97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
大相撲初場所二日目を観戦
先週末三連休、最後の月曜は、大相撲初場所二日目を観戦に両国国技館まで。この三連休は新橋演舞場、歌舞伎座、両国国技館と、まさに江戸から続く娯楽三昧だ。

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国技館は朝8時から開いている。もともと一日のんびり観戦する観光のようなものであるから、昼前に入場。

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初日につづいて満員札止め。相撲人気はやはり復活してきている印象。本日は和装デーと称して和服で来場した人には種々の特典が。

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ネットの「チケット大相撲」で取ったのは、一階一人マス席Aというもの。土俵を取り囲むのは普通、4人用のマス席だが斜めに通路があり、どうしても四人用の四角に取れない半端が出る。ここを3人用とか1人用で売ろうと考えた知恵者がいるんですなあ。しかし半端なスペースがあるので荷物置く事ができて便利は便利。

しかし指定の座席に近づくと、そのちょっと前で、パイプに足かけて立ち、一眼レフカメラを構え、咆哮ともいうべき野太い声で四股名を読んで声援しているアマゾネスのような太った女性あり。これも「相撲女子」なのだろうか。近づくのが怖かったので、しばらく席にはつかない事にして、まず腹ごしらえに二階の食堂「雷電」に。

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ビールとチャンコ定食を。国技館に来ると幾ら食べても良い気がして怖いよなあ(笑) 11時の開店前から店前に並んでいたのだが、開店時間になると、まず一組案内し、次の客を案内するまで一分以上待たせるので、入店できたのは11時15分。まだ店内の席は半分くらいしか埋まっていない。一気に満席になると厨房がパニックになるからかもしれないが、なんとも変わったオペレーション。厨房で料理出しをしているのが一番エライようなのだが、これが煩くいちいち全店員にあれやれ、これやれとひっきりなしに指示を出す。あれが一番効率を阻害している元凶なんでは(笑) 店員は皆愛想よくよい店だが。

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腹ごしらえも終わって座席に。咆哮していたアマゾネスはもういなくなっており助かった。さすがに一階だけあって土俵は実に近くに見える。あまり客がいない幕下の土俵では身体がぶつかる音が聞こえてくる迫力。振り返ると通路には、元ロボコップ高見盛の振分親方が。

場内では、まずiPodでNHKのFM放送を聞いていたが、ゲストの漫画家、能町みね子はとんでもなく力士に詳しい。22年来の相撲ファンで、毎場所、ほぼ全取組を観てるのだとか。凄いもんだ。

歌舞伎では女性の「大向こう」はご法度なのだが、初場所の両国国技館では、むしろ女性の応援の声のほうが多い。取組前に「がんばれー」と声かけるし、贔屓力士が勝つと「よかったぞー」と声がかかる。特に幕下までの力士に、女性の固定ファンがついてるのだなあ。男性の場合の声援は、だいたい酔っぱらったオッサンで、場内の失笑を買う場合多しw

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3時からは館内ラジオ放送は「どすこいFM」に切り替え。こちらはNHK放送とは違って、ゆる~い雰囲気で解説の親方も呑気に喋っており、実に面白い。本日も昨日に続き満員御礼の垂れ幕が。札止めであっても実際の入場数により満員御礼が出るかどうかが違うようだ。

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幕内土俵入りも迫力あり。幕下からずっと取組を見続けて、いつの間にか夕方だ。

千代鳳の休場は、「インフルエンザA型により」というアナウンスで場内が湧く。「何型でもええがな」と思うけれども、お相撲さんは結構生真面目で、診断書に書かれたままをアナウンスしてるんだなあ、きっと。それもまた微笑ましいが。

遠藤は最初の突きで巨漢の碧山の突進を止めてもろ差しになり一直線に攻めたのだが、もう少しじっくりやるべきだったか。しかし碧山は巨漢の割には運動神経と体幹の力があり底知れない力を感じる。

逸ノ城も攻めにあまりバリエーションが無いので、相撲を覚えられてきた。安芸乃島は老獪で、押し合いでは勝てないが、相手の引くタイミングをよくわかってすかさずに押して行く、相手が慌てて出てきたらはたく。上手いね。

豪栄道はもろ差しになって、自ら外掛けにいったのが悪く、身体が浮いて深く両腕を差すことになり、結局、カンヌキに極められてしまった。後知恵ではあるが、前みつにとり直したほうがよかったのかも。

琴奨菊の馬力はやはり大関で勢を圧倒。右を抱え込んで腹を突き出して寄るよりも、はず押しか絞って行くほうに変えたほうがよい気もするがなあ。この一番は国技館で見ていても圧倒的な力の差を感じた。

栃ノ心も、身体は大きいし力もあるのだが、投げの技への対応技術がまだまだダメなんだろう。

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昼前に確保しておいた「鶴竜弁当」を食べて、取組前に鶴竜の勝利を祈願。

しかし、弁当まで買って応援したのに、鶴竜はなんと金星配給。館内に舞う座布団。後ろから座布団が私の頭を直撃( ̄▽ ̄) 鶴竜何やってんだ(笑)

帰宅してNHK中継の録画を見ると、解説ゲストの紺野美沙子さんが取組前に、「鶴竜のフィアンセも金星でしたねえ」と言ってたのだが、鶴竜の敗北に動揺して、「私、変なこと言ってしまって申し訳なかったです」と。相撲界で「金星」は「美人」を意味する隠語だが、もちろん横綱が平幕に負ける事も指す。やはり言霊的には縁起悪かったなあ(笑)

しかし、本日の国技館で一番驚いてがっかりしたのは、砂被り席やマス席最前列くらいに座る年寄りで、白鵬の勝利の後に席をヨロヨロと立つのが結構多かったこと。まだ取組が残ってたのになあ。あと、鶴竜が負けた後、席を立った別のマス席の座布団まで何枚も景気よく投げていたジイさんがいた。座布団投げるなっちゅーに。

しかし、二日目で追う立場になっては、鶴竜の優勝は早くもちょっと暗雲が漂ってきた。終盤までこれ以上取りこぼしなく行ってほしいが。

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コメント
この記事へのコメント
座布団投げ
座布団投げって投げられた数だけご祝儀になるのかと思ってたんですが、いまではその名残だけで意味は無い(むしろダメ)んですねぇ、知りませんでした。
負けた事に対するブーイングって意味じゃなくてご祝儀って意味では理解は間違ってませんでしたが(笑)。
2015/01/15(木) 09:31:33 | URL | taka #xJy3ruYo[ 編集]
座布団は、傷害罪にあたる恐れもあり、投げるなと取組表にもかいてあるんですが、投げるのがいるんですよねえ。
2015/01/15(木) 23:52:58 | URL | Y. Horiucci #-[ 編集]
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