97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
50年ぶりの遭難機発見と「アンデスの聖餐」
1961年に消息絶った航空機、アンデスに残骸という見出しを見て、最初は昔「アンデスの聖餐」として知られたあの事故機が見つかったのかと思った。アンデス山脈で遭難した飛行機の乗客が、救助が来なかったため、雪山で70日間も乗客の遺体を食べて命をつないだという有名な事故。しかし考えてみると、救助を呼びにいった者達が成功し、生存者は救出された訳だから、残骸が見つかってないはずはない。

確認すると、「アンデスの聖餐」と呼ばれたのは、ウルグアイ空軍機571便遭難事故なのだがこれは1972年。報道によると、この見つかった残骸は、1961年にアンデス山脈で消息を立ったチリの航空会社の機体なのだという。

周りには白骨も見つかったというが、結局救助は来なかった。墜落当時にまだ生存者がいたとしたら、救助を待ちながら、凍死、あるいは餓死したに違いない。なんとも無残な話。アンデス山脈にはまだまだそんな事故機が人知れず眠っているのでは。

「アンデスの聖餐」については、ドキュメンタリー映画にもなったが、「アンデスの聖餐」「アンデスの奇蹟」などの著作も出ている。自らの生存のために屍者の死体を食料とすることは認められるか。極限状況下においての生と死を巡って当時は実に議論を巻き起こした悲惨な事故だった。

関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック