97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「伊丹十三の本」再読
過去日記にも書いたけれど、このところ暇があればDVDで、伊丹十三の監督作品を見返している。

そして、昨夜、本棚からふと再発見した「伊丹十三の本」を読み返すと、これがまた実に懐かしくも興味深く、つい読みふけってしまった。

昔、感想書いたはずだと過去ログ探すと、2005年6月15日であった。なんだかほんのちょっと前のような気がしたが。

俳優にして映画監督。映像作家としてCMやドキュメンタリーも制作。デザイナーであり、エッセイスト、イラストレーターでもあった才人。 プライベートではファッションも車も音楽も料理も好きだった、何事にも確固たるプリンシプルのある人物。

若き日の未公開写真、映画「お葬式」の舞台にもなった湯河原の家、愛用品の数々、妻や息子への書簡集、スケッチ、映像作家としての作品記録、親交のあった人のインタビューなど、この本には偉大な才人にして趣味人であった「伊丹十三なるもの」が満載だ。エッセイでお馴染、ネコのコガネ丸が背中を按摩する処の写真なども、「ああ、これが」と思わず感嘆の声が出る貴重な記録。

伊丹十三のエッセイでは、「ヨーロッパ退屈日記」を始めとして、「女たちよ!」、「再び女たちよ!」、「日本世間噺大系」、「小説より奇なり」など昔実に熱中して読んだ。

初監督作品の制作過程を自ら記録した「「お葬式」日記」も素晴らしいドキュメントだったなあ。最初に買った本はほとんど散逸したが、新潮文庫で大部分再版されたので、大部分は復刻版で手元に。ただ残念なのは、「フランス料理を私と」がどこかに行ってもう手元に無いこと。写真満載のよい本だったしもう一度読んでみたいが。Amazonで中古品を買ってみようか。

そうそう、暖かくなったら、愛媛県松山市の伊丹十三記念館に行ってみようとも思ったのだった。


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