97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
原爆忌の日に「夕凪の街 桜の国」を読み返した
広島原爆忌のこの日に、「夕凪の街 桜の国」を再読。今まで何度も読み返したが、いつ読み返しても落涙を禁じえない。実に細かいところまで書き込まれて良くできている。

著者が「夕凪の街」について書いた後書も忘れられない。

「このオチのない物語は、35頁であなたの心に湧いたものによって完結するものです。これから貴方が豊かな人生を重ねるにつれ、この物語は激しい結末を与えられるのだと思います。そう描けていればいいと思っています」

心ならずも戦争で、そして原爆という悲惨で亡くなった人の無念を、我々は忘れるべきではない。戦争からどんどんと年が経ち、日本の敗戦そのものが忘れられてきてはいるが、だからこそ思い出さなくてはならないのだと思う。この本は、これからもずっと書棚に置いて読み返すだろう。






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コメント
この記事へのコメント
ありがとうございました。
夕凪の街、さっそくアマゾンで購入して読みました。落涙を禁じえないという言葉が本当によくわかりました。3話あるけど、本当に伏線もよく書き込んであり何回も繰り返して読みました。最初の1話は本当にこんなことが少し前に普通にあったのだなあと感じ入り、このような話を漫画で後世に残してくれた作者に感謝しています。よい本を紹介してくださりありがとうございました。PS 私も岡崎律子という歌手を紹介します。若くして癌で亡くなりましたが、遺作のFor Ritz、是非聞いてみてください。
2013/08/17(土) 01:10:11 | URL | 青木@杉並 #-[ 編集]
「夕凪の街 桜の国」は、ヒロシマを巡る過去と現在が交錯しながら、丹念に実によく書き込まれ、核への声高ではなく静かな怒りを描いた読み継がれるべき名作ですね。

ご紹介の歌手も探して聞いてみます。
2013/08/17(土) 20:13:59 | URL | Y. Horiucci #-[ 編集]
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