97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
PC遠隔操作ネコ男は本当に犯人か
PCなりすましネコ男事件 警察はなぜ取り調べ可視化に応じないのか。

PC遠隔操作事件で逮捕された容疑者は、「ネコ男」と呼ばれてるのか(笑) 取り調べが可視化されない限り聴取には応じないと、黙秘してるのだそうである。逮捕された時には検察は確固たる証拠を確保してるのだと思ったし、そう書いたメディアもあった。しかし最初の逮捕事案では処分保留で釈放。同日に別の事案で再逮捕と、どうもなんだか様子がおかしい。

この記事によると、容疑者が江の島のネコに首輪をつけている監視カメラの映像は容疑者には呈示されておらず、犯人が犯行声明に添付したという猫の画像も、警察は容疑者のPCや携帯から見つけてないのだそうである。

これが本当ならば、捜査当局が英語でいう「Smoking Gun」(動かぬ証拠)を持っているかどうか実に疑わしい。もしもこれらの証拠を持っていれば、容疑者にそれを見せない合理的理由がない。これらの証拠が呈示されれば、取り調べの可視化もへったくれもなく、容疑者は全面降伏だろう。いまだに呈示してないということは、ひょっとしてどちらの証拠も捜査当局は持ってないのでは。

今までの有名な冤罪事件でも、逮捕されたのは前科があったり、挙動不審だったり、周囲で奇人変人として知られている者が多い。なかなか犯人が浮かばない時に、こんな怪しいのが捜査線上に浮かぶと、捜査当局は「コイツだ!」と大喜びして即逮捕。喜びすぎて他の容疑者を調べずに無理やり訴追に持ってゆくが、結局冤罪でしたということになる。

今回の事件を普通にプロファイリングすれば、コンピュータに詳しい、プログラマかIT系勤務、独身、非リア充、眼鏡、色白、小太りのオタク系、以前にもネットで揉めた事あり、という辺りが脳裏に浮かぶ。で、逮捕された「ネコ男」だが、この条件に、ピッタリそのまんまなんだよなあ(笑)

真実には、真実だけの持つ奇妙な重みや齟齬というものがあり、ここまでぴったりだと逆に怪しい気もしてくる。犯人が、女性や外国人、あるいは高校生でしたというのなら、逆に真実味があるのだが。

江の島の監視カメラの過去映像を調べると、胡散臭いオタク男が映っていた。この足跡を追うとプログラマでオタクで非リア充で、以前にもネット犯罪で前歴あり。捜査本部は万歳三唱して「コイツだ~!」と逮捕したが、よくよく考えてみると、猫に首輪つけてる映像も捕捉されておらず、いくら調べてもこれだというデータが出てこない。捜査はデッドロックということなのでは。

もっとも、彼自身が清廉潔白な人物かというと、殺人予告をネット掲示板に書き込んで、有罪確定して刑務所に収監された前科があるわけで、まあ、腹に据えかねて条件がそろったら、犯罪をやる男であるとは言える。しかし本件に関して、公判を維持できるような確固たる証拠があるのだろうか。今後の展開に目が離せない事件。


関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック