97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
村上春樹のノーベル文学賞受賞騒ぎも8年目か。
「村上春樹さんにノーベル賞」と一時掲載 産経新聞

あまりにも期待しすぎたのか、産経新聞がやらかしましたな(笑) 予定稿ってのはやはり存在するんだなあ。

ノーベル文学賞は、アルフレッド・ノーベル個人が文学好きであったから制定したらしいが、自然科学の研究業績と比較すると、作品の重要性や与えた影響などが客観的に把握できるようなものではない。どうしても主観がからむから予想は難しい。

国別の枠がある訳ではないとは言われるが、やはり多少の影響があるのでは。日本語というのは日本でしか通用しない言葉であって、その日本語で書いた作家で、川端康成と大江健三郎2名が既に受賞。Wikiによると、受賞者では、中国語で書いた作家が2名。ハングルは未だゼロ。アジアだけでバランス見ても、日本で3人目というのはちょっと厳しいような気がする。そもそも川端や大江だって受賞前に欧米でさほど知られてた訳じゃないのだから。

著作が多数の国で翻訳されているというのが受賞理由なら、ハリポタの作者やスティーヴン・キングが既に貰ってないとおかしい。ファンタジーやSFではダメなのだ。対象に関してもおのずから通俗文学と純文学を色分けしている感もある。

公開された記録では、対象者はキャンセル待ちリストのように、先着順にずっと掲載される訳ではなく、推薦によって何らかの形で更新されているようだ。そうするとやはり受賞には「旬」みたいなものがあり、ある時候補になってもいずれは外れる。

私自身の過去日記を見ると、村上春樹とノーベル文学賞の話題について初めて書いたのが2006年から。もう8年も毎年、今年こそは今年こそはと話題になってたのだ。しかし、結局取れていないところを見ると、そろそろ、村上春樹の「受賞の旬」も終わりつつあるのでは。毎年騒ぐのもそろそろ終りにしてはどうだろうか。


(村上春樹関連の主な過去日記)

ノーベル文学賞はダメでしたか
村上春樹は本年もノーベル賞見送り
なぜエルサレムに行ったのか
ゴアのノーベル賞、村上春樹のノーベル賞
Nobel lit prize often goes to unknowns~はたしてノーベル文学賞は誰の手に


関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック