97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「新橋鶴八 分店」訪問
火曜日の夜。「新ばし しみづ」が3週間ぶりに復活したので、顔出すかと電話したのだが早い時間は満席とのこと。どうするかと考えて「新橋鶴八 分店」に電話。入れるか聞くと「大丈夫です」と太鼓判押すので(笑)会社出て早速向かう。

カウンタにはまだ誰もお客おらず一番乗りだ。

五十嵐親方によると、昼は結構忙しいが、夜はまだ若干客足にバラつきあるとか。それでも営業は順調なようでなにより。

まず冷たいお酒を。本店は菊正宗一本だが、ここの酒はもっと口当たりが柔らかい。銘柄を聞いてみると「加賀鳶」だとか。石川の蔵。能登杜氏の上品でよい酒だ。燗酒用にはまた別の銘柄が置いてあるとか。お通しは蟹味噌の塩辛。珍しいが、これまたお酒に合う。

種札見てつまみを。まずヒラメ。旨味はしっかり乗っている。塩蒸し。もう蝦夷アワビなので小さいですがと。「しみづ」はマダカにこだわって夏場終われば塩蒸し終了だが、本店では煮汁を炒りつけるようにしっかりと身に染み込ませるので、黒アワビでも蝦夷でも独特の香ばしい風味が感じられる。

新聞に載っていた、ニュー新橋ビルを含む地域再開発の話を聞くと、2023年か24年に完成とかで、まだずいぶん先だとのこと。オリンピック後に建設始めるような感じだろうか。

ステンレスの色も新しいシャリ櫃の事など聞いていると、後から常連と思しい男性が入店。「小さいグラスの生ビールは無いのかい?」と尋ねる。分店ではビールは中瓶しか置いてないのだが、「ちょっと借りてきます」と親方がフラッとグラスひとつもって一軒隔てた本店に。すぐにビールを注いで戻ってきた。師匠の店がすぐ横だとなにかと便利だなあ(笑)

ブリもつまみで。びっしりと脂の乗った腹の身。雑味無く噛みごたえがしっかりしているのが天然の風味。隣の客がサヨリの握りを頼んだので、私もつまみで注文。サッと酢に潜らせてから一匹丸ごとを切りつける。もうずいぶんと肉厚で脂も乗ってきている。皮は串に差して軽く炙ってつまみで出してくれるのも本店流儀。

お酒をお代わりすると、ちょっと違うのにしますかと、たまたま置いてあった別の銘柄。名前は失念したがこちらのほうが濃厚でトロっとした甘味を感じる。漬け込みのハマグリもつまみで。これまた酒に合うなあ。

この辺りでお茶に切り替えて握りに。天塩皿が取り替えられる。煮切りを塗らず客が醤油をつけるのも本店同様この店の流儀。キリっとした醤油で食べる寿司もこれはこれでまた美味い。

いつもはマグロの握りで始めるが、たまには変えるかと、これまた新橋鶴八名物の鉄火巻を半分のポーションで頼んでみた。赤身、中トロ、トロをまぜて芯にして中巻の大きさで豪快に巻く。海苔の風味とマグロというのはこれまた結構よく合うのだった。

コハダは肉厚の物をネットリと〆る、新橋鶴八伝来の仕事。ふっくらと米の旨味を活かした酢飯によく合う。トロトロのアナゴも濃厚なツメをつけて。これまた本店と同じ旨味。最後はカンピョウ巻を半分にしてもらった。本店同様に握りの終盤に吸い物が供される。

どれも新橋鶴八のしっかりした仕事を受け継いで真面目な仕事。勘定は本店もリーズナブルだがそれより更に安い印象あり。

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勘定を済ませると、いつも親方が店の外までお見送り。宣伝で写真載せてくれというので、iPhoneでパチリ(笑) このまま安定軌道に乗ってほしいよい店である。

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