97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「MIB 3」を観た
「メン・イン・ブラック3」を見た。3D上映と2D上映が選択できるのだが、まあ特段3Dメガネかけて見るほどの事もないかと2Dでの上映を選択。



公開直後の日曜にも関わらず観客が少ない。ここのシネコン大丈夫かな。家から近く非常に便利なので、閉鎖となると困るのだ。まあ観客がほとんど3Dに流れてたのかもしれないが。そういえば吹き替え版の上映もあったから、そちらにも流れたか。

既にシリーズ3作目のSF・アクション・コメディー。2作目の「MIB2」からもう10年も経っていたとはビックリ。もうひとつ前の1作目は1997年の公開。

一作目が公開された当時、私はアメリカに住んでたのだが、昼飯に行ったチャイニーズ・レストランで読んでたNewsweekにたまたま「MIB」の映画評があり、この写真(MIB Octopus Baby)がページに掲載されていた。

octbabe.jpg


このページを見たウエイトレスのオバちゃんが報道写真だと間違えて大層驚き、「この写真は一体何なの?」と聞いてきたのは懐かしい思い出(笑)

エイリアンの造形は怪物作りの分野ではもはや大御所のリック・ベイカー。相変わらず随所で奇怪かつ気持ち悪いエイリアンが大量に出現し、主人公達の軽妙な会話とアクション満載で話が進んで行く。今回は、エージェント「J」(ウィル・スミス)がパートナーである「K」(トミー・リー・ジョーンズ)が死んだ事になった「改編された過去」の謎を解くために1969年のアメリカにタイムトラベルして、若き日の「K」と活躍するという設定。

それにしても、トミー・リー・ジョーンズの老け方にはびっくり。缶コーヒーのCMではそんなに感じなかったが、この映画ではあえて年を取ったメイクをしてたのだろうか。

全編通じて出てくる「ボリス・ジ・アニマル」が悪玉なのだが、掌から、トゲ出したり変な虫みたいなのを出したりするものの、基本的にはアメリカではどこにでもいるヘルズ・エンジェルス系のオッサンという体で、あまり大物感が無いよなあ。

タイム・パラドックス物なのでストーリーは若干交錯する。しかし基本的にはアクション・コメディーなので、まあ、あまり細かい矛盾に目くじら立てるような作品ではない。

時空を超越して全ての場面を一瞬にして俯瞰できる宇宙人、Griffinはまるで、カート・ヴォネガットの小説に出てくるトラルファマドール星人のよう。「スローターハウス5」をまた再読したくなった。(そうそう。余談ながら、FC2に登録しているこのblogのアカウント名は、この小説で繰り返される「あるセリフ」に由来しているのだった)

高層ビルから飛び降りるタイム・ジャンプや、最後のアポロ発射台でのアクションは3Dの見せ場があったのかもしれない。ただ、それ以外はあまり3D向きとは思えなかった。

そして物語の終盤、アポロの打ち上げ後、若き日のエージェント「K」と少年の日の「J」が邂逅するストーリーは、なかなか印象的に成立している。タイムパラドックス物というのはSF映画でも手あかのついたジャンルではあるのだが、やはり、この手の心温まるエピソードがひとつくらいないとねえ。




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