97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
温泉にはラドンが一杯
GWの連休後半は九州霧島に滞在。天降川温泉や桜島マグマ温泉で、温泉につかってのんびり。

ところで、今まで気にしたことはなかったのだが、原発関連で放射線量について連日報道されているせいもあり、温泉に掲示されている泉質の分析結果に、放射線量の計測数値が含まれていることを発見。確かに地中から噴出する温泉には天然由来のラドンが含まれることが多く、これが極めて微量の放射線を出す。ラドン温泉とかラジウム温泉と称されている。

桜島のマグマ温泉の分析表示を見ると、ラドンの放射線量が、1億分の1キュリーを単位として「1.1」と泉質表示板に記載があった。1キュリーは、3.7 X 10の10乗ということであるから、およそ407ベクレル(記載が無かったがおそらく、/Lではないか)。

先日、東京都金町浄水場で検出されて大騒ぎになった水道水に含まれた放射性物質は、210ベクレル/L。日本の飲料水の暫定基準は、300ベクレル、乳幼児は100ベクレルだそうだが、ここの温泉水のほうがベクレル換算すると多量の放射性物質を含んでいることになる。

もちろんここの温泉水は飲用ではないし、日常の煮炊きに使う訳でもない。入浴するだけであるから、飲料水用の基準と比較してもあまり意味は無いだろう。日本の温泉の歴史は古く、古事記や日本書紀に遡るが、温泉が健康を害するという話は聞いたこともない。

ただそれでも、温泉というのは、意外に放射性物質含んでいるのだなと、ちょっと驚いた。

昨今では、天然に存在する放射性ラドンによる被曝が、欧米各国で問題となっており、肺がんの何パーセントかは天然ラドンの吸引によるとの学説もあるらしい。反面、微量の放射線は身体によいという「ホルミシス効果」仮説もある。果たして温泉のラドンは健康によいのか悪いのか。

温泉のラドンや放射線量についてネット検索してると、こんなページにも行き着いた。新潟、村杉温泉源泉の放射線量率が0.32マイクロシーベルトと表示された写真が掲載されているのだが、温泉側の宣伝ページで、微量な放射線は身体によいとの立場を表明したもの。

しかし、この線量率では、年換算すると、2.8ミリシーベルトになって、一般時の公衆に認められた被曝限度の1ミリシーベルトを超えてしまうのだが。まあ、四六時中源泉近くにいる訳ではないだろうが、果たしてどちらが正しいのか、なかなか興味深い問題。まあ、温泉入るのは実に気持ちよいのだが、これからだんだん蒸し暑くなるからシーズンも終了かなあ。


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