97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
大相撲春場所前半戦を振り返る
先週の日曜から大相撲春場所が始まっており、毎日録画で観戦中。

大阪場所は昔から「荒れる春場所」と言われるが、初日の割が決まった後で横綱鶴竜が休場を発表するという、波乱の幕開き。

力士会で白鵬に「犬じゃないんだから吠えるな。いいな。」と叱られた琴勇輝と、同じく仕切り中に「ホウ!」と気合入れる千代鳳が初日に「ホー対戦」するという珍事もあったが、NHKアナウンサは、この話題にはなるべく触れたくない様子。ただ解説、北の富士さんの口を封じることはできないのだった(笑)

千代鳳は遠慮して声を出さなかったが、琴勇輝はいつも通り、立合い直前に「ホー!」と咆哮して場内の大歓声を。ある意味ケチつけてくれた白鵬のおかげで認知度アップ(笑) 先場所の審判部批判以来、白鵬に対するファンの観る眼が若干変わってきたのではと感じる。

白鵬は白鵬で、懸賞金受け取りの所作に対する批判を知りながら、今場所から毎日ガッツポーズのように振り回すことに決めたようで、まったく改める気はないことを態度で示している。不知火型の横綱土俵入りで、せり上がり前のチリを切る所作を、批判を受けながら自分流を押し通してるのと似てるよなあ。「大鵬さんが」とか「相撲の神様が」とか口では言うのだが、神事たる相撲の伝統側面とは違ったところに居る、誰よりも強いが異質の横綱なのだ。

遠藤は先場所から立合いの当たりの威力が増している。まだ星には結びついてないものの今場所の成長楽しみだったのだが、5日目の松鳳山戦、攻めこまれて小手投げを打ち、勝ったものの左足の上に松鳳山の身体が倒れこみ膝の靭帯損傷で休場。松鳳山のような固太りの、身体が硬い力士が足元にドーンと倒れこんできたら危ないよなあ。しっかり直して再起してほしい。

栃煌山は、仕切りで両手を下ろしてから、何度も身体を前後に揺すりながら前に徐々に出るような独特の間合いの立合いをするのだが、二日目に対戦した日馬富士は、その間合いに付き合う気は最初からなく、まず突っかけて栃煌山を土俵外に突き出して取り直し。次の立合いでも同じく自分の間合いでズズズイと身体をゆすろうとする栃煌山が両手を下ろした瞬間に立って、立合い成立。泡を食った栃煌山は一気に押し込まれ、最後はダメ押しの突き出し。

あの立合いは確かに相手を待たせて感心しないが、根が真面目な栃煌山は、この日馬富士の一喝に萎縮したか、翌日の白鵬戦では身体揺するのを止め、先に両手をつき、横綱が立つのを受けて待つ。勿論勝てるはずなくあっけなく負けてしまった。上位との立合いに迷いが生じないとよいが。

大関陣は稀勢の里が初日からあっけなく2連敗。他の大関は序盤好調なスタートと思われたが5日目から連敗。今場所も期待できない。

中日までを総括すると、横綱の鶴竜、関脇の隠岐の海が休場。日馬富士は中日に栃ノ心に負けて二敗。大関陣は、琴奨菊が二敗。稀勢の里と豪栄道は三敗。遠藤も大怪我で休場。元気なのは、照ノ富士と安美錦くらい。前頭筆頭の逸ノ城は上位との対戦を終えて四勝四敗の五分。後は下位との対戦だから、三役復帰に向けそれなりに星は残すだろうが優勝争いには加わらないだろう。

大本命の白鵬は、序盤こそちょっとバタバタした相撲があったが、ほぼ盤石。 結局、今場所も13日目かその前に優勝決まるのでは。白鵬が強いのも事実だが、他の力士もふがいないなあ。



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