97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
維新の会と「大阪お笑い百万票」伝説、そして、兵庫と大阪が違う件
維新の会:戦略の見直し必至 2市長選で惨敗

14日投開票された兵庫県伊丹・宝塚両市長選は、大阪府外の首長選で初めて公認候補を立てた日本維新の会の惨敗。維新の会への追い風はもう止んでいるのかもと思わせる出来事。

大阪には、もともと、「大阪お笑い百万票の伝説」というのがある。「おもろかったらエエねん」、「なんや知らんけど、おもろい方に入れたろ」という投票態度で選挙に行く連中が、大阪には百万人いるという説。実際、横山ノックや西川きよしや中村鋭一は、この票を取り込んで勝ったと言われている。

過去日記、「橋下弁護士と「大阪お笑い百万票」の行方」でも書いたが、橋下弁護士はTVタレントとして活躍していた時から、そもそも「調子乗り」で、人目を引くためだけの浮ついた発言が多い。頭のよい人物だが、実に軽薄な態度。そしてこんな態度が「大阪笑い百万票」にはもってこいの候補者なんだなあ。

政治家を目指した最初のステップ、大阪府知事選では、「阪大のガリレオ」との差が83万票差の圧勝。「お笑い百万票」が動いたのだ。これも過去日記、「大阪お笑い百万票」の計算で書いた。

ただこの無責任な票は、逃げるのも早い。大阪は反権力の街。お上に逆らうおもろい奴には人気が出るが、権力を奪取しようとする体制派になると、波が引くように人気が落ちる面もあるだろう。

そして今回の敗北にはおそらくもうひとつ別の要因がある。それは「大阪都」構想。維新が、兵庫東部を「大阪都」に取り込むと発言したのが、兵庫県下である、伊丹・宝塚市民の反感を大いに買ったと思うなあ。

京阪神と一口に言うけれども、同じ関西でも、都市によって文化風習にはかなりの違いがある。兵庫県と大阪府でもずいぶん違う。兵庫県である宝塚や伊丹も大阪とはまた雰囲気が違う街。「大阪都編入」を聞いた兵庫県民なら「なんで大阪と一緒にならなあかんねん」という文句が出るのは当然。

例えば、阪急電車は、大阪府内も走ってるが、小説「阪急電車」で描かれたように、沿線としては、大阪ではなく、宝塚、西宮、神戸が頭に浮かぶ。大阪というと、南海や近鉄だよなあ。こうしてみると日本文化の深層には、結構近い地域でもあれこれ複雑な違いが交錯しており、選挙の区割りや市町村合併で毎回大騒動になるのは無理ないという気もする。

ただ、私見ながら、兵庫県でも尼崎の辺りは大阪に近い気がする。「尼」くらいなら、大阪に割譲しても兵庫県民の同意は得られるのではと思うけどねえ。勝手な事言ったら尼崎市民に怒られるか(笑)


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2013/04/16(火) 22:24:24 | | #[ 編集]
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