97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
大相撲初場所7日目を国技館で観た
土曜日は大相撲初場所7日目を両国国技館で。さすがにマス席は取れず、二階の椅子A席。

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当日券は朝8時半に売り切れ、7日連続の満員札止め。若貴以来の相撲人気復活とか。いや、もともと相撲に人気はあったのだが、内館牧子の感情的で執拗な朝青龍バッシングや、賭博、八百長問題でのメディアの限度を超えた相撲界全体へのバッシングが、相撲人気を萎縮させてしまったのだが、その影響がだいぶ薄れてきただけなのでは。

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まず二階の食堂「雷電」で一杯。貰った取組表を検討しつつ、まず冷奴をつまみに。そしてチャンコ定食。国技館に来ると、相撲取りの気分が伝染するのか、なんだか呑気な気分になって、のんびりするなあ(笑)

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館内各所には遠藤が永谷園の宣伝を。永谷園は、歌舞伎と相撲の大タニマチだ。日本人ならやっぱりお茶漬けですなあ(笑)

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二階椅子席の二列目というのはなかなか良い席で、土俵も割りと近く見える。ただ最前列に座った斜め前の相撲女子が椅子の先端に腰掛けて、手すりにずっと身を乗り出して見てるので、これが視界の邪魔になる。歌舞伎では前のめり観劇はやかましく注意されるので、歌舞伎座二階の最前列で手すりに手をかけて身を乗り出して見ていたら必ず後ろから注意されるが、呑気な大相撲でそこまで注意するのもなあ。

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巨漢の大露羅(おおろら)は今でも力士最重量なのかな。ロシア出身だが、まだ三段目。身体はあるのに、幕下すら突破できないというのは珍しい。土俵に上がる際に足を滑らせ、自重を支えきれずに転倒。ちょっとモタモタして場内が沸いた。あの体重では歩くのがやっとで、やはり相撲取る余裕無いのでは。

寒風の中、力士の場所入りを見物に国技館南側通路へ。大きなレンズ装着した一眼レフ持つ相撲女子があちこちに。人気力士には大きな歓声が飛ぶ。

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十両輝は二十歳。今売り出し中のイケメン人気力士。女性の歓声も多い。高安はなぜか付き人連れず、一人で寂しそうに場所入り。星が上がってないから元気無いのかね。

場所入りを見物する列中には、頼まれてもいないのに、誰は何時頃来るとか、春日野部屋は近いから歩いてくるよとか大声で語り、遠目に力士を見つけて力士名を連呼する、いわゆる「ウンチク親父」がいて、まあ結構便利なのだが、前にいた親父ではない。代替わりしたのか(笑)。列にいると、9月場所では列の中心でウンチクを語っていた爺様が、何も言わず寂しげに前の方に移動してゆく姿を発見。サル山のボス猿争いのように、「ウンチク親父」の座を巡る権力闘争に敗れたのかもしれぬ。可哀想に。

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常幸龍は休場かと心配されるほど足を怪我したはずだが、付き人と呑気にゲハハと笑いながら場所入り。「常に幸せ」という四股名の通りですな。この日は、蹲踞もままらなない状態で、なんと日馬富士に勝利。相撲は何が起こるかわかりませんな。呑気にやるのが一番かも。

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相撲取りは近くでみると全員冷蔵庫が歩いているような厚みがあるのだが、大砂嵐は特に身体が分厚い。館内だけの放送「どすこいFM」では、この日の大砂嵐vs豪風戦について解説の親方が、豪風は早く懐に入らないと大砂嵐に「バチバチやられて」大変ですよと語っる。豪風は懐に入れず、確かに「バチバチやられて」鼻血まで出して敗北。「どすこいFM」、はNHK放送には無い相撲界の生の声が聞けて面白い。

決まり手を判定する係の親方の話も面白かった。決まり手が分からない時は必死で本を調べるとか、序の口の相撲は紙相撲のようにフラフラ回って何が決まったのかサッパリ分からないとか。

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栃煌山はふてぶてしい表情で、マッチョなオラオラ歩きをするので、ちょっとカタギに見えないが、実は真面目な稽古熱心。上半身は筋肉の塊だ。上位に上がっても場所入りが早い。身体が硬いので怪我が心配。それさえなければ上位に定着する実力あるのだが。

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鹿児島県志布志市出身の千代鳳も若手有望株。相撲人形のようにコロコロ太っているが、猛稽古の賜物で引かれても前に落ちないのが素晴らしい。インフルエンザによる休場から復帰して、この日は初日が出た。

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勢も大人気。ただ、上位に定着する実力は、ハッキリ言ってまだ無い。三役とやると、善戦するが最後は相手十分になられて負けるケースがほとんど。もう少し頑張ってもらいたいなあ。

この日、近くの椅子席には外国人の家族複数がおり、日本在住らしく、数名の子供たちが「勢」と書かれた漢字パネルを掲げて「イ、キ、オ、イ~!」と大声援。しかし負けてしまった(笑) 上位戦が一巡したら下位に取りこぼさないようにして負けを最小限に抑えなくては。

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隠岐の海も人気のイケメン力士。大きい。しかし逸ノ城はもっと大きいのだった。 「逸ノ城! 今日も応援に来たよ~!」
と手を振る女性ファンに観客が湧く。

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幕内土俵入りの後、「満員御礼」が出た。初日から7日連続。相撲人気の確かな復活を感じる。中入り後になると館内が騒然とするのであまり聞こえないが、幕下までの館内では、贔屓力士にかける声は女性のほうが多い。歌舞伎の大向うは女性ご法度なのだが、大相撲は鷹揚なところがあって、女性が声援しても大丈夫。写真も撮り放題。昼間から酒飲んで観戦するのが普通。横綱が負けた際、「座布団を投げないでください」とアナウンスがあるが、皆、気にせず投げている。相撲自体は神事でもあるが、呑気で鷹揚な興行でもある。内館牧子が偏執狂の如く細かいことで朝青龍を叩きに叩いていた事のほうが、まったく相撲の伝統に反する異常な事だったのだ。内館もやくみつるも相撲に帰ってくるなよ(笑)

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鶴竜vs遠藤の対戦にかかった懸賞は多い。遠藤は、立ち会いの圧力は以前よりも増して進歩の後が見える。よい事。しかし、引くよりもマワシを取って攻めるべきだったのだなあ。鶴竜に敗北。もっとも一場所一場所が勉強だ。来場所の白鵬戦では、掌底のような張り手で、白鵬を失神させるような最初の一発をかましてほしい(笑) かち上げは白鵬のほうが背が高いので効かないだろう。

白鵬は高安に勝ったけれども、立ち会いは昨日の遠藤と同様、まず張り手。威力なかったが、右のかち上げも入れて活路を開こうとしていた。土俵際で前に落ちて一瞬危ない時もある。地力に徐々に衰えが来ているのは、本人が一番わかっているのでは。そこに前日のような遠藤コールが来ると腹が立って、遠藤に張り手したりするんだなあ。大鵬さんが角界の父ですというが、部屋の師匠への敬意は無いのか。懸賞金受け取った後のガッツポーズも、朝青龍が左手で受け取るよりもずっと品格無く見苦しい。誰か注意しないのかねえ。

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冬の本場所は打ち出し後に外に出ると、外はもうとっぷり日が暮れている。跳ね太鼓を聞きながら帰宅。

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