97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「女子高生が鶏を育てて解体して食べる 「命の授業」は残酷か?」
「女子高生が鶏を育てて解体して食べる 「命の授業」は残酷か?」の記事で取り上げられたからか、「情熱大陸」で放映された番組がネットで話題になっていた。

先週日曜の放送。福岡県立久留米築水高校の真鍋公士が行う授業。生徒達にニワトリを有精卵から育てさせ、飼育の後、自分達の手で命を奪い、解体して、食肉として食べるという、「命を教える授業」。

この番組は私も録画で見た。特に、発育不良でなかなか餌を食べずなかった自分のニワトリを、一生懸命に世話していた女子高生が、その鶏の命を奪う場面で泣きながら嗚咽する姿は実に衝撃的。

そこまでやる必要無い。あまりにも残酷だという批判はたくさん寄せられているようだが、個人的には意味のある授業だという気がする。

まずひとつは、この授業は、普通科ではなく、食品流通科の実習授業であるということ。社会に出たらスーパーや食品メーカーで食品を扱う可能性のある彼らには、食肉は機械から出てくる工業生産品ではなく、命なのだと知ってもらうことは、やはり重要なのではないか。

もうひとつは、鳥の命を奪う部分は生徒自身が選択でき、専門の食肉処理場に持って行ってもらうことも出来るということ。前述の女子高生は悩んだ末、自分にアサインされた鳥を自分で処理することを自分で選択している。この授業が長年続いているのも、当の生徒達がこの実習を自分の魂に触れる意義あるものと感じているからではないだろうか。

まあ、授業が残酷なのではなく、人が生きるためには、他の動物の命を奪わなければならないという事実が一番残酷。機械化が進んだ大都会では、それをまったく意識せずに生きて行くことも可能だが、今でも鳥やヤギを自家で飼育して、折に触れて自分で潰して食肉にしている地域だって日本にはある。後進国に行けばもっと当たり前。殺生せずに生きるためには、ベジタリアンにでもなるしかないが、これはなかなか厳しい道。日本では坊主だってベジタリアンではないのだから。

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