97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
日本滞在寿司日記 DAY 8 「新橋鶴八」
滞在8日目、金曜の夜は休肝調整日として(笑)空けておいたのだが、まあよいかということで、結局当日予約で早めの時間に「新橋鶴八」。

「久しぶりですね、出張ですか」と石丸親方が笑う。最初にグラスで生ビールを。その後で菊正宗の冷酒に切り替え。

まずツマミをもらう。白身はカレイ。身が活かっており、熟成とはまた別のフレッシュな美味さ。どこでもすでにヒラメだったが、ようやく名残のカレイを食することができて満足(笑) 弟子店の「しみづ」が季節の移り変わりによる種の切り替えについてはかなり見切りが早いのに対して、この店は、よいものを探しながらしぶとく使い続ける印象あり。

入り口近くに立つ眼鏡のお弟子さんはもうずいぶん長いが、15年目だという。鶴八一門での最長修行記録を更新中。

次にもらったのはアワビ塩蒸し。炊き上がったばかりで、まだ暖かい身は実に香りがよい。水分をかなり飛ばしている煮っ転がしに近い出来具合で煮上がった身は弾力に富むが、これはこれで鶴八流伝来の美味さ。

アジは脂が乗った肉厚の身。煮物でタコとハマグリを追加。どれも鶴八系の懐かしい仕事

このあたりで握りに。中トロ2、コハダ2、アナゴ2、カンピョウ巻といつもの注文。ハマグリのお椀もしみじみ美味い。コハダは水温が高いためかなかなか大きくならないと石丸親方は不満そうで、他の客のつまみの注文を断っていた。たしかにここの〆には肉厚のコハダでないと合わない。

つまみも握りも堪能したので、また年末にでも来ますよと挨拶して勘定を。昨今流行の若手系、西麻布系寿司屋とはまったく路線が違うのだが、どっしり安定した、いぶし銀のような店である。

しかし、長いと思ってた夏休みも、もう明日の午後にはアメリカ帰国。いつもながらあっと言う間だなあ。

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