戻ったらそのままバタンキュー。翌朝は3時に目が覚めてしまった。初日にはもう少し頑張って起きておかないと時差が抜けないのだが。


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