97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
人間の食べ物は豚のエサ以下?
農水省は、セシウム汚染牛や腐葉土の汚染問題を受けて、「放射性セシウムを含む肥料・土壌改良資材・培土及び飼料の暫定許容値を設定」。今まで何もやってなかったのは情けないが、設定自体は進展で結構な話。

ただ、ここで気になったのは、牛、馬、豚、家きん等用の飼料に許容される放射性セシウムの最大値が、300ベクレル/kgとなっていること。

厚生省が食品安全委員会の緊急取り纏めを受けて3月に定めた、(人間向けの)食品のセシウム暫定規制値は、穀類、野菜、肉魚などでご存じの通り500Bq/Kgである。家畜のエサは、肉に蓄積したセシウムが食肉になることを考えて安全を見ているにしても、人間の食品の規制値が、牛や豚のエサよりも甘いというのは、実に納得行かないよなあ。どう思います、奥さん?(笑)

まあ、農水省は農家と家畜のことを親身に考えるのが仕事で、家畜も自分で餌を選べなくて可哀想だからと、仏心で低く設定したに違いない。やさしいなあ(笑)。しかし、人間の食品を管轄する厚労省は、あんまり人間にやさしくない(笑)。

お役人に言わせれば、管轄が違うので両者に整合性無くとも当然と言うだろう。しかし、日本国民はお役所の縄張りに合わせて生きている訳ではない。現時点での規制値だけ単純に比較すれば、人間の食物は、豚のエサより汚染されていてもよいということになってしまう。

過去日記でも書いたが、現在の食品に対する暫定基準値は緊急時の対応とはいえ、やはり高すぎる。食品安全委員会の答申を元に見直しがされる予定だが、早急に下げてもらいたい。

豚のエサ以下の食品が人間用として平気でスーパーに並び、給食に使われるというのはやはりおかしいと思うのだ。



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