97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
栄光が消え去ったチームの敗北を見る
前回のアメリカ駐在時には、NFL(アメリカン・フットボール)San Francisco 49ersのファンで熱心に試合も見てたのだが、既に当時のNFLのスター・プレイヤー達は、(鉄人ブレット・ファーヴを唯一の例外として)、全員既にフィードを去ってしまった。

ナイナーズも、昔の栄光はすっかり消え去り、ずいぶんと弱いチームに。栄枯盛衰は世の習いだなあ。西海岸に住んでるのだが、負け試合ばかり見るのも嫌なので、試合を見る機会もすっかり減った。

しかし、昨日のサンフランシスコvsフィラデルフィアはサンデー・ナイト・ゲームで、夕方5時半キックオフ。たまにはビールでも飲みながらTV観戦するかとTVをつけた。

ナイナーズはこの時まで開幕4連敗。最初は先行して、これはと思わせたが、あっさり逆転され、結果的には27対24で、フィラデルフィア・イーグルスに敗北して5連敗。イーグルスもエースQBの故障で控えQBが先発しており、決して万全の状態ではなかったのだが、それより更にナイナーズが弱いとは。

ナイナーズの開幕5連敗は、1979年以来なのだとか。

試合後半には、サイドラインで、先発QBのアレックス・スミスとヘッド・コーチのマイク・シングルテリーが言い争いをするという、信じられないありさま。QBとヘッドコーチが試合中に諍いを起こすようでは、チームの不振も末期的病状だ。

マイク・シングルテリーも、カリスマ性がなく、どうにも小粒なコーチという印象。アレックス・スミスは2005年のドラフト一巡目の第1位でサンフランシスコに指名された大注目株だったはずだが、プロ入り後伸び悩んでおり、現在では並み以下のクォーターバックとしか言えない。歴史に残る素晴らしいQBになるのは、選ばれた中でも更に選ばれたほんの一握り。一流になるには、おそらく何かが決定的に足りないのだ。

スミスの昨日のプレイは、よいドライブもあったが、完全にオープンだったWRに投げないなど、どうもフィールド・ヴィジョンと判断力に疑問符がつく。機動力もあまり見るものなし。特にブリッツに逃げ惑って結局ファンブルしてしまった、第4Q、13分のプレイはQBとしては絶対にやってはいけない実にタコな失敗で、あれには脱力した。このファンブル・ロストからのイーグルスTDが結局試合を決定づけてしまった。

もっとも、スミスだけを責める訳には行かない。前半のFGのミスも実にお粗末。試合の最後の最後、どうしようもなくなって狙う長い距離のFG失敗でキッカーを責めてはいけないが、試合前半のあのFGは十分入る距離。

オフェンス・ラインもディフェンスも、チーム全体として満遍なく力が落ちている印象。今度の日曜はオークランド・レイダースとベイエリア対決なのだが、サンフランシスコ・ナイナーズがこのテイタラクではあまり盛り上がらないかもしれない。

もしも6連敗したら、コーチもQBも更迭して、一からチームを立て直したほうがよいのではないだろうか。もう今シーズンには期待できないのだし。過去の栄光が消え去ったチームの敗北を見るというのは、実に哀しいものなのであった。

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