97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「007 スペクター」を観た。
「007 スペクター」を観た。



最初のメキシコシティ「死者の日」のシーン。延々とワンショットで撮られたようなカメラワークが印象的。特に屋根の上を動いて行くボンドを上空から俯瞰しつつ追ってゆく映像は圧巻。

ダニエル・クレイグが主演になってからのボンド・シリーズは、ダークでシリアスなトーンが妙なリアリティを醸しだしているのだが、本作は若干昔のシリーズの雰囲気が復活した感あり。ダニエル・クレイグ・シリーズはジェームス・ボンドが「007」になってゆく過程を追体験するような仕掛けになっており、その点本作で007が成熟して完成したということかもしれない。素晴らしい車と酒と女が出て来て、超人的なスパイが世界中を巡る男の童話的世界。

疾走感あふれるスリルとアクション満載で、148分もあっという間。「スペクター」は、今までのボンドに襲い掛かった敵全ての黒幕だという事が台詞で説明されるだけで、その悪の巨大さというものがあまり感じられないのがちょっと残念。「君が今まで戦ってきた敵の黒幕は全て私だったのだよ」と言葉で言われただけでは、「はあ、そうですか」と素直に納得する訳にはゆかないのだけれども。「007/スカイフォール」にも何か伏線があったのか、今度BR見直さないと。

血も逆流するような裏切りなどの大どんでん返しが無いことも影響しているのかもしれないが、悪漢役もちょっと迫力にかける印象も。モロッコにわざわざ建てた秘密基地が、ボンドのスパイ小道具ひとつで壊滅するというのもちょっと間抜けな感じがあるよなあ(笑)

ヒロイン役は、個人的にはあまり感情移入できなかったかな。しかしダニエル・クレイグは相変わらず格好良い。まるで本作でシリーズ終了かのようなエンディングだが、エンドロールの最後にはいつもと同じ「James Bond will returu」と出る。ダニエル・クレイグもあと一作契約が残ってるとどこかの記事で読んだが。

しかし、全体として大変面白いスパイ・アクション物としてきちんと成立している。DVD出たら買うな。


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