97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
大相撲初場所千秋楽 琴奨菊の優勝
先週の日曜、大相撲初場所の千秋楽を観戦に両国国技館まで行ったので記録の写真日記を。乗ったタクシーの運転手が「相撲観戦ですか?」と聞くので、琴奨菊が優勝するから見逃してはダメだよと力説。すると運転手も乗り気になって、「じゃあ夕方は早めに食事休憩取って、カーナビのTVで観戦しますよ」と(笑)

国技館に到着したのは10時半。チケット大相撲で千秋楽のチケットを争奪した時は、白鵬の優勝が既に決まっているのではと心配したが、琴奨菊が優勝を決めるその日にやって来れたのはラッキー。 琴奨菊よ、豪栄道に勝つのではない。自分にさえ勝てば、天皇賜杯は自ずからその掌中に収まるのだ。

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人で混雑する前に、記念の琴奨菊Tシャツをゲット。優勝しなかった場合は無駄になってしまうが、優勝したその日に国技館で買ったというよい記念。ただ、考えてみると、こんなデザインのシャツはあんまり着る機会ないよなあ。

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席は向こう正面の二階椅子A席。

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幕下以下の取組では、既に成績優秀者同士の優勝からみの勝負は13日までに終わっており、それで決着しなければ中入前に各段の優勝決定戦が。今日は二段目と幕下かな。その他は、いわゆる優勝に関係ない者たちの消化試合。勿論、本人達にとってはこの勝ち負けが来場所の番付を左右するのだが。

ということでまず二階の食堂「雷電」で、ちゃんこ定食食して腹ごしらえ。もう千秋楽で、次にここに来るのは五月場所だ。

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十両の取組最後に英乃海が十両優勝を決める。その後、千秋楽の協会ご挨拶。

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幕下優勝決定戦は8名が同点という大激戦。期待の宇良が登場。3回勝てば優勝だが、2回勝って決勝で惜しくも敗退。幕下八枚目で6勝1敗。今場所は十両からの陥落が少ないので、おそらく来場所は幕下上位で十両入りを伺う番付まで上がるだろう。

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幕内土俵入り。琴奨菊には万雷の歓声。

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本日も満員御礼が出た。

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横綱土俵入りの後、幕内の取組に。

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逸ノ城、は相変わらずフワーッと立って、体に全く力が入っていない。自分から後ろに歩いて土俵を割った印象。心優しい魁聖は「おかしかったですね。どうしたんですかね」と後で心配したそうだが、魁聖自身も10敗もしており、人の心配している場合ではないのだった。

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そしていよいよ「これより三役」。

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この直後がいよいよ本日最大の大一番、琴奨菊対豪栄道。

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琴奨菊は立合いの踏み込み良く、直ぐに左を差し、右を抱え胸を密着させて豪栄道を押し込む。胸を合わせて圧力がよく伝わり、前に倒れない。土俵際まで詰まった豪栄道が粘ろうとするところを右からの突き落とし一閃。まったく危なげない相撲。

琴奨菊の優勝が素晴らしいのは、日本出身力士だからではない。大胸筋断裂や膝の大怪我などで見舞われたカド番を何度も切り抜け、三横綱を全て倒しただけではない。役力士全てに勝利という素晴らしい達成。唯一の負けが子供の頃からのライバルだった平幕の豊ノ島だったというのもまた語り継がれる物語。

実に立派な優勝を見せてもらった。

豪栄道は好きな力士だ。関西でいう「ゴンタ」な子供がそのまま大人になったような風貌。勝っても負けても、肩で風切って歩き、負けた言い訳は一切しない。前日の物言いでは行司差し違え敗戦。本人が髷など掴んでいない事は一番分かっており腹が立ったに違いないが、「そういうもんだ」と。どすこいFMによるとかなり深刻な怪我が続いているらしい。しかしここまで負けが込むと哀愁を感じざるをえない。ご当地来場所の奮起に期待。

優勝の興奮がまだ渦巻いているうちに行われた結びの一番、白鵬の負け方はあまりにもあっさりして、ちょっと変だった。しつこく日馬富士コールしている連中が館内に居たので、心が折れたんではと心配になる。あるいは何か体調が。

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弓取り式の後で観客全員が起立して君が代斉唱。天皇賜杯拝戴式と優勝旗授与。内閣総理大臣賞授与の後で優勝インタビュー。琴奨菊の、ケレンの無い素直で明るい人柄がしのばれる実に良いインタビュー。幕内最高優勝を達成したこの月末には結婚披露宴が。まさに人生最良の時だ。

NHKアナウンサーは、「日本出身力士の10年ぶり優勝」について控え目に水をむける。そして琴奨菊は、「たまたま僕が優勝出来たのが節目だっただけ」と控え目に応える。そうだ、まさにその通りだ。モンゴル出身だろうがグルジア出身だろうが、お相撲さんたちは、大相撲の伝統を日本の地で共に生きる仲間なのだから。

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三賞表彰式の後は出世力士手打ち式で観客も起立して三本締め。そして神送りの儀。これにて初場所千秋楽打ち出し。素晴らしい国技館での観戦だった。

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帰宅してNHKの録画チェック。琴奨菊が優勝決め、花道下がった後の通路には豊ノ島が待っており、「おめでとう」と祝福したところが映っていた。子供の頃からのライバルで、たった一人琴奨菊に土をつけた豊ノ島は、インタビューで「誰よりも嬉しく、誰よりも悔しい」と。実に良い話で感動的な優勝が締めくくられたのだった。

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2016/01/27(水) 12:41:30 | | #[ 編集]
相撲が純粋に好きですと、力士の出身にはあまり拘りなく、強い者は強いなあとその相撲を愛でる訳ですが、やはり10年ぶりと聞くと、何故だったんだろうと不思議な気もします。

しかし、琴奨菊のこの素晴らしい優勝で、まだ優勝経験のない他の力士も、覚醒してくれるんではないでしょうか。特に、いつも応援してる者をガッカリさせる稀勢の里ですがw

そうか、琴奨菊Tシャツその場で着てもよかったですが、国技館内は割と寒い感じでTシャツ一枚はなあw
2016/01/28(木) 04:58:06 | URL | Y. Horiucci #-[ 編集]
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