97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「新ばし しみづ」訪問
今週の火曜日、当日予約で「新ばし しみづ」訪問。

清水親方は誰から聞いたか「つかささんには、あれから連絡つかないですか?」と心配する。「つかさ」の高橋親方とはマグロを引いていたフジタ水産が同じで、清水ご夫妻で休みの日に「つかさ」を訪問したと聞いたこともあった。フジタ水産の藤田社長も閉店は知らなかった由。そもそも藤田社長にメールで教えてもらって通い出した店だから妙な気分。河岸の仲卸に来店する時間が随分遅くなっていたとは聞いた。

「新橋鶴八30周年」で伝説の師岡親方にお会いして以降、なんだかちょっと「憑き物が落ちた」ような達成感があって、このところ寿司屋通いの回数全般が減ってたところにもってきて、最近は「新橋鶴八分店」ばかり行って応援してたからなあ。勿論、寿司屋は大勢の顧客ベースがあって初めて「ゴーイング・コンサーン」として成り立つ訳で、私如きの来店頻度など何の関係も無いのだが、やはり、もっと行っておくべきだったと幽かな苦い自責に近い念を抱きながら、お酒は常温、お通しのなめこおろしを食するのだった。

「高橋親方は叩き上げの職人で、人当たりもよかったけど、簡単に弱音を吐くような男でもなかったんだよなあ」と述懐すると、清水親方は「私なんかすぐに弱音吐きますよ」と冗談めかして。しかし前回膝で入院して一月以上店休んだ時だって、その期間の事前の予約は取らずに空けていたらしいが、入院なんて話は聞いてなかったから、実は同じような感覚あると思うけれども。

「アド街」の事を話すと、師匠の「新橋鶴八」本店や分店、「久」が出るなんて知らなかったとのこと。「しみづ」も出たら「新橋鶴八」系の店が勢ぞろいしたのにと残念がると、そんな事なら出演したのに、弟子の摩宙君がロクに話を聞かずに勝手に断りやがったんですよと、また面白い事を言う(笑)

つまみはまずヒラメ、上質な脂、旨みあり。昆布〆も。昆布の旨みが白身に当たるとなんだかしみじみするなあ。タコは歯応えある旨み。サヨリ、牡蠣塩辛風。徳利が岩石風で重いので、なんだかどれだけ残量があるか不明なのだが、適当なところでお代わりを。

サバはネットリとなるくらいの〆。赤貝も爽やかな磯の香。漬け込みのハマグリを貰い、最後はスミイカと赤ウニをぐい呑みに盛り合わせて。

このあたりでお茶に切り替えて握りに。まず赤身、そして中トロ。どちらもシットリした柔らかい旨み。強い赤酢の酢飯ともピッタリ。コハダは厳しい〆。新橋鶴八のネットリした〆よりも、更に先へ行く。だがこの強い酢飯には実によく合う。寿司に慣れ、酢飯の違いが判る人ならば、このコンビネーションに素晴らしいマッチングを感じるだろう。

アナゴは柔らかい煮上げだが、脂よりも旨みのほうが印象的。カンピョウ巻も〆にふさわしい味。やはり鶴八系では最後は鉄火巻ではなく、カンピョウ巻だよなあと思う次第。いやいや、勿論好き好きなのですがw



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