97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
村上春樹は本年もノーベル賞見送り
何年か前から、ノーべル文学賞発表の時期になるたびに、「今度こそ村上春樹が受賞」という噂が流れて、結局は駄目だったということになる。

今回は英国かどこかのオッズメーカーが6倍というオッズを出して受賞予想の2位だったそうだが、まあ、これは文学者間の権威ある予想ではなく、単なる博打の胴元が出してる予想で、要するに、「たくさん金を掛けてちょーだいね」という商売上のテクニックに過ぎない。ジャパン・マネーを当て込んだオッズだったりして。

確か昨年も同じ事を書いたが、思うにやはり、すでに日本は、川端、大江と2人もノーベル文学賞受賞が出ており、世界には、まだまだたくさん小説家がいて、文学賞貰ってない国のほうが多い。日本から3人もノーベル文学賞が出るというのは、ちょっと多過ぎる気もするのだよなあ。当分、日本の番は回って来ないという気もするのだが。

そして、ノーベル文学賞は、必ずしもたくさん本が売れた作家が貰う訳ではない。

村上春樹は、日本人作家としては、欧米で著書が多数翻訳され、映画にもなって売れてるというのが受賞を予想する人の根拠だが、本が売れたり、映画になったからノーベル文学賞貰えるなら、「ハリー・ポッター」の人がもう貰ってなければおかしい(笑)。

あるいは、著作の多さと販売総数、映画化の数では、村上春樹は、例えばスティーブン・キングには到底敵わないのではないか。

欧米で著作が売れてるからノーベル賞とは単純には行かなくて、むしろ売れすぎると「商業主義」「通俗文学」ととられて受賞が遠のくような気がするなあ。むろん選考の実態はよく分からないのだが。

しかし、スティーブン・キングがホラーでノーベル賞取ったら、みんな驚愕するだろう。まあ、私個人は、キングでもよいとは思うし、もしも取ったら取ったでそれを賞賛したいと思うのだけれども、可能性は限りなくゼロに近い。

文学賞というのは、ノーベルが個人的に文学が好きだったから、趣味で設定した賞らしいが、やはり客観的に評価するのが、なかなか難しい賞である。文芸分野で、ノーベル音楽賞や美術賞なんてあったら、文学賞よりもさらにもっと選考でモメるような気がするなあ。


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