97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
ユニクロ、文藝春秋社提訴へ
昨日の内閣不信任案提出から、政界は震災復興や原発対策を放り出してドタバタ。

小沢の不信任案への賛成表明、鳩山の同調、しかし、スッカラ菅の期限を切った退陣表明に、定見の無い鳩山は、またフラフラと菅支持を表明。しかし同意したという内容を見ると、退陣の期限さえ入っていない。まあ、小沢にしてみれば、最後の最後で鳩山を菅に会わせたのが失敗だったと苦りきっているというところか。

もっとも、小沢が今まで、党や派閥を割ってきたのは自らが主流派に居た時。だからこそ「壊し屋」とも言われたのだが、出てゆく時には、党や派閥の金をスッカラカンにネコババして去っていったと噂されている。今回の場合、民主党では非主流にいた訳で、党の金庫を空っぽにして出てゆく訳にはゆかない。最後に若干腰が砕けたように見えるのは、その点もあったのでは。

まあ、いずれにせよ、震災の復興にも目処が立ってない時に、内閣総辞職や総選挙をやってる暇は無い。まあ、とりあえずスッカラ菅でもしかたないから、ぼろ神輿でも切りのよいところまで走り、そこでクビのすげかえを計る以外無いのでは。現在のヒステリックな内閣への批判には、東電・政府が情報を隠蔽してるとか、福島事故がチェルノブイリを超えてるとかの、ネットや程度の低いメディアの記者が拡散した、根拠無いデマがずいぶん影響してるように思うのだが。

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ユニクロ、文藝春秋社提訴へ

出版差し止めと損害賠償を求めているのだが、問題になったのは、単行本の、「ユニクロ帝国の光と影」と週刊文春の記事。

単行本の出版は今年の3月で、上記の日記でも感想を書いた。だが、対象になった週刊文春の記事というのは、昨年の5月というから、ずいぶん間が空いている。中国工場や日本の店舗で長時間労働と収奪が行われているという報道が、事実と違うというのがユニクロ側の主張。ただ、単行本でも、トップの柳井正自身へのインタビューが承諾の元で行われており、店長の年収や待遇などについても質問がされている。今回ユニクロが問題視している部分についても、ユニクロ側が単行本の出版前に知らなかったはずはないのだが。

内容について、昨年の週刊文春の記事も含めて、なぜ今頃になって提訴に踏み切ったのかが疑問。出版差し止めを求めるとそれが宣伝になって、本の売れ行きが逆にドッと上がるのはよく知られているが、単行本自体はAmazonのランキングでも今でも上位であり、書店でも平積みになって結構売れている。内容が気に入らないといって、すでに売れている段階で出版差し止め求めると、もっと売れることになり、ユニクロ側が気に食わない主張が世に拡散して、かえって逆効果のような気がするが。

これは勝手な推測だが、会社の広報側は、ファーストリテイリング・オーナーにして社内の全権を掌握する帝王、柳井正にいったんOKを貰って承諾してたのだが、帝王柳井が、なぜか今になって急に怒りだしたため、とにかく提訴するために右往左往しているのでは。

上記の本にもあったが、柳井は希有な才能で成功したオーナー経営者であり、社内では絶対的権力を持つ、ヤナ・ジョンイルとして君臨していることが伺えるエピソードというか。まあ、創業社長で会社も元々彼の持ち物。田舎の洋装店から一代企業へととてつもない成功をとげているのだから、独裁者であってちっとも構わないのではあるが。

しかし、仕える部下は大変だ。まあ、おそらく、柳井の存命中は、社業を継げるような後継者はきっと出てこないに違いない。

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コメント
この記事へのコメント
菅総理
案外昭和の自民党の政治家並に勝負強いかもしれませんね。
しかし、瓦礫が・・仮設が・・遅すぎると言われても。何かに比較して本当に遅いのか、他の総理なら本当に早いのか良く分からないままの非難が常識化してますね。
3年はかかると言われてる瓦礫の処分だって、その山を見せられて「遅い」と言われたら、まあ遅いんだろうなと思うしかないんですけど・・・
あと管さん以外になら協力するという谷垣さんの言葉も良く分かりません。例え管さんだろうと協力するのが被災者、被災地の為になるはずです。
しかも管さんの変わりが小沢派の総理だったら本当に協力できるのでしょうか。小沢派は4K原理主義者ですから、子供手当て、高校無償化、戸別補償・・・自公が絶対認めないと言ってるもの。不思議です。
あとこの記事が面白いです。

ある派閥領袖「顔に泥、何もかもぶちこわしだ」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110602-OYT1T00921.htm
伊吹氏や森元首相らは、小沢元代表の周辺や鳩山前首相と接触を重ね、4月中旬以降、谷垣氏に「不信任可決に必要な数がそろっている」との見通しを繰り返し伝えた。
こうした長老議員の間では、不信任案が可決されれば小沢元代表らとの連携も視野に政権を奪還する、というシナリオも検討されたが、あては外れた。
2011/06/03(金) 00:56:10 | URL | haru #-[ 編集]
これをきっかけとして
私自身は、国会廃止、王政復古論者になりそうです。
2011/06/03(金) 08:23:30 | URL | はせぴぃ #ANjhXykE[ 編集]
>haru様

まあ、今回の内閣不信任案については、福島原発事故対応を挙げたのは筋が悪かったと思います。

先日のIAEAの調査報告でも、事故後の対応については特段の指摘なく、原発規制の想定と規制側の組織造りが甘かったことが上げられてますが、これは、年来原子力を推進してきた原子力村の官僚と学者、そしてその利権に群がった自民党の責任ですからねえ。

まあ、不信任案否決のドタバタは、最後に聞いた意見を信じるという、定見ゼロの鳩山のおかげで、傑作の茶番になりましたが、現時点で内閣を全て変えても、得るものなかったと思います。

2011/06/04(土) 09:52:30 | URL | Y. Horiucci #-[ 編集]
>はせぴぃ様

天皇親政で新しいニッポンを(笑)

日本の憲法は、ほとんど改正ができないような厳しい縛りがありますから、まあ、現状のシステムで騙し騙しやるしかないですが、困ったもんですよね。
2011/06/04(土) 09:56:40 | URL | Y. Horiucci #-[ 編集]
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