97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「與兵衛」訪問
7日、土曜の夜は久々の「與兵衛」。入店すると親方に「お久しぶり」なんて言われる。なんでこんなに間が空いてしまったんだろうなあ(笑)。

お酒はまず、西東京あきる野にある酒蔵の大吟醸だという「喜正」を。口にふくむと、ふんわりした米の甘みがあるが、それがスッと消えて爽やかな飲み口に。よい酒はどれもよく似ている。

まず牡蠣の暖かいスープが供される。濃厚で色んな旨味が重層で響くような味。これが出るともう冬だなあという気がする。そしてお通しの皿が。

海老頭、マグロ中トロ漬け、ヒラメ縁側甘酢漬け、ホタテ煮浸し、白子。白子はこれからまた一層大きくなるというが、これもこの店の冬の定番。酒が進む(笑) お酒は開運のあとで十四代本丸。

昨今の景気など親方に聞くに、あんまり回復してないのではと。この店は接待利用というより長い常連が多いから、あんまり景気は関係ないかもしれない。

お通しの後はいつも通りおまかせの握りに。酢飯は硬めで若干軽い味だが、ネタと同時に噛んで寿司の渾然一体となった味になるよう計算されている。まずはマグロ赤身のヅケ。ネットリした旨味あり。ヒラメはアサツキを噛ませた甘酢のヅケ、そして一味を隠し味に噛ませたゴマ醤油ヅケと続く。軽くヅケにしたスミイカ、皮目を炙った香ばしいシマアジもここの看板。

海老は、「バナメイ海老の偽装ではなくちゃんとした天然の車海老です」と解説付きで。言うと思った(笑) 大車ではなく巻きの大きさだが、軽く甘酢を潜らせ、オボロを噛ませて握る。

青柳は軽く湯がいて甘味を引き出してるのだとか。ここで青柳でるのは珍しいかも。ここから光物が連発で。サヨリはだんだん良くなってきたと。ただまだ小型か。この店で出る冬場全盛期のカンヌキは、真っ白に脂が入っている。コハダは品のよい〆。イワシは北海道は根室の産。びっしりと脂が入っている。最後のサバもトロリとした甘味を感じるほど脂が乗っているのを強めに〆て。どれも素晴らしかった。

この後は、ハマグリ、アナゴ。枯れたツメがまた独特。アナゴはふっくらと白く煮揚げた、これもここの看板。玉子を最後に貰って〆。他の店どこにもない與兵衛だけの寿司を堪能した。
関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック