97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」を観た
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」を観てきた。



原作は有名なTVシリーズ。深夜に再放送されてた頃にある程度見た。1980年代に、ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ主演で映画版シリーズが作成され、これも1~2作見た気がするが、あまり記憶には残っていない。カーク船長ではなく、ハゲの船長のシリーズも確かあったなあ。結構派生したスター・トレック物があるのだが、この辺は興味なくて見たことなし。

今回は、2009年に、カーク船長のオリジナル設定を新配役にしてリスタートした新シリーズの第二作。TVシリーズよりも前の時代を描いているということのようだ。マッコイ、スコッティ、ズールー、ウーラ等のエンタープライズ号艦橋チーム全体もTVシリーズをそのまま継承。

映像はなかなか壮大で迫力あり、実によく出来ている。仲間や家族への愛がサブテーマとして描かれるが、カーク船長とスポックの関係は、オリジナルを踏襲しながら、なかなか印象的。スポック役のザカリー・クイントは、ニモイにも似ているが、それとはまた別の実に奇妙な魅力を持って成立している。

ただ、全般的なストーリーは、割と薄っぺらで安直なご都合主義。もっともこれは(トレッキーには怒られるが)、TVシリーズだった時もそんな程度。映像だけが劇場版として凄まじくスケールアップしたが、物語部分はTVのスケールというか。しかしそれもまたスター・トレック風味なのかもしれない。バットマンやスーパーマンなど、ダークな雰囲気でリメイクされるコンテンツが最近は多いが、スター・トレックが、シリアスでダークに成りすぎてもなあ(笑)

ベネディクト・カンバーバッチ扮する敵役もなかなか印象的。オリジナル・シリーズの設定がこの第二作にも反映されており、連邦政府に対するテロに至った深い経緯もありそうなのだが、その辺りはアッサリ口頭で語られるのみ。あまり深いテーマは感じられないが、トレッキーならまた別の感慨があるのだろう。もっとも分からないなりに一応ストーリーは追える。その点はある程度親切に作ってある印象。

マッコイの皮肉やらスポックとのいがみ合い、スポックが終盤での格闘でおなじみの「神経掴み」をやって敵が「痛てててっ」となるところなど、私程度の知識でもオリジナルを思い出すところあり思わず笑った。ファンならもっとにやりとするオマージュがあちこちにあるのだろうなあ。

劇場は3D吹き替えで観たのだが、iMDBによると、監督のJJエイブラムスは、最初3Dで撮るつもり無くIMAX 2Dで仕上げる予定だったとのこと。興行面での要請から、3D取り入れたというから、まあどうしても3Dで観る必要も無いかもしれない。最初の火山や、漆黒の深宇宙に消えて行くワープシーンはなかなか綺麗だったが。

余談ながら、スター・トレックは、オリジナルのクルー編成にしてから、白人、バルカン人、女性、アフリカン・アメリカン、アジア人、ロシア人と、実にダイバーシティーに富んだメンバー。製作側の理想主義的な意気込みのようなものも感じられる編成。しかし、昔、アメリカのケーブルTVで、ヒスパニック系のスタンダップ・コメディアンが、「なんでスター・トレックのデッキにメキシカンがいないんだ!」と笑いを取ってたのを思い出した。まあ、全ての人を満足させることは、なかなかできませんな(笑)


関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
駐在中にTNG(禿げのピカード船長のシリーズ)のユニフォーム着て西や東のコンベンション行ってた位のトレッキーです(笑)。

日本で言えば王道のウルトラマンシリーズみたいなモノで(冷静に見ると着ぐるみが殴り合ってるドラマ)細かいことを言ってはいけません。映画は全作観て手放しに楽しんでますが、あまり深く考えるモノじゃないですね(笑)。勧善懲悪な水戸黄門的とでもいえるんじゃないかなぁ・・
2013/08/26(月) 08:02:18 | URL | taka #xJy3ruYo[ 編集]
そうですか、talaさんもトレッキーでしたか。ハゲ船長のシリーズも、アメリカではTVで盛んに流れてましたよねえ。確かに、アメリカの水戸黄門みたいなものなのかもしれませんなあ。
2013/08/27(火) 10:15:29 | URL | Y. Horiucci #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック