97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「新橋鶴八分店」訪問
先週末だったか、特に予定もなく部屋でのんびりしてると携帯に電話が。「新橋鶴八分店」から。最近ブログも更新されてないし、寿司屋にも行ってないみたいですが、体調とか悪いんですか、大丈夫ですかと。仕事の会食などが立て込んだりしてたから、そういえばブログ更新も寿司屋巡りもしばしお休みしていたのだった。しかしブログ更新しないと寿司屋から電話があるというのも珍しいな(笑)

という訳で、火曜の夜は「新橋鶴八分店」で一杯やろうかと、夕刻に電話するとなかなか出ない。寿司屋に電話する際は立て込んでる営業時間は避けるが、だいたい4~5回鳴らして出なければ切ることにしている。それでは「新ばし しみづ」をトライするかと電話するも、何故かこちらも出ない。続く時は続くねえ。その後10分ばかり別の用事でバタバタして、では「新橋鶴八本店」に電話しようかと再度iPhoneを持つと「分店」からの着信履歴が。

かけ直してみると今度は直ぐに繋がった。なんでも玉子を焼いていたとのこと。空いてるというので仕事帰りに立ち寄り。ニュー新橋ビル二階に上がると店の扉が空いており、五十嵐親方が店の前に居て「お待ちしておりました」と店に招き入れてくれる。本日は妙にサービス良いなあ(笑)

カウンタにはまだ他にお客さん無し。これからだという。後で二組入店。

加賀鳶純米吟醸の冷酒を飲みつつ、まずつまみを。お通しはホタルイカ。

親方が先日来たお客さんの名刺を見せてお知り合いではと聞いてくる。確かに会社名に覚えあり。他のお寿司屋さんでも何度かお目にかかったっけ。

ヒラメはまだ旨味あるが、もうそろそろカレイが出ており変えるかもしれないとのこと。アワビ塩蒸しは、もう形が小さく限界の由。小型でも煮貝特有の香ばしい香りと旨味はあるが、初夏になるまでしばらく置かないかもとのこと。本店は、どの種も追いかけてしぶとく置いてあるが弟子の「しみづ」では旬が過ぎるとどの種も直ぐに終了となる。寿司屋でも種の揃えに対する哲学は色々だ。

アジもだんだんと身も厚く旨味も出てきた。軽く酢に潜らせてから切りつける。漬け込みのシャコは鶴八系伝来の仕事。ハマグリも本店同様の旨味あり。春は異動の季節で宴席も多く酒が続いていたが、ハマグリは肝臓に薬として染み渡る気がする。

合間に出してもらった鯛の酒盗も、爽やかで酒に合って旨い。妙にショウガが旨いなあと思ったら、もう新ショウガなんだとのこと。甘すぎるのも酸っぱすぎるのも好きではないが、この店のショウガは程がよい。

この辺りでそろそろ握りに。「新橋鶴八」でも「しみづ」でもお酒飲んでつまみ頼んで、握りまで食しても1時間程度で終了するが、この店でのんびりやると結構時間が過ぎている。五十嵐親方によると「うちは癒やしの店ですから(笑)」との事。 

柳橋美家古から神保町鶴八を経由して新橋鶴八に伝わった技を、長く修行した腕のある職人が握る真っ当な江戸前寿司の店。たまたまこの日の客はオジサンばかりだったが、妙な威圧感もないし、「癒やしの店(笑)」で居心地もよいから、女性や若いお客がどんどん増えてもよい気がするが。

お茶を貰って握りは、赤身、中トロ、コハダ2、穴子1、カンピョウ巻。ふっくらと米の旨味を感じる酢飯は「本店」譲り。仕事した種はまったく遜色のない出来。分店に来出した頃は、お好みであれこれと、握りも種を試していたが、最終的には「本店」で頼むのとだいたい同じものに回帰するなあ(笑)

勘定を澄ませて見送りをうけ、「また来るよ」とホロ酔いの上機嫌で店を出る。疲れていたので、結局タクシー帰宅。

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