97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
銀行名を語った詐欺メールを添削する
昨日、Gmailのアドレスに、三井住友銀行を騙ったメールが到着。いわゆるフィッシング・メールだ。最近ニュースでも見たが、実際に送られてきたのは初めて。

三井住友銀行セキュリティのページにある「当行を装った不審な電子メールの例 」に書いてある文例(1)とまったく同じだ。こんな文章。

件名 :三井住友銀行より大切なお知らせです
送信元:三井住友銀行
本文 :
この度、SMBCダイレクトのサーバーのバージョンアップを行いましたので、お客様にもご面倒をお掛けしますが必要事項を記入し更新手続きをお願いしております。
更新お手続きを怠るとSMBCダイレクト使用中にエラーなどの発生が生じる可能性がありますので大至急、更新手続きをお願いします。
更新ページ
<フィッシングサイトのURL記載>
ご面倒をお掛けいたしますがご協力お願いいたします。
三井住友銀行

しかし文が少し妙なので添削してあげよう(笑)

メールが来て更新ページなるもののurlを表記してるのだから「必要事項を記入し」はないよなあ。「必要事項を入力し」のほうがずっと素直。この文案はだいぶ年寄りが書いたのでは。

そして、最後の「大至急、更新手続きをお願いします。」というのも、ビジネスの世界では自分の都合でお客様に物を頼む言い草ではない。「誠にお手数ですが早いうちに」とか、あるいは「勝手ながら○月○日までに」と記載するべき。

他の文例では、「一刻も素早いお手続きをお願いします。」とあるのだが、「一刻も素早い」という表現も、ビジネス文書でお客様にお願いする行動に対しては使わない。

全体の体裁そのものは銀行のメールを参考にはしてるのだろうが、社会に出てビジネスの世界であまり文章書いたことのない人物が書いたという気がするのだが。まあ詐欺の片棒担いでいるのだから、犯罪者であって、もちろん普通の人物ではないのだけれども。

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コメント
この記事へのコメント
ほうほう、ビジネス文書的にも穴だらけの文章なわけですね(笑)。

技術屋的に考えると、「サーバーのバージョンアップってなんだよw?」となってまずそこで止まります。内部のシステムなんざユーザーには無関係だし(ユーザーに影響を与えることは極力避けねばならない)、ユーザーが更新しなければ(銀行の都合で)不都合が起きる・・なんてのはあり得ない状況です。「可能性」なんて言葉も使いませんねぇ(笑)。あと、「怠ると」ってユーザーのせいにする言葉も使いません。

どっからみても穴だらけですが、引っかかっちゃう人も大勢いるんですよね~
2012/11/14(水) 09:28:16 | URL | taka #xJy3ruYo[ 編集]
まあ、確かにサーバーのバージョンアップだろうがなんだろうが、データはそっちできっちり移行しろという話ですものねえ。

全般的に銀行がお客に使うレトリックではないですよね。

まあ、もぐら叩きでしょうが、悪い輩をもっと迅速に叩かなければいかんですな。
2012/11/14(水) 21:44:10 | URL |  Y. Horiucci #-[ 編集]
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