97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
染五郎弁慶二度目を観に歌舞伎座に
日曜は、今月二度目の歌舞伎座、「吉例顔見世大歌舞伎 初世松本白鸚三十三回忌追善」夜の部に。先週、チケットweb松竹でチェックするともう一階席はほとんど空いてなかったのだが、土曜の夜に再度確認すると、戻りがあったのか6列目の23番がポッカリ空いている。

前回は上手よりだったので富樫や義経は背を見ることになったが、ここなら中心から舞台を見渡せる。染五郎41歳にして初弁慶の舞台は今回だけしかない。次があっても二回目の弁慶だ。やはりもう一度見ておくかとwebで予約。

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「御存鈴ヶ森」も、正面から見るとまた印象が違う。菊之助も松緑も印象的。日曜でもあるし三幕目の「すし屋」はスキップして帰る予定だったので、花篭の食事予約もしていない。幕間では二階のドリンクコーナーでスパークリングワイン飲んで館内の土産屋などブラブラ。

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長い幕間に一階にいると、緞帳の披露を久々に見た。しかし、あんな大きなものを織るというのは凄いですなあ。永谷園は撮り忘れてしまった(笑)

そして「勧進帳」。当代随一の弁慶役者、親父と叔父に挟まれて弁慶を演じる機会など、高麗屋の御曹司にしか許されない贅沢。息子まで太刀持ちで出ているのだから実に豪華な一幕。

吉右衛門の義経は、山々を振り返る花道の出から気品高く、しかも柄が大きいという珍しい義経。染五郎の弁慶は、前回観た二日目と同様、一点一画を疎かにしない、まさに楷書の如き弁慶として清々しく成立している。

幸四郎富樫は口跡朗々としているのだが、なんとなく台詞をひねくり回し過ぎの感あり。ただ幕切れ、弁慶との今生の別れでは、実に堂々たる風格。

「判官御手を取りたまい」の義経は、DVDで観ても、團十郎の時の菊五郎、幸四郎の時の高麗蔵とそれぞれに形が違うのだが、吉右衛門義経もまた独特の情感と気品あり。ただ富樫二回目の登場の前、ひな壇前に一旦背を向いて控えるのだが、後見が二人ついてしきりに世話を焼いている。随分場所も取ってるようで、押し出されて揚幕の前に四天王が並ぶ事になり、富樫一行は揚幕を出ていったん四天王を迂回してから舞台上手に進むというちょっと変わったコース取り。吉右衛門は足が悪いと聞いたが、その影響かねえ。

最後の飛び六法は、まさしく館内割れんばかりの拍手。凄かったね。

最後の「すし屋」は一度観たからもういいやと言うことで、銀座に出て、本当の寿司屋で一杯(笑) 

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もうブルガリはクリスマス用のイルミネーションだ。

大手魚卸が経営するチェインの気楽な店だが、職人の教育は行き届いている。大勢職人が並ぶカウンタだが日曜夜は空いている。ちょっと中村獅童を思わせる風貌の職人に、鯛、ブリ、スミイカ下足などつまみで貰い、豆アジは炙りで。握りもちょっとだけ。酢飯の個性は無いが、フラっと立ち寄るには決して悪くはない。ひやおろし飲んでホロ酔加減で帰宅。

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