97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
新店舗移転の「新ばし 笹田」初訪問
先週、金曜の夜は、店を移転した「新ばし 笹田」訪問。

旧店舗から徒歩で1~2分程度、住所は同じく西新橋だが、広めの場所に開いた新しい店。前の店は築地の魚卸が経営していた「おつぼ」という寿司屋の後を居抜きで借りたカウンタのみの狭い場所。今回は新しいビルの一階で、スケルトン状態から内装を全て立ち上げた新店舗。店の前は、お祝いの花で満艦飾。

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旧店舗にも最後の名残に訪問しようかと思ってたのだが、11月はもう予約一杯でかなわなかった。新しい店は、カウンタも調理場も実に広々として、個室も2室。ただ個室については手が足りないので当面はよく知ったお客の用途にしか使わないのだと。12月1日が新装開店の初日だったから、開店2日目だ。

入店すると笹田氏は蟹を茹でているところ。広すぎてまだ慣れない模様ではあるが、焼き物煮物も全て客の面前でできるようになり、仕込み場や洗い場は厨房の奥に。冷蔵庫も広くなり、まだ慣れないのでどこに何があるか時々分からなくなるとか。

まだ他のお客さんがいないので、個室など店をあちこち見聞。店が広がって、笹田氏も奥さんもお弟子さんも、動く距離が増えたとか。空調の具合もこれからまだまだ季節によって調整が必要だろう。しかし、新しい店というのは実によいなあ。

最初に生ビールをグラスで貰ってから、冷酒は九平次大吟醸を。お酒のラインアップもおいおい追加して、ワインも要望が多いので置く予定だとか。ワイン好きはうるさいのが多いから、何を置くかの選択は大変かもしれない。

まずはすっぽんのスープ。身体が温まる。定番の壬生菜と油揚げの煮物。イカ塩辛。

次の先付けは、この季節のこれまた定番である香箱ガニ。ほぐした身が殻の中に綺麗に詰められている。内子と外子と蟹肉と。まさに宝石箱のよう。大振りの松葉ガニの足も一緒に出て、これは新装開店サービスだと。カニツメも。松葉ガニの身は淡白だがふっくらした旨みがあって実に美味い。

お造りは、ヒラメ、皮目を焼き霜にしたカツオ、北寄貝。ヒラメは上質な脂。カツオも脂が乗っている。北寄貝は軽く湯ぶりしたもの。貝はなんでもそうだが、火を通すと甘みが増す。

お椀は、アマダイにシイタケ。深く力強い出汁が美味い。焼き物はサワラ。キシキシとした身に旨みが一杯に詰まっている。自家製からすみも添えて。煮物はこれまたここの冬の定番である自家製のミニおでん。自家製のさつま揚げ、半熟のうずら卵、大根、京人参、海老芋、鳥皮が旨みの濃い出汁を含んでふっくらと。昔、開店間もない頃、これが某週刊誌の巻末ページで取り上げられたことがあったっけ。

食事の〆はいつも通り、炊飯土釜で炊き上げたツヤツヤのご飯。お新香とチリメンジャコ、赤出汁を添えて。最後は、煎茶と冷製の白玉ぜんざい。やはり日本人なら和食ですな、とつくづく感じ入るよい店。ジャコをお土産にもらってほろよい加減で帰宅。

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