97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「ダイバージェント」を観た
「ダイバージェント」を観た。



公開直後だが、シネコンでは最初から小さな箱で、興行収入に対する期待の小ささを印象付ける(笑)

近未来、世界大戦後の荒れ果てたシカゴ。人々は特性に応じて5つのFaction(党派)と呼ばれるクラスに分類された管理社会に生きている。半分廃墟と化したシカゴの映像がなかなか良くできている。

少年少女はただ一度のテストを受け、何の特性があるかを分類され、そして自らの決断でどこに所属するかを選ぶ。テストでどこにも属さない「Divergent(異端)」とされた主人公の少女「トリス」の苦悩と成長を描くアクションSF。

主人公のベアトリス・”トリス”・プライアーを演じるのはシャイリーン・ウッドリー。TVシリーズに出演して人気上昇中らしいが、アーモンド形の眼に力があって実に印象的。泣く演技の時はこの美しい眼にみるみる涙が溜まってきて、これはちょっとした見もの(笑)最初から最後までほとんど出ずっぱりで、彼女のための映画といってもよいかもしれない。

分類を決めるテストの場面で出てくる鏡の部屋のシークェンスは実に複雑かつ美しく仕上がって印象的。訓練の際に出てくる悪夢の場面も、どれもインパクトあり美しく仕上がっている。後半のストーリーには、若干場当たり的なものもあるが、映画の展開には2時間20分の長尺を飽きずに引っ張る力あり。

映画原作は若者向けノベル。社会のどこかに属する事を周りから強要され、果たして社会のどこに居場所を見出せるせばよいのかというのは、若者なら誰でも感じたことのある不安や焦燥。超大作ではないが、若者の不安やそれを超克する成長譚を巧くストーリーに反映したジュブナイルSF映画に仕上がっている。

余談ながら、あのケイト・ウィンスレットが、SF映画で悪役演じているという事には、なんだか妙な感慨があったなあ(笑)

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