97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
伊丹十三漬けの一日
昨日の朝、特に予定もなく、本棚から、伊丹十三の「お葬式日記」を取り出して再読。監督デビュー作「お葬式」を製作する時の丹念な記録は実に興味深いもの。そんなところまでと驚嘆する細部までが全て考慮され、作りこまれているのだ。

本を読んでいるうちに映画のほうも再見したくなり、伊丹十三DVDコレクション ガンバルみんなBOXを取り出してきて、「お葬式」を。製作の過程を読んだ後で実物の映画を再見すると、「ああ、これがあのシーンだ」、「ここは最終的にかなりカットされたんだな」とあれこれ細部に発見があり、また面白い。1984年の映画だが、登場人物が、部屋でも子供の前でも、やたらに煙草吸うのには新鮮な驚きあり。あの頃はそんなものだったのかねえ。

なにしろDVDボックスなもので、「お葬式」見終わった後、今度は「タンポポ」。これもまた、精緻な脚本に、達者な役者が大勢脇を固めた、まさに「伊丹ワールド」。観終わった時には既に日もずいぶん傾いていた。伊丹十三漬けの一日だったなあ。




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この記事へのコメント
伊丹さんの本
伊丹十三はさすが伊丹万作監督のご子息だけあって文章もうまく、40年くらい前に書かれた、「ヨーロッパ退屈日記」というエッセイ集が秀逸です。これはまだ文庫で残っているのできっと時代を超えた名著なのでしょう。私もこの本で初めてアボガド、鰐梨の存在を知って当時は500円くらいも払って麻布のインターナショナルマーケットで買ったのでした。そして次の著作、「女たちよ」、や、「再び女たちよ」もそれぞれ名著です。ご存知と思いますがコメントまで。、
2013/12/22(日) 20:38:23 | URL | 通りすがり #-[ 編集]
伊丹十三のエッセイは新潮文庫で再版されましたから、最近の人も結構読む機会あるかもですね。「日本世間話体系」も興味深い本でした。
2013/12/23(月) 18:05:48 | URL | Y. Horiucci #-[ 編集]
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